九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

サッカー代表、南アワールドカップを振り返る  文科系

2010年06月30日 13時44分09秒 | スポーツ
 パラガイ戦の戦評は、あのゲーム自身と同じように難しい。世界のサッカーマスコミでも、評価が分かれている。点取りのアイディアを中心に見れば両チームとも低評価になるし、チームとしての総合力で見れば日本ということになるらしい。オシムが「日本は、ミルクをこぼした」と表現したり、ヒデが「日本のが実力は上」と述べたりしたのは、玄人的な後者の評価なのだろう。またこの両者ともが「日本はもっと攻められた」と述べているが、とにかくそのことについて書くのが、このゲームの焦点であるべきだろう。
 まずこういうことだ。大会直前にあの守備を確立したからここまで来られたということを考えれば、今回に関しては無い物ねだりとも言えると。このことは、岡田監督も自分の責任として、認めている。
岡田監督はこう述べた。「点が取れないのは一つだけの理由ではない。それでも、前半途中から遠藤を前に出すとか、守備の要・阿部を憲剛に替えるとかして、リスクを冒した攻めの采配はした積もりだ。それ以上は監督としての僕の力不足。執着心が足りなくて、選手に勝たせてあげられなかったということだ」

 さて、南ア大会の準備段階も含めた日本全体の総括はどうなるか。まず、日本史上最強チームが土壇場になって生まれたことは間違いない。その最強チーム誕生には、2つの要素が絡んでいると思いつく。
 1つは、日本に適した守備体制の発見。過去にもまして強いチームばかりと対戦し、1ゲーム当たり失点0.5というのは特筆すべき事だろう。その検証が第1の課題だろうが、アンカーに阿部という人材を発見できたこともきわめて大きかったと思う。評論家などからは稲本という声が圧倒的に多かっただけに「なぜ阿部がこの守備組織に適していたのか?」は、「日本にあった守備体制とは?」の問題としても今後きちんと総括しておくべき重要事項だと思う。ちなみに、ブラジル出身の名監督シャムスカは、既に今年初めから阿部を推薦していた。また、この阿部が成長期においてオシムに育てられた人材だということも明記しておくべき事だと思う。
 2つ目は、数人の柱が誕生してきたこと。点取り屋・岡崎の誕生がなければ予選段階の困難はずっと増していたと思われる。次いで、本田、長谷部、松井、俊輔という海外組の活躍だ。海外組がいないと急に弱くなったとは、予選段階からはっきりしていたことだったし、本大会のぎりぎりの所ではいつも彼らの活躍に助けられていた。これらの人材の諸能力を、その世界レベルへの成長過程を聞き取ることなども含めて、きちんと追跡・検証すべきではないか。
 
 最後に今後の攻撃、点取りの方向である。「人もボールも走るサッカー」とは、オシムの造語だ。そのオシムは、この「人もボールも走るサッカー」の基礎を教え、これを攻撃法、点取り法にも適用しようとした矢先に倒れた。そのオシムは今、こう述べている。そういう日本的サッカーの確立には、もっとスピードのある選手を発掘すべきだと。技術的スピードは日本にはある程度の水準があるのだから、瞬発走力としてのスピードのことなのである。例えば、岡崎やオランダのロッベンのような。岡崎の大化けの原因は「走り出しで勝負」にあるのだし、ボールを持って走り出したロッベンは止められないというようなものだ。今や世界的強豪クラブのエースと言われる選手ならば、ロッベンのような選手か、メッシやジダンのようなターンなど技術的スピードに特に優れているか、どちらかである。なお、現代サッカーには守備にもスピードが要求されるのであって、長谷部、長友、阿部らの活躍は、彼らのスピードを抜きには考えられないのではないか。

 岡ちゃんが、協会に対してこの3年間の卒論を書くそうで、それをとても楽しみにしている。また来年は、南アメリカ大陸のコパリベルタドーレス杯争奪戦にメキシコとともに日本が招待されたと聞いている。代表新監督が誰になるのか、とても楽しみだ。ついては、今回の結果から考えても案外日本人でも良いと思った。土壇場で守備重視に切り替えて間に合ったというのは、日本人のメンタリティーに通じていなければあり得ないことだと考えるからだ。日本人ならばガンバ大阪の西野が、実績で頭抜けている。日本人を良く知っているオシムも、ガンバのサッカーを褒めていることだし。
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おつかれさま。    らくせき

