九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

国民を舐めきった男             あんころもち

2012年06月30日 01時19分46秒 | Weblog
 29日の首相官邸デモは、10万を軽く越えて20万に迫る勢い。
 さすが NHKも無視できず7時台のニュースで報じたがたたの10秒前後。
 一方ネットのUSTREAM は私が見ていたところで常時1万2千前後が視聴、6時からの延視聴者は十数万人。
 (複数の動画が中継されていたので総数ははるかに多くなる)

 それに対する感想を訊かれた野田、「大きい音だね」という国民を舐めきった返答。
 どうやらこの男、耳は聞こえるようだが、それの意味するところをまったく理解できない頭脳の持ち主らしい。
 それに国民の痛切な声を「音」とはまさに傲慢きわまる言い草で到底許せるものではない。

 加えて、政府は凍結していた整備新幹線計画の実施を表明。自民との取引条件だったことは明白。三兆に及ぶこのプラン、そのための増税だったといわれても仕方がないタイミング。

 これで「コンクリートから人へ」も消え失せて、民主党のマニフェストとやらいうもので残っているものは綺麗サッパリなくなった。

 これぐらいなら自民党のほうがわかり易かったというのは私の周辺の声。
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      《原発再稼働許すまじ》官邸包囲行動の実況中継が始まります        只今

2012年06月29日 16時03分37秒 | Weblog
   〔OurPlanet TV〕→  カンパで調達したヘリコプターが上空から撮影。
               ※ 実況すると、電波法違反で逮捕との情報も流れていますが…。

   [ユーストリーム][レイバーネット日本]→ 16時~20時まで。

               ※ NY領事館前の抗議行動に坂本龍一さん参加しているとの情報。
               
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保安院の大罪(73) 日本、この腐った国家社会  文科系

2012年06月29日 00時31分52秒 | 国内政治・経済・社会問題
 民主党主流の変質を振り返ると、彼らのマニュフェストを棄てさせたのが官僚たちだと分かり、彼らこそ現日本最大の権力者だと分かってくる。そして、その最大権力者が、どうしようもない腐敗臭を漂わせていることがはっきりしてきた。

 福島原発事故原因に少しでも地震が関わっているならば、原発の耐震規範を作った官僚たちが業務上過失致死傷罪とか財産権の侵害とかの罪に問われないわけがないはずだ。地震による破損状況は、まだ全く非公表が貫かれている。国民に対する巨大な、正に大罪中の大罪の可能性がある問題である。本来ならば、東電がどう言おうが検察が乗り込んで破損原因を確かめなければならないところではないか。これを問わないなどということは、国家権力行使業務に不可欠な重大責任の自覚を今後に向けて麻痺させるにも等しいやり方ではないだろうか。こんなふうに権力が腐敗していく時は、恐ろしい被害がこれからもっと出てくることを意味していると思う。

 そんな今、経産省とは別の所でだが、また同様のことが起こった。経産省のこんなやり口を裁くべき社会的正義を司る法務省・検察官僚が確信犯的に二重の犯罪を働いたのである。今朝の新聞の見出しで言えば「陸山会捜査報告 田代検事不起訴に」「最高検 虚偽記載 故意認めず」
 ある人を裁くべしと申し出る権限を与えられた役所がその申し出の証拠書類の中に虚偽承知という記載をした。それでいて「記憶が混同していた」などと言い逃れる人間を組織として済ませていくように、ことを処理したのである。人を罪に問う理由を捏造した社会正義の代理人が、「記憶が混同した」?! 日本国家とは、こんなことが許されていく所なのか!?「謝って済むなら警察はいらん」という言葉があるが、その警察を指揮するような国家機関が「記憶が混同して、誤ってしまった」と身内の問題を処理して済ませるとは、呆れてものが言えない。

 その上にこの事件にはさらに加えて、こんな出来事もあったから、深刻な根の深さを思はないわけにはいかない。時の法務大臣、小川敏夫が辞めさせられることになって、その時にこんな爆弾発言を残しているのである。
「こういう検察に対してきちんと仕事をやりなおせという指揮権発動をしようとして、総理大臣に相談した。すると、あっという間に、辞めさせられることになってしまった。本来は首相に相談しなくても法相だけでやれる事項であって、そうしようと思っていたが挫折させられてしまった。残念だ」
 ちなみにこの小川氏は、検事、弁護士、裁判官という三つの職業体験を持ち、政治家としては稀有な人物だった。法相の指揮権発動権限、内容について、首相よりも遙かに専門性がある人物だったのである。首相では制御できないから、有無を言わせず権限を剥奪したということであろう。

