20日と、本日の中日新聞に、僕がずっと待望してきてもなかなか新聞にはなかったこんな記事が、本当に珍しく載った。20日には、こんな見出し。
『「物言う株主」続々名乗り 東芝増資、揺さぶりの可能性』
そして、本日3面左上には、ある作家の講演という形で。見出しは
『日本もファンドの標的に 中日懇話会 作家・黒木亮さん講演』
こちらの内容はファンドが国家を食い物にしているというもの。例えば
『2001年に債務不履行となったアルゼンチンは、十五年にわたって米ファンドと闘った。十五年に発足した新政権が経済再建と外貨調達を優先し支払いに応じたが、米ファンドは投資額の十二倍のリターンを得た』
僕としては、こんな遣り口さえも国際法では許されていることとして読んでみたいと思ってきた。この中にはまた、こんな下りもある。
『似たようなことは日本でも起きている。債権回収会社は銀行が投げ出した債券を買って全額回収にかかる。国内ファンドは力をつけており、米ファンドも日本に上陸してくるだろう』
いやいや、この作家何を言っているのか。20日の記事は上のようなことを知らせているのに、ファンドの問題をごく限定してご披露しているにすぎないのだ。
いまや、銀行が要らなくなるかの勢いがファンドにはあるのであって、東証の1日売買高の85%が外国投資家と国内個人投資家のマネーゲームという事実があるではないか。この全てが短期投資なのだから。
マスコミも国際金融の動きを大いに国民に知らせ、国際金融規制の世論形成を急がなければ、まだまだどんな莫大な被害が起こっていくのか分からないという情勢のはずだ。国家ぐるみの大被害である。今は、GPIF、日銀が、大被害者にならぬようにと願うばかりである。リーマンで大被害を受けた大きな有名大学法人などのように。
『「物言う株主」続々名乗り 東芝増資、揺さぶりの可能性』
そして、本日3面左上には、ある作家の講演という形で。見出しは
『日本もファンドの標的に 中日懇話会 作家・黒木亮さん講演』
こちらの内容はファンドが国家を食い物にしているというもの。例えば
『2001年に債務不履行となったアルゼンチンは、十五年にわたって米ファンドと闘った。十五年に発足した新政権が経済再建と外貨調達を優先し支払いに応じたが、米ファンドは投資額の十二倍のリターンを得た』
僕としては、こんな遣り口さえも国際法では許されていることとして読んでみたいと思ってきた。この中にはまた、こんな下りもある。
『似たようなことは日本でも起きている。債権回収会社は銀行が投げ出した債券を買って全額回収にかかる。国内ファンドは力をつけており、米ファンドも日本に上陸してくるだろう』
いやいや、この作家何を言っているのか。20日の記事は上のようなことを知らせているのに、ファンドの問題をごく限定してご披露しているにすぎないのだ。
いまや、銀行が要らなくなるかの勢いがファンドにはあるのであって、東証の1日売買高の85%が外国投資家と国内個人投資家のマネーゲームという事実があるではないか。この全てが短期投資なのだから。
マスコミも国際金融の動きを大いに国民に知らせ、国際金融規制の世論形成を急がなければ、まだまだどんな莫大な被害が起こっていくのか分からないという情勢のはずだ。国家ぐるみの大被害である。今は、GPIF、日銀が、大被害者にならぬようにと願うばかりである。リーマンで大被害を受けた大きな有名大学法人などのように。