2010年06月30日 09時27分31秒 | Weblog
パラグアイ戦、惜しい結果でしたね。
「欲が出てきて・・・」と、
試合まえのファンのインタビュー。

でも良い欲でした。

選手たち、観客、みなさん、ごくろうさま。
韓国ともども、16に入れてよかった。

ところで、岡田さんは男をあげたわけですが
岡田さんとオシムさんらヨーロッパの監督。
どういう違いがあるんでしょうね?
監督のリーダーシップのありかたが。


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サッカー代表、パラグァイ戦直前に  文科系

2010年06月29日 20時57分10秒 | スポーツ
 スポーツバーへパラグァイ戦を見に出かけるところです。今日は、お婿さんとその友人、息子と一緒の4人連れです。ただし、サッカーは僕が一番詳しい。お婿さんは学生時代にサッカーをやったが今は、やるのも見るのも野球が中心。息子は、サッカーゲームでヨーロッパサッカーなども含めて選手個人の知識は豊富だが、複雑な組織のことは普通の知識だけ。よって二人とも、常識的知識に左右されていて、例えばこんなことも。
 僕「アメリカとガーナは、今度はガーナだな!」
 婿「アメリカは強いですよ。ガーナに負けるわけない」
 僕「アメリカがけっこう強いことは知ってる。だけど、今のガーナは、運動能力は当然として、アフリカには珍しく、パス回しが、これを得意とする日本より上手い。ポジション取りが優れているのね。幼少期からサッカーのフランス流教育が行き届いていて、今の監督がかなり有能な、セルビア人」
 このガーナ、今回のコートジボアールと並んでアフリカ史上最高のチームと、僕は思っている。韓国を破ったウルグァイにも勝ち、ベスト4に残ると思う。いつまでも南米とヨーロッパだけじゃね? そんなことも、楽しみ。
 
 では、スポーツバーへ行ってきます。明日は、ばっちりとした観戦記を書きますね。先入観的な、また感覚的な文章にならないように、いつもメモを取りながら観戦しているんですよ。記憶力がずい分落ちたし。
 多分勝ちます。守備の力が拮抗して、攻撃力はフリーキックの威力を見せつけている分、日本が有利。南米流の激しく、ずるがしこい当たりを相手ゴール近くではパラグァイが躊躇するはずだからです。歴史的に南米には当たり負けてきた日本にとって、この点では助かることこの上ないはず。また、相手は守備の組織がちょっと弱いし、甘く見て2対0で日本。オランダほどの攻撃力はないと思いますので。そのオランダにしてからが、日本からの1点は幸運が絡んでいたし。
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大相撲に既得権益は不要  文科系

2010年06月29日 18時54分26秒 | スポーツ
 大相撲へのNHKの扱いは歴史的経過があるにせよ、もう考え直す時期だと思う。ここでも何回か、そう述べてきた。
 中学生や小学生で相撲をやった経験があるのは、都会ではせいぜい50代まで、田舎でももう少ないのではないか。相撲人口よりも確実に多い競技は、ざっと見てもこれだけある。野球、サッカー、バスケット、テニス、水泳はもちろん、生涯スポーツという観点で見れば、ランニング、山登り、ゴルフ、バレーと、もう切りがない。そんな時代に昔のような「伝統」をかざすのはもう、時代錯誤であるし、何か既得権として特権的でさえある。とにかくもう、1興業団体でしかないのだから。
 こんなに時代から取り残された競技に、NHKが毎場所、総合テレビと衛星第1と二つの放映特権を提供するというのは、どうしても解せない。そんな特権的な扱いをするから、タニマチ以外にはサービスも悪く、退廃もしてきたという側面さえ大きいのではないか。こんな特権には、受信料を払って見ている者の権利として、反対である。
 歴史的経過があることと、海外でも見られるようにということと、この2点を考慮して、衛星だけにせよというのが最大限譲歩できるぎりぎりのところではないか。

 NHKの大相撲実況体制は、見直しを図るべきだ。とにかく、あらゆる点から見て、公共性に欠けている。
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韓国が作戦のリーダーシップ回復を延期したわけ  らくせき

2010年06月29日 12時46分46秒 | Weblog
2015年には作戦のリーダーシップを取り戻すとのこと。
それまでにすべきことについて中央日報は
こう伝えています。

北朝鮮の核開発の加速は最も大きな変数の一つだった。
現在は連合司令官主導の下、米軍の戦力を動員し、北朝鮮の核脅威に対応できる。
しかし韓国軍が戦作権を保有すれば、米軍の支援を受けるとしても、
北朝鮮の核兵器に対応するのは容易でないと判断したのだ。