 さて、人の悪事には当然、軽重がある。村木厚子(捏造)事件では検察がフロッピーディスクの改ざんをした。今度は、検察の起訴が甘いと審査する機関に検察が出した証拠資料をより厳しい内容に組織ぐるみで改ざんしておいて、「記憶が混同していたのだから、この程度の懲戒でよいだろう」? さらには、「これでは国家社会への国民の信頼が崩れる」と問題にし始めた法務大臣が、訳もはっきりせぬままに首?? 法務大臣を首にした時の首相をも含めて、腐った国家社会と言うしか言葉がない。
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消費税社説を読み比べる     大西五郎

2012年06月28日 08時58分03秒 | Weblog
大西さんから送られてきたものを転載します。   らくせき


「政冶が決められた」を歓迎 27日の全国紙の社説、果してそうか?
               2012.6.27 JCJ 大西 五郎

各紙一斉に消費増税可決を歓迎

 社会保障と税の一体改革関連8法案が26日衆議院で可決されました。
民主党案の民・自・公三党修正合意で可決できたことを27日の全国紙は社説で
「『決められない政冶』がようやく一歩、前に進む」(朝日)、
「与野党の足の引っ張り合いから脱却し、『決める政冶』への一歩となった」(毎日)、
「『決められない政冶』に決別し、参院で法案を確実に成立させなければならない」(読売)、
「『決める政冶への一歩として評価したい』(日経)、
「社会保障の安定財源確保に消費税増税は避けられず、法案の衆院通過は評価したい」(産経)と一斉に歓迎しました。

「小沢反乱」を一斉に非難

 また各紙社説は小沢グループが三党合意案に反対し、消費税増税法案の衆議院本会議での
採決では57人もの反対票が出たことについて、「野田首相が『政冶政治生命をかける』と
まで言った法案に反対した勢力が、このまま同じ党にい続けるのはおかしい。
首相と小沢氏はこの際、きっぱりとたもとを分かつしかない」(朝日)、
「今回の小沢元代表らの行動に大義は乏しい。
元代表のグループは『増税する前にすることがある』『マニフェストを守れ』という。
だが、予算の無駄遣いをなくすなどして最終的に16・8兆円の財源を捻出すると
約束して政権交代を果してからもう3年近くなる。この間、元代表らは
どれだけ無駄の削減に努力したというのだろう。そもそも前回衆院選のマニフェスト作りを主導し、
『政権交代すれば財源はいくらでも出てくる』とばかりに財源論を放置したのは
小沢元代表と鳩山由紀夫元首相だ」(毎日)、
「小沢氏は表向きは『国民の生活が第一』の政権公約(マニフェスト)にこだわる姿勢。
鳩山元首相も『マニフェストにまるでなかった』として消費増税法案に反対し、
オーナー気取りで離党は考えないという。鳩山氏こそ、実現性の乏しいマニフェストを主導し、
国民を欺いてきたことを猛省すべきだ」(読売)、
「野田佳彦首相は『厳正な処分』を明言した。除名を排除すべきではない。
ここで腰砕けになってはせっかく衆院を通過した法案の参院での審議もおぼつかない」(日経)、
「首相が法案成立を前進させた意義は小さくないだけに、法案阻止を唱える勢力を党内にとどめることは、
これまでの論議の蓄積を無にするものである。首相は除名処分を決断し、
『決められない政冶』からのさらなる脱却を目指すべきだ」(産経)などと、
三党合意に反対するのは怪しからんという論調です。

