十一月の投稿で「再び 歌いたくない歌」という投稿をしました。そして、昭和万葉集から戦争の足音の聞こえる和歌を並べてみました。
その中で土岐善麿の和歌を紹介しました。
はじめより憂鬱なる時代に生きたりしかば
然かも感ぜずといふ人のわれよりも若き
昭和十三年に発表された和歌です。日本軍が武漢を占領し、時の近衛首相が「東亜新秩序建設」を謳い、街には愛国行進曲が流れていました。
「始めから嫌な世の中に生きてきたんだ、何も感じねえよ」と若者が言い、善麿は吃驚した訳です。
では今の若者はどうでしょう。似ているような気もします。
善麿のこの短歌を今風に翻訳すると
俺どうせ( )時代に生きてるじゃん( )と若者ガ言う
になりそうですが、( )の言葉が見つかりません。何を入れたらいいのでしょう?
その中で土岐善麿の和歌を紹介しました。
はじめより憂鬱なる時代に生きたりしかば
然かも感ぜずといふ人のわれよりも若き
昭和十三年に発表された和歌です。日本軍が武漢を占領し、時の近衛首相が「東亜新秩序建設」を謳い、街には愛国行進曲が流れていました。
「始めから嫌な世の中に生きてきたんだ、何も感じねえよ」と若者が言い、善麿は吃驚した訳です。
では今の若者はどうでしょう。似ているような気もします。
善麿のこの短歌を今風に翻訳すると
俺どうせ( )時代に生きてるじゃん( )と若者ガ言う
になりそうですが、( )の言葉が見つかりません。何を入れたらいいのでしょう?