北朝鮮の核攻撃に備えた韓国軍の防護施設構築と
地下核施設破壊のための精密打撃戦力の確保も、
ほとんどが「2010-2014年国防中期計画」に反映されている。

また、核爆発当時に出る電磁パルス(EMP)防護システムは
1000億ウォン(約80億円)を投じて2014年までに構築する予定だ。
EMPはコンピューターや通信装備などの電子部品を破壊し、
韓国軍の自動化された指揮統制体系をまひさせる。
北朝鮮の核兵器地下施設を破壊するバンカーバスター(GBU-28)を
はじめとする合同遠距離攻撃弾(JASSM)、合同直撃弾(JDAM)
確保にも時間がかかる。
核弾頭を搭載した北朝鮮の弾道ミサイル発射兆候をとらえる
弾道弾早期警報レーダーを導入して構築する作戦統制所も、
2012年ごろ完成する。

この他にも衛星による監視システムの構築などがあり、
2015年には、実現させるというものです。

ちょっと物騒な話ですが、日本がアメリカから独立するために
どんな軍事力が必要なのか?を考える材料になりそうです。



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いよいよパラグアイ戦    らくせき

2010年06月29日 09時09分09秒 | Weblog
パラグアイは遠い国。
でもサッカーのおかげで、日本人のサッカー選手が
パラグアイで活躍していることや、
移民も結構いること・・・
など、身近に感じられるのは思わぬ効果。

グアテマラの子どもを支援するNPOの資金援助に
ささやかなお金を支出していますが、
また少し中南米が近くなりました。

    

そういえば相撲と文部省との関係は、どうなっているんでしょうね?
一体、いくらの税金が相撲に行っているんでしょうか?

もう税金の支援はやめたら?という声も聞きます。

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人民日報より   らくせき

2010年06月28日 19時27分14秒 | Weblog
人民日報はG20に関する記事のなかで、こんなことを指摘います。
それは元の切り上げについての日本の態度です。

日本は米国のように人民元値上げ圧力を掛けてこないことだ。
その理由は中国が日本最大の貿易相手国であり、
中日の貿易は相対的にバランスが取れているからだ。
人民元の値上げは日本にとって良し悪しで、輸出を拡大できる一方、
日本企業の中国での原料調達コストや中国に進出している日本企業の労働コストを
引き上げることにもつながる。
このため、中国が人民元為替レートの弾力性を強めるとの発表すると、
日本はこれを歓迎した。
日本は一貫して中国の自主決定を尊重する立場をとっている。

日本は一部の重大な問題おいて西側諸国側には立たず、少し距離を置いている。
人民元の値上げ圧力の問題にしても同じことがいえる。

NHKによればオバマさんと会談した首脳のなかで
菅さんは一番ビリだったとか。

菅さん、中国とも会談したら?
中国はアメリカと同じくらい、いや、それ以上に重要な
パートナーでしょう。
すりよって行くだけじゃ、馬鹿にされるよ。








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「米の外交的勝利は在沖縄基地の自由使用」   大西五郎

2010年06月28日 11時10分20秒 | Weblog

 今月(6月)19日の夜、NHKスペシャル「密使 若泉敬 沖縄返還の代償」
というドキュメンタリー番組を視ました。
 沖縄返還に当たって佐藤栄作首相の密使としてアメリカと秘密交渉に当たったのが
京都産業大学の若泉敬教授でした。
この交渉で、沖縄返還にあたりアメリカは沖縄から核兵器を撤去することに合意しましたが、
「有事の場合には核の再持込を日本は認める」という密約が交わされました。
そして米軍基地はそのまま残ることになりました。
 若泉教授は、沖縄返還の代償として結んだ密約が、結果として基地の固定化につながったことに苦悩し、
「他策ナカリシヲ信ゼント欲ス」と秘密交渉の経過と密約を明らかにする著書を残して自殺しました。

 番組は、これまで明らかにされなかった秘密資料や関係者の証言から
密約が結ばれた過程を明らかにしましたが、
私がこの番組を見ていて一番気になったのは、若泉教授の交渉相手だった
モートン・ヘルペリンというアメリカ国家安全保障会議のスタッフが交渉を振り返って
「アメリカの外交的勝利は、アメリカの世界戦略のために、
沖縄の基地を自由に使えることにしたことだ」と語ったことです。
 日本では、有事の際の核再持込の密約が大きな問題とされていますが、
アメリカはそれよりも、沖縄の基地を自由に使えることになったことに
より大きな意義を見出しています。
この密約が、アメリカがベトナム戦争で沖縄を出撃基地として使い、
沖縄を基地としてイラク、アフガニスタンでの戦闘を行なう根拠になっていることが、
アメリカの交渉の当事者の口から明らかになったのです。
 沖縄に米軍が駐留していることは、日本の安全を脅かす勢力に対する抑止力ではなく、
憲法9条に違反する集団的自衛権の発動を日本に強いているのです。
 NHKスペシャルはよく真相を突き止める取材をしたと思いますが、
それならば、モートン・ヘルペリンの証言が明らかになった時点で、
ニュースとして伝えるべきではなかったかという疑問も残りました。