中日新聞は「決めない方がましなこともある」

 これに対して「有権者のやり場のない怒りは、どこにぶつけたらいいのだろう」の
書き出しで始まる「政権選択の苦い教訓」と題する中日新聞の社説は、
「決められる政冶になった」と一斉に喜んでいる全国紙とは違った論点を提示しています。
 「本格的な少子高齢化を迎え、社会保障制度を持続可能なものに抜本的改革する必要はある。
国の借金が1千兆円にも上る財政状況に対する危機感も首相と共有したい。
いずれ消費税増税が避けられないだろうことも理解する。しかし、引き上げることは
ないと公約した消費税の増税法案を、衆院選を経ずして成立させてしまうことは、
民主主義の明白なルール違反にほかならず、納得がいかない。
 もちろんマニフェストは万能ではなく、一文字たりとも買えてはならない『聖典』ではない。
加えて日本政冶は代議制民主主義だ。状況の変化に応じて公約と違う政策を、
選挙を経ずして進めなければならない場合もあるだろう。例えば、原発政策。
民主党マニフェストは『安全を第一として、原子力利用について着実に取り組む』と推進の立場だが、
菅前内閣以降、十分とは言えないものの『脱原発依存』路線に転換した。
それを公約違反と責め立てる人はまずないだろう。原子力の「安全神話」が崩れ、
原子力ムラの利権構造が白日の下にさらされたからには、政策転換は当然だからだ。
 しかし、首相が消費増税の前提とする少子高齢化は突然始まったことではない。
増税路線への転換は、税金の無駄遣いをなくす努力を怠り、官僚支配を突き崩す政治生命を
懸けた熱意が足りなかったことの当然の帰結である。少子化は言い訳にすぎない。」
 「民主主義では結論とともに手続きも重要である。国民の理解を得るための手順を
欠いた政策は、それがたとえ国民に必要だとしても理解や同意は得られないだろう。
首相がもし消費税増税が日本の将来に必要だと思うなら、自公両党と組んで
中央突破を図るのではなく、面倒でも手続きをやり直す労苦を惜しんではならない。
首相が今すべきは小沢一郎元代表ら民主党内造反議員の処分ではなく、
『国民会議』で一年以内に結論を得る社会保障改革の全体像が決まるまで
消費税増税法案を棚上げするか、衆院を解散して国民に信を問うことだ。」
 「三年前の暑い夏、高い期待を担って誕生した民主党政権が今、国民の眼前にさらすのは、
自民党に同化していく無残な姿である。首相はそれを『決められない政冶』からの脱却というが、
指弾されているのは、既得権益や官僚支配など『変えるべきことを決められない政冶』打だ。
公約違反の消費税増税など決めない方がましだ。」

 このように各紙が一斉に消費増税に三党の足並みが揃ったことを「決められる政冶」に
なったと慶んだのとは違う、冷静な視点で論じているのが光っています。
そして最後に白紙委任ではないと読者に呼びかけています。
 「マニフェストは完璧ではない。本当に実現できる政策かを見極め、
選挙後も実現状況を監視する。白紙委任してはいけない。法案への賛否が
議員の最も重要な政冶行動である。各法案への投票行動を詳しく知る必要がある。
政策で議員や政党を選ぶ。公約した政策を実現しようとしないのなら、
次の選挙では投票しない。この循環を完成させない限り、日本の民主主義は前に進まない。」
 「有権者が投票する際の材料を十分に提供するのは、われわれ新聞の重要な仕事だと
肝に銘じたい」と、結んでいます。

 中日新聞の社説紹介が長くなりました。他紙が「決められる政冶ができた」と
表面上だけを見て喜んでいるように思えますので、「果してそうか」を提起した視点が
重要と思ったからです。
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福島一号機で過去最大の放射能が! それでも原発?    あんころもち

2012年06月27日 22時31分10秒 | Weblog
福島第一1号機、建屋内で過去最大の線量計測
(読売新聞 - 06月27日 20:37)

 東京電力は27日、福島第一原子力発電所1号機の原子炉建屋地下で、建屋内では過去最大の放射線量となる毎時1万300ミリ・シーベルトを計測したと発表した。

 作業員の年間被曝(ひばく)限度である50ミリ・シーベルトにわずか約20秒で達し、約6分で嘔吐(おうと)などの急性症状が出る。廃炉に向け、建屋地下では汚染水の漏えい場所の特定や修復が必要だが、東電は「作業員が入れるレベルではなく、ロボットを使った難しい作業になる」と話す。

 計測は、配管が通る1階の貫通口から内視鏡と線量計を入れて実施。地下階には、格納容器下部の「圧力抑制室」があるが、カメラでは損傷は確認できなかった。汚染水の深さは約5メートルで、線量は地下階に入った段階で約30倍の毎時625ミリ・シーベルトにはね上がり、汚染水の水面近くで最高を記録した。2、3号機の建屋地下階の10倍以上の線量になる。東電は「1号機は炉心損傷が最も深刻で、放射性物質が地下に多く流れ込んだ」と分析する。

   =========================================

 福島はまだ終わっていません。
 それどころかまだまだ予断を許さない段階です。
 それなのに、各電力会社は原発の継続を主張し、大飯は早々と再稼働。
 29日には最大規模の抗議を!
 
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北朝鮮の人は中国が嫌い?    らくせき

2012年06月27日 19時48分29秒 | Weblog
最近の日中共同の世論調査では、日本人の中国嫌いが増えているとか。
この中国嫌いは、北朝鮮でも同じらしく、韓国・中央日報に
こんな記事が載っていました。

元駐平壌英国大使のジョン・エバラード氏は25日、
米ワシントンのブルッキングス研究所で行われた懇談会で、
「北朝鮮住民は中国を最も嫌っている」と述べ、
北朝鮮住民の中国嫌悪について語った。
懇談会はエバラード氏の北朝鮮滞在記の発刊を記念して行われた。
エバラード氏は、中国から膨大な物質的支援を受けている北朝鮮住民の
中国嫌いについて、「中国人は横柄だ」と考えるなど強い独立意識が
背景にあると分析した。

米国については、北朝鮮はたびたび「米帝国主義」などと敵対的な宣伝文句を
使用するものの、一般住民はそれほど敵対的ではなく
「米国が実際に北朝鮮を攻撃すると考える住民もそれほど多くはない」と話した。
また、北朝鮮は韓国を米国のかいらいと認識しているため、韓国が北朝鮮を
攻撃するとも思っていないだろうと語った。

アヘン戦争から1世紀半ほどが経って、ようやく中国が
本来のパワーを持ち、自信を取り戻したようです。
ご先祖たちは、こういう中国と永いお付き合いをしてきたのでしょうね。
アメリカという強い友達?もなく。


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大飯原発3号機、一時漏電で警報       あんころもち

2012年06月27日 17時43分54秒 | Weblog
大飯原発3号機、一時漏電で警報
(産経新聞 - 06月27日 15:30)
 関西電力は27日、再稼働準備中の関西電力大飯原子力発電所3号機(福井県おおい町)で、外部からの電源の受け入れを制御する開閉所(大型ブレーカー施設)で漏電し、警報器が作動したと発表した。約1時間後に復旧した。安全上問題はなく、環境への影響はないという。

 ======================================

 これで再稼働決定後2度めの事故。その都度、「当方の損害は軽微なり」との戦時中の大本営並みの発表。
 ただし、今回のものは外部電源受け入れに関する事故、これが原発稼働中だったら一大事にもなりかねない種類の問題。

 東京、並びにその周辺のひとは29日18時、首相官邸前へ!
 マスメディアではなく運動側がヘリをチャーターしての実況も企画。
 遠方のひとはUSTREAMで視聴するのみでそのカウント数が支援の指標になります。
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新聞の片隅に載ったニュースから(29)    大西五郎

2012年06月27日 14時52分34秒 | Weblog
大西さんの「新聞の片隅に載ったニュースから(29)」です。  らくせき

     日本テレビ社長「演出過剰」認める(2012.6.26中日新聞)

「日本テレビの大久保好男社長は二十五日の定例記者会見で、五月四日に放送された
同局系のバラエティー番組『芸能★BANG+』の特番について
『演出が過剰だったと率直に思う』と述べ、番組の内容に問題があったとの見解を
示した。
同番組では、お笑いコンビ『オセロ』の中島知子さんと占い師の同居騒動を特集。
新聞のテレビ欄に『騒動の占い師が謎の同居生活全貌激白』などと、
占い師本人がスタジオに来るかのように掲載し、放送中も同様の告知を繰り返した。
しかし実際に出演したのは、この占い師と同居したことがある別の占い師だった。
同局には視聴者から多数の苦情が寄せられ、放送後に公式サイトに謝罪文を掲載した。」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 

 これは日本テレビの社長が云うように「演出に過剰があった」などという
ものではありません。
「過剰だった」では「やりすぎだった」ということになりますが、これは
「虚偽の告知」です。
日本テレビ社長は認識を改める必要があります。

 芸能週刊誌などでは新聞広告で、あたかも真相を発見したというような
際どい見出しの記事の予告を行い、実際の記事では単なる憶測を記したものなどと
いうことがよくありますが、放送でも大げさな表現の番組タイトルもありました。
しかしこの事例は“大げさ”ではなく、“やってはならないことをやった”のです。
「放送もとうとうここまで来たか」と感じます。このようなことが起こるのも、
放送界全体に「視聴率至上主義」の風潮が広がっているからです。

もう一つ放送界で起きた事例を紹介します。6月20日の毎日新聞が伝えていたことです。
3月で放送が打ち切りになりましたが、フジテレビ系列で「人志松本の〇〇な話」と
いう番組を放送していましたが、「股間がふわっとなる」という意味を込めた
「チンさむロード」というのを紹介していました。千葉県松戸市に段差で
車が浮くような感覚になる橋も紹介されました。
5月28日の夜、この紹介された「チンさむロード」の近くで乗用車が歩道に乗り上げ、
近くを歩いていた大学生をはねて死亡させるという事故が起きました。
運転していたのは19歳の少女で、同乗の男女2人も重軽傷を追いました。
運転していた少女も重症で入院しました。
捜査関係者によりますと、少女らはシートベルトをせずに番組の真似をしていた
ようです。この事故についてフジテレビ広報部の話が紙面で紹介されていましたが、
「番組では法定速度を守るよう視聴者に注意喚起していた。事故については、
事実確認が取れていないのでコメントできない。」というものです。
「チンさむロード」紹介も視聴率稼ぎの企画です。放送局が「法定速度を守るよう
注意を喚起していたので、放送局としては責任がない」という態度でいいのでしょうか。
                                       大西 五郎
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ひよっとしたら歴史の一頁となるかもしれない6月29日夕方       只今