   (大西さんの了解を得て掲載しました。らくせき)
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サッカー代表パラグァイ戦を前に、友人とのやりとり 文科系

2010年06月28日 02時16分07秒 | スポーツ
 別の友人、僕と同年齢の方とのメール交換もご紹介します。昨日27日にあったものです。パラグァイ戦は本当にワクワクしますね。ここからは負けて元々だから、不安はなく、イケイケだけの気分ですねー。
 
友人 【おはよう。日本に戻ってきましたよ~。(18日から、中国へ行ってたのです。多分仕事で。文科系注)
デンマーク戦、ずっと寝ずに見ていたが勝ってくれて良かった、良かった。得点シーンであなたの興奮する姿が目に浮かぶが、誰かれとなくハグする姿はちょっと目に浮かばなかったが、実際はどうだったの?店内は大騒ぎだっただろうね。
私の戦前予想はスコアレスドローでかろうじて決勝トーナメント進出だったのだが、嬉しかったね~。本田がこんなに活躍するなんて想像もしていなかったが、たいしたものだね。

全員大活躍の中で私が合格点をつけないのは大久保、彼の評価はもともと低かったのだがワールドカップ23人のメンバーに選らばれてびっくり、又3戦続けて先発メンバーに選ばれて又又びっくり。評価できるのは守備も含めての活動量だけ、この3戦で何本シュートを打っただろうか? そのなかで枠に入ったのは何本あっただろうか? 殆どが力の弱いキーパーの真正面のシュート。左右にフリーの仲間が走り込んでいるのにパスをしない、自分勝手な男と言われても仕方がない。パラグァイ戦は大久保は外されて岡崎に替わると信じているし、もしそうでなければ日本に勝ち目はない!】 


僕 【 おはよう、と言っても、もう昼だね。
昨夜はガーナ・アメリカ戦を前半まで見ました。寝たのは4時。ガーナを良いチームだと思って応援してるんです。アフリカであれだけスペースに走って、上手く繋ぐチームは珍しい。コートジボアールも強いと思ったんだけどね。この2チームそれぞれ最近、日本とやっている。ガーナは去年9月にオランダで。コートジボアールは今大会の直前に。ガーナはあの時よりも数段強くなっていた。繋いで攻撃する組織がしっかりしてきたと思う。コートジボアールはトゥーリオがドログバを骨折させてしまったあのゲームね。あの時は日本が手も足も出なかった。両方とも監督に力があると思う。ガーナ監督はセルビア人だから、オシムの系統でしょうね。コートジボアールは知る人ぞ知るエリクソンに最近替わった。イタリア、イングランドで名監督をやってきたスエーデン人。
 本田は、ヒデの18~20歳ごろの急成長以上だよね。オランダ2年で世界水準に立ってしまった。体力・技術など10代に準備ができてたんでしょうね。2人は同じように、目標設定能力と、その決死の達成力が特に凄い。あーいう人間は日本人では珍しいでしょう?どう思います?
 大久保については、同意見。岡崎に換えるべきだ。他人にはパスせず、そのくせ「もっと俺を見ろ。俺によこせ!」といつも吠えているらしい。謙虚で、物静かな「イジラレキャラ」・岡崎をきっと虐めてますよ。そしてみんなに嫌われてるはず。本田などそれを見抜いてるから、岡崎を好きなんじゃないカナー。デンマーク戦3点目は本当によい光景だったよね。本田が得点王を第1に意識したら、あそこは自分で打ってますよ。それを岡崎にパスした。岡崎と本田が抱き合って顔、額をくっつけ合い、ほほえみ合っていた姿が何とも言えないイー感じだったです。それも、あのゴール後と、ゲーム終了時と2回も。
 パラグァイの攻撃陣の走り出しを止める事、特に縦へのそれに注意し横に逸らせるようにすれば、大丈夫だと思います。よって、阿部、長谷部、遠藤が大事になると思う。例によって僕は、彼ら3人を観ていることでしょう 】