2012年06月27日 14時47分21秒 | Weblog
           《金曜日の会社帰りに、原発再稼働阻止抗議に官邸前に集いませんか》
          
             と、放射能測定などの活動をしている『たんぽぽ社』とか、
            「政党、団体を問わない有象無象集団」と自称している『脱原発杉並の会』
             などが呼びかけたのは3月29日。そしてこの夕べ集ったのは約300人。
             しかし先週の22日には、その数4万を越えました。
 
 ●いまテレびに映っているのは、和やかに策を練っている民主党首脳と労組「連合」委員長の顔。
  しかし29日の4万人は、この労組幹部の命による組織動員ではなく、
  〈ささやき〉だけで集った。これは日本の社会運動史上初めてのことではないでしょうか。

 ●関東では今、《29日夕方には、地下鉄に乗って国会前で降りよう》 との〈ささやき〉が駆け巡り                          60年安保以来となるのではないか、との話が交わされています。
  若い友人(といっても65歳ですが)にその話をしたら、「私も新幹線に乗る」と言うので、
  したり顔して、たしなめました。「その金はもう少し有効に使ったらどうか」
   そして、「私はこの地で、29日とそれまではこんなことをしようと思っている」と伝えました。
   
          (1) 関東の知人に、29日のことを伝え、地下鉄に乗ろうよ、と訴える。
          (2) 29日当夜は[レイバーネット][ユーストリーム]の実況中継をパソコンで観て、この運動を広める参考にする。
          (3) 健康状態よく、はやる友人には、「関電支社前で抗議活動がなされているらしいよ」と伝える。

        ★ いずれにしても先週のように、知らぬ顔されたNHKや労働界に
          無視できない数でもって、きっぱりと対応したい! と思うのです。
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栄誉ある(?)受賞           あんころもち

2012年06月26日 23時32分14秒 | Weblog
       

 6月25日付「東京新聞」からです。
 ドイツの環境団体が、2011年、地球に対し最も迷惑をかけた企業を選定し、それに贈る賞です。

 にもかかわらず、その東電は、その報告書で責任転嫁の無反省ぶりをさらけ出し、破綻することもなくしゃあしゃあとしています。
 また、その原因究明や事故処理なども終わらぬうちに、大飯の再稼働は強行されようとしています。
 
 世界的に見た「非常識」が当然のごとくにまかり通っているわけです。
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        飯田哲也氏をめぐる 『週刊現代』 と 『週刊朝日』          只今

2012年06月26日 11時31分53秒 | Weblog
 7月12日公示の山口県知事選に立候補する飯田哲也(元大阪市特別顧問)に関わることを、
 昨日発売の『週刊現代』と今日発売の『週刊朝日』が、
 飯田氏が語ったことをまとめた記事という形で掲載。※朝日は(独占)と表示。
 これに対して、飯田氏は今日こうツイッターした。

      ●飯田=微妙な点を含めて正確に記述してくれた『週刊現代』に対して
           ありもしない発言で橋下さんとのありもしない対立を煽る『週刊朝日』の記事は何の悪意によるのでしょうか。

               そこで両誌を開いて見ました。見出しは次のようでした。
      
       ★『週刊現代』=「〈橋下維新〉で脱原発を目指す」。※この見出しについての飯田氏のコメントは、
               「厳密には〈橋下維新〉ではありませんが、内容は飯田の思いを忠実に書いていただいています」。

       ◆『週刊朝日』=「飯田哲也が決別の辞。〈橋下さんはヘタを打った〉」

               両誌の原発に関する部分は次のようでした。
    
       ★『週刊現代』=「3・11以降、一時は脱原発とエネルギー革命の流れに向いながら、政治は民意を無視
               して大飯原発の再稼働を決めてしまいました。その流れを食い止めなければならない。
                電力会社は既得権益の固まりです。橋下さんの嫌いな『競争がない』『秘密主義』『高コスト・非効率』
               の三つにドンピシャリです。

                もし当選したらお互いに協力していくことで意見が一致しました」。

       ◆『週刊朝日』=「橋下さんが夏期限定稼働と言うのはなんでか私には到底理解不能でした。
                それで橋下、松井、古賀さんと4人でかなりじっくり話合いました。
                私自身は、橋下さんに幻滅したというより〈センス悪いな〉と感じましたね。
                イメージ戦略からいっても誤っています。橋下さんはヘタ打ったな、と思います」

■ 『週刊ポスト』『週刊新潮』に加えて最近では『プレーボーイ』までもが原発推進キャンペーンに参ずる中で、
  『週刊現代』は一貫して原発批判の姿勢を崩すことなく、
  『週刊朝日』もその広告に、[本誌は〈脱原発〉を貫きます]と掲げています。
   この両誌が、何故このような誌面構成になったか、興味あるところです。
   なお、自公両党推薦と民主党推薦候補の二候補を相手とする飯田氏には、
   加藤登紀子始め多くの人が応援を表明しています。
          
             
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新聞の片隅に載ったニュースから(28)    大西五郎

2012年06月24日 18時41分23秒 | Weblog
大西さんの「新聞の片隅に載ったニュースから(28)」です。  らくせき

 大阪市公募区長就任予定の社長「菅直人を殴る」 (2012.6.24毎日新聞)

「大阪市浪速区の公募区長として8月に就任予定の経営コンサルタント会社社長、
玉置賢司氏(46)がインターネットの短文さいと『ツイッター』に
『菅直人(前首相)を殴る』と書き込んでいたことが分った。
玉置氏は『東日本大震災への政府の対応が遅れていることにいら立って書いた。
社会人として言葉の選択が誤っていた』と陳謝した。
玉置氏は昨年4月9日、ツイッターに『近ごろの日本は右翼があかん政治家を
殺したりせえへんようになった。今の時代に殺す必要はないのかもしれんけど、
菅直人は正直殴ったらなあかんと思っている。私の前に来たら必ず殴ります。
たとえ懲役に行くことになったとしても。覚悟をしとけよ』と書き込んだ。
市が公募の区長の就任予定者を発表した21日、投稿内容が不適切だと考えて
ツイッターのアカウントを削除した」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 

 右翼テロを容認し、自らもテロまがいの脅しを口にした人物を公募で区長に
選任することを決めた橋本大阪市長の政治的責任が問われる事態です。
 この他橋下氏の主催する大阪維新の会では、昨年の統一地方選挙で
堺市議会議員に当選した西井勝氏がひき逃げ事故を起こして懲役10カ月、
執行猶予3年の刑が確定し、市議会からの二度に亘って辞職勧告を受けながら
居座りました。世論の厳しい批判に遭って遂に6月7日に議長に辞職願を
提出するということもありました。
 名古屋の河村市長が主宰する減税日本でも、緑区選出の河合優市会議員が、
東京都杉並区を公費で視察した際、女性を同伴して問題になっています
(6月23日毎日新聞及び朝日新聞)。
 さらに、減税日本の東裕子県会議員(名古屋市東区選出)と
金城裕名古屋市会議員(瑞穂区選出)が自分の会社が販売する化粧品の広告に
薬効を謳ったり、医療用器具の宣伝で磁石の薬効を謳ったりして薬事法違反で
書類送検されました。
 また、減税日本の市議団では、団の運営が独裁的だと不満を述べて会派を
脱退する議員が出るなどして現在3つに分裂しています。
 5月27日の中日新聞は、減税日本の会派のゴタゴタの状況を報じながら、
減税日本は議員報酬の半減を提案しながら、3月議会では古参の他党議員の質問に
答えに窮するなど議員としての力量を問題視しました。また議会でまともに質問も
できない議員もいると云われています。
 このような状況を見ていますと、維新の会にしても減税日本にしても、
議員になろうとした人たちに、政冶的理想があって立候補したというよりは、
橋下人気、河村人気にあやかれば、今なら議員に当選できると立候補したような人が
多いのではないかと私には思えてなりません。
                                       大西 五郎
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嘉田滋賀県知事の大飯発言「変転」の一解説  文科系

2012年06月24日 11時19分03秒 | 国内政治・経済・社会問題
 嘉田由紀子滋賀県知事の大飯原発発言「変転」で、とても優れていると思われる分析を読んだ。名古屋市守山区の守山法律事務所からでている「街の弁護士日記」というブログ。筆者は岩月浩二弁護士と思われる。全文ご紹介するので、じっくりお読み頂きたい。なお、最近知ったこのブログは、至る所に専門性が匂い、全般的に気に入ったと申し上げ、皆さんにもお勧めしたい。
世界の全体的・根源的情勢分析を彼もこう観ていると僕には読めたのだが、皆さんならはてどう読まれるだろうか。今の世界は根っこの所で全て金融が動かしている。日本ではそういう世界に乗って行くべく、官僚が全ての音頭を取っている。政治家の中では、小沢一郎一派はこの流れに一定逆らってきた珍しい存在、勢力である。


【  2012年6月22日 (金)
原発ムラの恐るべき言論統制 「『脅された』と言うなという脅し」

6月12日付のブログで、東電OL殺人事件に関して、「アリバイのあるA」氏の謎について書いた際、「誠実な印象の強い嘉田由紀子滋賀県知事まで、再稼働に同意させられたのは、僕には信じられないできごとだった」と書いた。
その後、嘉田知事は、6月13日の日本外国特派員協会における講演で、「関電や国から脅された」と暴露した。このことは文字メディアではほとんど無視されたが、何かの拍子にWEBのニュースでは流された(ようだ)。