 さて、明日はそのパラグァイ戦。上に書いた最後2行がきわめて大事だと見ています。これは、今年のヨーロッパチャンピオンズリーグ決勝戦で、モウリーニョ・インテルがバルセロナのメッシを止めた方法。縦に速いこの相手にはこれさえできれば失点は防げて、どっかでフリーキック1発、勝てます。それも、延長もなしで。なんせ相手は好調とは言え、世界31位です。対してデンマーク36位、カメルーン19位、オランダは4位。強固な守備が確立された今の日本は、おそらく15位ほどの実力でしょうか。パラグァイに勝って、どうしてもスペインとやって欲しいな!! 本田、岡崎、長友、長谷部ら若い日本選手には偉大な財産になるでしょう。
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菅さんから官さん?    らくせき

2010年06月27日 11時14分34秒 | Weblog
総理になった菅さん、草冠が消えたかのように
官僚の手のうえに乗っているようです。

消費税を10%と言ったり・・・
イラ菅の面目躍如。

菅=官は困ったものです。

なぜか本人は嬉しそう・・・

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濫用される専門家の声、信用に値するか?   らくせき

2010年06月27日 07時53分12秒 | Weblog
こんなタイトル、日本の記事かと思ったら人民日報のものです。
ちょっと引用します。

ここ数年来、一部の専門学者の発言がメディアを通じて明らかにされた後、
多くのネットユーザーの懐疑を受けている。
もっとも「中国青年報」が先週行った調査結果(5492人対象)によると、
重大問題に直面した際に専門家の観点に耳を傾けると答えた人は
依然として44.8%に上った。
一方で32.8%の人は「耳を傾けない」と答え、22.3%の人は無回答だった。

今回の調査の結果、39.5%の人は「専門家の発言はあくまで一個人の発言であり、
参考にすぎない」と答えた。
31.9%の人は「専門家の言論は状況に基づき判別する必要がある」、
20.4%の人は「専門家の言論はまったく信用できない」、
6.5%の人は「専門家は社会の権威で、信頼に値する」とした。

専門家はなぜ懐疑の対象となるのか?
その理由として79.6%の人は「一部の専門家に社会的責任感が乏しく、
民衆の利益を代弁していない」、
72.3%の人は「多くの『ニセ専門家』が『本物』を追いやり、
素養が入り乱れている」とした。

また28.5%の人はメディアにも責任があるとし、
「メディアが争って専門家の『爆弾発言』を報道し、
マイナスイメージが拡大している」と懸念している。

    

こうした問題提起は日本では、これまでに余りなかったように思います。
一億総白痴化と言った大宅壮一のような言論人が
重用された日本では、ブルジョア評論家VS革新評論家という
構図はあっても、評論家を崇拝する傾向が強かったからか?

この人民日報の問題提起は、官報共同体が白日のもとに
さらされた今、もっと議論されてしかるべきこと。

すぐにコメンテーターを探そうとした昔を反省!
かといって、それに替わるものが今もあるのだろうか?



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サッカー代表戦のメール交換 3デンマーク戦  文科系 

2010年06月27日 01時08分49秒 | スポーツ
友人 【 嬉しい勝利
 「I君(友人の名前です)、我々、真のサッカーファンは結果に一喜一憂してはイケナイヨ、長く強い視線で代表を応援しなくちゃ」いつだったかTさん(僕の名前です)の言われた言葉を思い出します。
今朝の勝利は長く辛い期間を打ち破る、みにくいアヒルの子が白鳥になったような、そんな感動的な勝利でした。
それにしても、どうですか!今回の代表は!前回ジーコに呼ばれなかった私個人は絶対!と思っていた「松井」「トゥーリオ」が目覚ましい活躍、もう最高です!! 今回、心強いことはチームが一丸となっていることです、監督を補佐してチームを鼓舞する川口の存在、本田をはじめゴールを決めると皆、控えの仲間に熱く祝福される姿に同邦人として勇気をもらえるようです。やはり、オシムの教えは生きていますね。
さあ、次はパラグアイ戦、以前、広山というポルトガルのクラブチームなども渡り歩いたユニークなMFがいました、その彼のパラグアイ次代(ママ)に書いたものを覚えていますが、中南米のアルゼンチンともブラジルとも違うなかなか手強い国です。ここは一つ、Tさんの期待する戦術、予想スタメンを教えて頂けると嬉しいです、ではまた 】

僕のお返事 【お返事が遅れて済みません。
 深夜2時に新栄のスポーツバー、グランスラムにでかけました。息子と二人分の席が予約してあって、2人で観たんです。最初は不安とわくわく感の同居する心。会場はもう、ゴールと勝利に大爆発。その終始を二つの新聞社がずっと写していましたよ。
 守備が良くなりましたね。ゲーム中も選手たちが話し合って、問題点を自主的に調整している。ニュースによれば、今日も二つのことがあったみたい。
①2ボランチから3ボランチに戻すのを監督が命じる前に、選手たちですぐに、やや手を加えていた。長谷部と中沢が近いのが良いのかも知れない。よく話してますね。
②「トマソンをフリーにしすぎ」と阿部が監督に進言。自分が付くことになった。
 ゲーム中に話し合えるチーム、そこから自主的に調整できるチームは強いです。どんどん成長していきますから。外国メディアも、日本の急成長に注目しているようですね。
 スタメンですが、大久保は岡崎に戻すべきと思います。オシムが彼の利己主義を批判している。今日の岡崎の得点の時、あれが大久保だったら本田はパスを回さなかったでしょう。岡崎の献身性を本田が認めていて「速く点取れ。そしたら乗れるはず!」と心配していたらしい。でも岡田は、大久保でしょうね。
 守備では何といっても、2センターバックと長谷部・阿部・遠藤が効いていますね。センターバックのスピードのなさを、HAEグループが見事にカバーしている。貴方が松井の活躍をわがことのように喜ぶのが目に見えますが、阿部成功への僕の思いは、それと同類の物。
 パラグァイは強いけど、勝つと思う。理由は二つ。
①テクニックのチームには日本は強いこと。
②対南米に弱い伝統があったが、その弱点だった当たり弱さを、韓国戦やイングランド戦で日本が克服しているから。代表史上最高の当たり、守備ですよ。「全員守備・全員攻撃」練習の前者が生きている。後者が今後への課題でしょう。
 パラグァイに勝ったらいよいよポルトガル対「チリまたはスペインまたはスイス」、これの勝者とだね。多分スペインだろうけど、本番でこんな第1シードに当たれるって、凄い! 】

 上記文中にもあるように、パラグァイには勝つと言っておきましょう。時に鋭い攻撃があるが、持ち味の堅守にムラが出るチームと見ました。南米予選18ゲームの総得失点が24対16で、それを1ゲーム当たりに換算すると、1.3:0.9。失点が案外多い。それも、ブラジルとかアルゼンチンとかの強豪相手ではなく、ワールドカップ不出場国などにけっこう得点されている。他方、オランダ、デンマークを1点に抑えた今の日本からは2点以上は取れないと見るのが普通ですから、日本が2点取れば勝てるということになります。
 ゲーム中にも選手が話し合って微調整が行えるまでになった今の日本は、日々成長中。本田、岡崎の成長で、2点は可能と見ました。デンマーク戦の日本フリーキック2得点は、敵ゴール近くでの日本への当たりを弱めることも必定です。
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60年前の昨日、朝鮮戦争勃発   らくせき

2010年06月26日 18時38分46秒 | Weblog
今日、韓国の釜山から帰ってきました。
博物館で、太平洋戦争の展示を見て
「釜山は空襲があったんですか?」と尋ねたら
「ありませんでした」とのこと。
「不幸中の幸いでしたね」と答えました。
そうしたら「韓国はまだ戦争中です」と別の人の声。
お隣の国のこととはいえ、南北戦争(朝鮮戦争)のことに
無関心・無知をさらけだした一幕でした。

NHKの海外ネットワークは米軍によって
殺された韓国人の遺族の声を紹介していました。
60年という時間が、韓国人に南北戦争について
自由に話すことを可能にしたようです。

朝鮮日報はこんな記事を載せています。


中国国営の新華社通信が発行する国際先駆導報は24日、
韓国戦争(朝鮮戦争)開戦60周年の特集記事の中で、
「1950年6月25日、北朝鮮の朝鮮人民軍が38度線を越えて攻撃を開始し、
三日後にソウルを占領した」と報じた。
中国共産党機関誌の人民日報が発行する環球時報の英字版も、
冷戦時代の歴史を研究している華東師範大学の沈志華教授へのインタビュー記事で、
「韓国戦争は韓半島に親ソ連政権を樹立しようとしたスターリンと、
統一を目指す金日成によって起きた戦争だった」と報じた。

中国政府は韓国戦争について、「南北間の内戦」という公式の立場をとっている。
中国政府や共産党を代弁する国営メディアが、
数十年にわたり世界が認めてきた事実を
今になって報じているという点は、注目に値する。
しかし、中国政府の韓国戦争に対する公式の立場が
すぐに変わるとは考えられない。
国際先駆導報の特集記事でも、「北朝鮮が攻撃を加えた」という文言は、
韓国戦争日誌に1回登場するだけだ。それでもこの記事が注目を集めると、
国際先駆導報や新華社通信のホームページ、
中国国内のポータルサイトなどから、
これらの文言が一斉に削除されるという騒動が起こった。