2012.06.13 17:13 「関西電力や国から脅かされた」と滋賀県の嘉田知事が明らかにしました。 滋賀県・嘉田由紀子知事:「関西電力や国、あるいは企業からずいぶんと警告され、本当に停電になったらどうするんだとかなり脅かされました。
『お 前は責任が取れるのか』と」 嘉田知事は13日午後、都内で講演し、関西広域連合が福井県にある大飯原発の再稼働を容認するとも取れる共同声明を出した経緯について明らかにしました。事前に行われた橋下市長らとの話し合いでは、「本当に停電したらどうにもならない」との認識で一致し、苦渋の決断だったこと をうかがわせました。
該当の動画は削除されているが、youtube“「関電や国に脅かされた」大飯再稼働で滋賀県知事”で視聴可能だ(横断記事検索によれば、ごく一部がテレビ朝日のスーパーJチャンネルで流されたことを示す痕跡がある。しかし同局の看板ニュース番組ニュースステーションでは放映された痕跡がない)。

案の定と思わせるが、問題は、文字媒体や地上波では、こうした経緯がほぼ完全に覆い隠されていることだ。さすが「覆い原発」などとしゃれている場合ではないのだ。
田中智之弁護士のブログによれば、文字媒体では、唯一、時事通信が「脅かされた」との発言を配信したが、どうもどのメディアも表に出さなかったようだ。
時事通信のこの記事は、大飯原発の再稼働にむけて福井県が行っている意見集約を「原子力ムラが操っている文楽」と呼び、「原子力ムラ」については「産業界と電力会社と研究者と官僚がつながり、実質的には霞ヶ関の官僚が操っている」との発言も紹介している。記者の良心が光る記事だ。

これからを生きる私たちは、どこかのマフィアめいた存在の言論統制が徹底していることを肝に銘じておかなければならない。

嘉田知事の「脅かされた」発言には、「脅かされている」事実を明らかにしながら、再稼働に同意せずに闘うべきだった等という意見もあったようだが、要するにメディアは、こうした事実を徹底して隠蔽するということなのだ。
闘う術もなかろう。
その上、というべきだろう。
6月17日付京都新聞が伝えるところでは、嘉田知事が「脅かされた」と発言したことについて、発言を不適切だったとして、謝罪をしたという(オタク.コム)。
滋賀県の嘉田由紀子知事は15日、東京都内で13日に行った講演で、大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働に対し、関西広域連合が慎重姿勢 から一部容認に転換したとされる理由として、「関西電力や国、企業から『停電になったらどうするのか』と脅された」と述べたことに、「不適切な発言でおわ びする」と謝罪した。
 嘉田知事は13日、日本外国特派員協会で講演し、再稼働に対する姿勢を変化させた理由について、「『(再稼働しなけ れば)電力不足の時に企業や生活が立ちゆかなくなる』と、関電や国、企業からずいぶんと警告され、かなり脅かされた。おまえは責任が取れるのかと」と述べ た。

 大津市内で15日に開いた県内各界との節電対策会議の冒頭あいさつで、嘉田知事は「計画停電にかなり恐れを抱いていた結果、あの表現 になった」と釈明して謝罪した。会議後の取材に対し、「(会議出席者の)関電や経済界から意見を聞く前に、おわびしようと思った」と説明した。
 嘉田知事はこれまで、記者団の取材やテレビ出演で、国や関電を批判する同様の趣旨の発言を重ねていた。
原発利権の関係者は、言論統制に反した嘉田知事の口封じを図っているとしか考えられない。
そして、嘉田知事は、「『脅された』と言うなという脅し」を受けていることを発言できないほどの圧力として、それを受け止めていることになる。
それが、どういうものかはわからない。
しかし、この国を覆う原発利権関係者の力が、途方もないものであることだけは、僕にもわかる。

東電OL事件の「アリバイのあるA」氏に、弁護団や佐野眞一氏すら迫れない事情が、その周辺から発している力によるものではないかという僕の疑いは、ますます深まるばかりだ。】
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                消された「報道ステーション」のおおよそ       只今

2012年06月22日 15時01分41秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)
             話題をよんだ昨夜(22日)の「報道ステーション」を再掲したブログは、
             全て夜が明けたら「ユーザーにより削除」されていました。
             偶々、録画していましたので、その粗々紹介を。
   