60年経っても、この戦争は現在の問題であり続けているんですね。
日本は韓国の旧宗主国として東アジア平和への責任があると
思いますが・・・
歴代の政治家には、あまりそういう考えはないようですね。






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サッカー代表戦のメール交換 2オランダ戦  文科系

2010年06月26日 13時05分00秒 | スポーツ
友人 【 オランダ相手にいい勝負だと思います。ただ選手交代が中村と岡崎ではなく、中村(ケンゴ)と森本にすべきだったのではと考えます。今回、思わぬ展開に驚きます、イタリア・ポルトガル・イングランドが不調、フランスの失態には目を覆うばかり、これならアイルランドに出場させるべきでした(チームが一枚板でないのはみっともない)ブラジルは相変わらずのスロースタート、ドイツも今ひとつ、面白かった試合で言うと、アルゼンチン対韓国戦か、決勝でニュージーランド対アメリカというのだけは見たくないね、とサッカー仲間で話しております。(笑)
さてさて今回の我らが岡田ジャパン、やや不可解な采配もありますがこれまでいい流れで来た、と私は思います。あとはもう、デンマークに勝利してくれるのを祈るばかり。でも世の中にはワケノワカラナイことを言う有名人も居て、下記の対談には呆れました。↓
http://supportista.jp/2010/06/news21041512.html
この金子という人は一体何者でしょう。画面にはセルジオ越後とか見えます(まあこいつはいいとして)村上龍にもがっかり。ここにきてオシムの悪口を言う人間が確かに居ます、彼らの言わんとしている事も分かりますが、冷静に「日本人が」「勝つために」「何をしたらいいか」を考えさせるきっかけ、思考を選手一個人のレベルで想起させてくれたのは他ならぬオシム氏だと確信します、Tさん(僕のことです)はこの手の手合いには如何思われますか。
 いよいよのデンマーク戦、25日早朝、私はまたここで応援します!
 Tさん(僕のことです)も是非来てくださいね!!

http://blogblog.circles-jp.com/
http://www.circles-jp.com/aboutus.html
東別院の ”熱い! ”自転車屋さんです。】


僕 【 おたより、ありがとう。
 勝てたゲームだったとは、ブログに書いたとおり。あの拙稿も例によって、自信があります。自分で言うのもおかしいが、なんたっていろいろ調べて勉強して書いてきた。そうでない思いつきの評論家、ジャーナリストばっかりだ。金子なんて、もう昔から馬鹿にしていた。あれって、アル中じゃないかなー? あの文章、「劣等生」の物ですよ。
 サッカー記事も「文章」。「文章」の原動力は「多面的な観察と思考」。知識だけでこれをやろうとすると、必ず半端になる。ゲームってすごく多面的な物なのに、その一面を、しかも本質的でない一面しか見ないのがほとんど。日本でスポーツ評論という物が権威無いものとして扱われてきた歴史しかないということだと思いますね。

これからもよろしく。
瑞穂の清水戦行きませんか?】
 
 (デンマーク戦に続く)                    
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サッカー代表戦のメール交換 1カメルーン戦  文科系 

2010年06月26日 12時53分02秒 | スポーツ
 サッカー友人とのメール交換を紹介してみます。初めが、カメルーン戦。

友人 【 HONDA!本田!ほんだ~!
 これほどまでに一体感があり、かつ強い日本代表見たのははじめてです、最悪だと0ー3とかも予想していました。このところずっと負け続きでした、先発を聞いて、なんと本田のワントップ、左右に松井と大久保、これは面白いなと思いました、ひょっとすると勝てるかなと、しかし多分本田はすごいプレッシャーあったのでしょうね、でもそれを乗り越えるパワーあるのですね、新しいヒーローの誕生です。
 さて、後方の遠藤・阿部・長谷部が今回とても効いていましたね、それからトゥリオと中沢が地味でしたがしっかりカメルーンMFを潰していました。それにしてももう後半最後の5分ロスタイム4分の長かったこと!ポストに直撃の相手シュートには肝をつぶしました。
 でもあれだけ批判されていた代表も、こんな感じで勝つと誰も文句を(言ってた奴も)言わなくなるものですね、今朝のスポーツ新聞TOPはどれもHONDAでした、何事も結果だなと思いました。今回、岡田監督による選手交代タイミングと人選冴えていましたね、まず右側でへばってきた松井→岡崎、次に左側の大久保→矢野、後半の押さえにそれまでフル回転だった長谷部→稲本、途中交代の場合はよく日本は大体リズム崩れるケースのありましたからね、ともあれ岡田監督嬉しそうな顔に安堵しました。こなると人間欲が出てくきますね、オランダには勝つのは難しいかもしれませんが、出来れば”引き分け”あわよくば勝つ!と次は決勝トーナメント、楽しくなってきましたよ。今回は韓国をはじめアジアのチーム躍進が目立ちます、北朝鮮、ブラジルを苦戦させるかもしれませんね、連夜の観戦!体調にはご注意ください。】