   ●場面は、永田町周辺を映した航空写真から始まり、「私も現場に行きました」という小川アナのナレーションが加わります。
    “夕暮れと共に総理官邸前に人々が集いはじめ、その列は歩道からあふれ1㌔の長さに及びました”
    画面の若い女性。「いても立ってもいられない思いで、職場の人を誘ってみんなで来ました」
     自営業40歳の人。「始めてきたんですけど、何かしないと何も起らないと思って…」    
    税理士という人。「どうして知ったかは、ツイッターです」 
    
    小川アナ“ このようにスーツ姿の会社員始めデモなどの政治活動とは無縁だった人も少なくありません
          3月から始まった毎週金曜のこの集いは、最初は300人程だったそうです。
          最初にデモを呼びかけた平野さん(介護職員)に伺います ”

    平野太一“ 実現するとは思っていませんでした。
          以前だつたらこういう規模の集いは組織動員という形でしか出来なかったと思うんですけど”
    
    そして官邸から出てきた大臣に、聞こえる声をどう思いますか、という画面に移る。
    松野大臣は無言。細野大臣は “ちょっと急いでいるので” 
       
    ☆ この後、この画面を見ての寺島実郎とのやりとりについては、後ほど。
      名古屋でもこの日、中電、関電前に80人ほどの人が集ったとのことです。


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「国家がなくなる」?  文科系

2012年06月22日 15時01分41秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)

 昨日の拙稿でこう書かせていただいたが、信じられないと反応された向きも多かろう。そこで、以下の文章について再論、詳論する。

『いずれにしても、残った世界大金融が世界諸国家を統一してしまう? 彼らには、モノの輸出国などちっとも怖くないということなのだから。マネーゲームによる世界統一国家って、どんな光景なのだろうか。いずれにしても、民主主義など欠片もない暴力の世界に思えるが』

 これは何も僕だけが言い出したことではない。昨日の拙稿をご覧頂いた方にはお分かりのように、浜矩子が語っていることがたまたま僕と一緒の見通し、考えだったというだけのことである。だって、彼女の中日新聞寄稿からの昨日の引用にもあるように、浜はこう語っているのであるから。

『リーマン・ショックは世界同時多発金融恐慌だった。世界同時多発財政恐慌と、どっちが怖いか。後者に決まっている。レスキュー隊(金融恐慌を救うための国家財政出動をば、浜が経済的救援隊に例えた表現であるーー文科系)が遭難してしまえば、もう誰もレスキューに来てはくれないからだ。かくして、国境なきグローバル時代に、国境を越えられない国家という存在は、消滅の道をたどるほかはないのか』

 さて、このことはそもそも一体どういう意味なのか。ここの所をよーくお考えいただきたい。
『レスキュー隊が遭難してしまえば、もう誰もレスキューに来てはくれない』
『国境なきグローバル時代に、国境を越えられない国家という存在は、消滅の道をたどるほかはないのか』

 「レスキュー隊がいなくなる」? 国家が「消滅の道をたどるほかはない」?
 皆さん、ギリシャとか、デフォルト国家とかの状態を観て頂きたい。国家の役割がとことん縮小されてきたではないか。公務員削減、生活保護削減、社会保障も医療も削減。そして、その原因はなんだったのか。そこを本当に考えていただきたいのである。米英仏独日などの大金融がギリシャ、スペイン、イタリアにも住宅バブルを作り、やがて破裂させて国家予算がどんどん銀行に行かざるをえぬようにしたからだろう。つまり、国家予算を未来のそれも含めて、世界大金融が食ってしまったのである。ここから、19世紀から営々と築かれてきた社会福祉、所得再配分という国家の役割が、無視されるに等しい事態が起こっているということである。

 そしてさらに一言。ギリシャが他人事ではないと昨日書かせて頂いたことを思い出して頂きたい。次にはまた何かの弱点を持った大国家のどこかが、同じように、もっと膨らんで大きなバクチができるようになった世界大金融に狙われる。するとどうだろう、このままでは、こんなことが起こらないか。世界中の国家の税金が未来の分も含めてほとんど世界大金融に吸い上げられて、世界中・大部分の一般ピープルが生きる為には彼らの奴隷になるしかないと、こんな世界が実現しないものだろうか。なんせ「基本的人権はあっても、それを保障する財政がないから、文字通り絵に描いた餅」となれば、それはもう一般ピープルの国家など存在しないということだろう。浜が語るのも、そういうことなのだと思う。

 これら全ての大元は、何度も述べてきたとおりに、ここ。バブル創出含みで20倍ものレバレッジを効かせた空売り大勝負、これの野放し状態!さて、日米国家がこの存続に異を唱えるという場面など、一度でも観たことがありますか? 特にアメリカはもう、金融で金儲けする以外には、なんの道も残ってはいないはず。医療、社会福祉も金次第で、凄く貧弱な国なのだし。
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