僕 【早速、ありがとう。
 僕が3月頃からブログで言い続けてきた「守備の強化」「阿部・長谷部ボランチ、遠藤前目(俊輔ベンチ)、内田も下げる」が土壇場になって実行されて勝ったのだから、嬉しいのなんの! ここ4ゲーム、当たり強い日本も観られていたから、ちょっと期待はしていたのです。セルビア戦、コートジボアール戦はともかく、韓国戦、イングランド戦は良かったと僕は観ていましたから。特に、長友と長谷部がね。長友はパクチソンにも、ウォルコット、エトーにも仕事をさせなかったでしょう? 息子やお婿さんにも1:0か2:1で勝つと語っていたのですよ。凡庸な監督を、日本史上最強の選手たちが救ってくれた構図ですね。とにかく良かった。
 目に付いたチームは、韓国、ガーナ、コートジボアールですね。高校時代の友人にゲーム前にメール返信したモノが以下です。参考のために、送ります。

『世界サッカー界は広く、また、絶えず激変していますね。ワールドカップが迫ると特にそうなるのでしょう。今月83位の南アフリカが、同じく17位のメキシコ相手にあんなに鋭いカウンターをたびたび演じて同点に持ち込んだ。47位の韓国が、13位のギリシャに2対0で勝った。韓国はこの1~2年ほどで急に強くなりました。アジアの外にいる列強とやることが少ないから順位が上がらないのですが、今回2勝は確実で、アルゼンチンにも良い線行きますよ。予選通過どころか、1回戦の相手がAグループ勝者だから、ギリシャに勝った今は当然ベスト8を狙えると思っているはずです。日本と同様によく走り、その上スピードがあって当たりが強いから、韓国史上最強と言うのよく分かる。大会後すぐに、20位ぐらいになるのではないでしょうか。
 日本も選手の素材は史上最強だ。凡庸な監督が力を出させてあげられないと言うだけの話。
 元アジアMVP・俊輔の経験値は格段に上がったし、もう一人のアジアMVP・遠藤もいる。
 何人かの急成長もあった。先ず長谷部の台頭。安定的強国ドイツでチームが優勝した昨年にレギュラーを張り、ドイツの有名なサッカー雑誌でその年ベストイレブンに選ばれている。ドイツ大会で言えば、ボランチ・中田に十分に匹敵する実力です。
 次いで、岡崎。南ア大会予選段階の世界得点王が彼だとは、案外知られていない。何せ日本はアジアでもフォワードはダメだったんです。岡田が世界相手に岡崎の使い方が分からず、宝の持ち腐れなのですよ。
 そして、長友。相手エースを抑えうるような強さ、スピード、スタミナの3拍子を持った長友のような選手も、かっての日本にはいなかった。中田はスピードが足りず、小野はスタミナがなく、俊輔は強さがありませんでした。長友が、韓国のパクチソンやイングランドのウオルコットに仕事をさせなかったというのは、専門家の定説です。マッチアップ相手・長友から逃げて中央に行ってはじめてパクチソンは得点できたのでした。今晩、エトーと長友のマッチアップを観ていてください。ボールを追いかけるより遙かに面白いはずです。
 さらに、彗星のように現れた本田は、日本の救世主にもなり得る存在でしょう。
 なお、一般的な観戦法、ボールの行方とシュート、得点だけを観ているのでは、以上のことは分からないことでしょう。ボールを追いかけずに、ボールの位置は頭に置いた上で彼我の組織全体をぼーっと観るのが、サッカーの見方です。サッカーはボールの回し方で、従ってボールに触る前の受けに行く組織・駆け引き・走りで、勝負が決まるスポーツですから。こういう見方によれば対イングランド戦はもちろん、対韓国戦も良いゲームでした。コートジボアール戦とセルビア戦は最悪でしたが、この好不調の整理がしっかり出来れば、カメルーンぐらい全く怖くないんですけどね。なお、コートジボアールは今の韓国並みか、それ以上の強さでした。ガーナと並んで世界15位以上の実力ではないでしょうか。今のカメルーンはちょっと落ちると思います』 】

                               (オランダ戦に続く)
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