九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

「『桜』の招待状」が裁かれた話  文科系

2022年01月31日 06時18分06秒 | 国内政治・経済・社会問題

 ジャパンライフ元会長・山口隆祥がこの28日、詐欺罪で懲役8年の実刑判決を受けた。被害者約7,000人、被害額約2100億円の怪しげな破産商法の結末である。

 ところで、このブログでも再三にわたって扱ってきた「桜を見る会」が、この商法に大いに活用されていたのである。山口元会長が顧客を勧誘する際に総理大臣主催の「桜を見る会」の招待状を使っていた問題が、これまで国会でも議論されてきた。「招待状が詐欺を生む大きなきっかけになった。政府の責任は非常に大きい」と。野党側は、徹底的な真相究明が必要だとして、政府に事実関係の再調査を求めてきて、安倍前総理大臣ら関係者の国会での説明を求める意見も出ていた。これには、山口会長が、参加者中最も多かった総理大臣枠招待者に入っていたのではないかという疑いも関わっている。これに対し、政府は「桜を見る会」の招待者名簿が保管されておらず、再調査は行わないとし、「すでに国会に報告しており、安倍前総理大臣の国会での説明も必要ない」と述べるなど、野党側の要求には応じて来なかった。

 どうだろう。ここでも「(山口会長が招待されていたかどうかの資料でもある)招待者名簿はない」と応えている。安倍後援会前夜祭の「請求書も、見積書もない」、「森友経過文書はない」と同じ態度なのだ。「国政功労者を祝い励ます会」とされていた「桜」を議員個人後援会員を祝い励ます会に換えてしまい、それを追及された答弁で何度も繰り返されてきた「資料はない」。山口会長の招待問題も含んで、国権の最高機関とされた国会に於いてこんな答弁が続いては、まともな政治ではないだろう。事の重大性から考えると、国権の最高機関を冒涜する「ふざけるな!」というような態度になる。安倍晋三氏の周辺は、そんなことばかりが続いてきた。

 ところで、百田尚樹もケント・ギルバートも、国政功労者?

「選挙に勝つための政治(だけ)をやっている」

 そして、「そんな悪行の資料は隠し通す」

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選挙に勝つための外交?  文科系

2022年01月30日 10時39分32秒 | 国内政治・経済・社会問題

 首相が、佐渡金山の世界文化遺産登録をユネスコに推薦すると方針転換した。韓国の反対で「登録の見通しが立たない」として見送る方向だったのを一転させて、こうなったという。例によって、地元と保守派議員の参院選を意識した圧力があったらしい。
 こういう問題で韓国が怒るのは、前にも当ブログで描いた軍艦島の登録問題で欺されたに等しい経緯があるからなおさらのことだろう。軍艦島の朝鮮労働者問題は、別にその資料館を建てて広く世に残していくと約束して登録を得たのに、日本政府はこの資料館をおざなりにしてきた経緯がある。

 慰安婦問題と同じように、選挙に勝つために歴史をねじ曲げたり、それによって大日本帝国の植民地であった他国をまたしても「白昼堂々と」傷つけるなどは右翼ポピュリズム丸出しという愚。ユネスコで認められない行動を敢えて取るというのは、選挙目当てだけというしかないではないか。ちなみに、安倍流右翼ポピュリズム政治は、国際民主主義の観点から言えば、恥になるような穴が多すぎる。この「戦前美化問題」、「男系男子天皇問題」、「外国人労働者問題」・・・。 

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八十路ランナーの手記(408) ラン大会記録などを初めて見たが  文科系

2022年01月29日 09時33分24秒 | スポーツ

 一昨日27日は名古屋市北東部を13・2キロほど走り、今月月間目標160キロに対して、162.5キロに達した。この日はちょっと遅くて、ランニングウオッチにはキロ6分36秒と出ていたが、かなり疲れた。最近よく走る上り下りの多いコースで、このコースは疲れる分鍛錬にはなるのだろう。ストライドは89センチ、平均心拍数155bpmはまー順当なところ。ちなみに、162.5キロを14日で走ったわけで、1日当たりの距離は12キロ近くになる。

 ところで、僕は心臓カテーテル手術後のこの12年の間、マラソン大会参加とか自分の記録や走力水準のことなどは全く考えたこともなく、ただ昨日までの自分との闘い?だけをコツコツ、楽しく続けてきただけだ。が、先日生まれて初めて、トップが72分で走るちゃんとした月例ハーフマラソン大会を見学に行ってから、「高齢ランナー」についてネット検索なるものを初めてやっている。その結果、自分がこの世界で結構いい線行っていると知ることができた。

 そもそも80歳前後から急にランナーは少なくなる。米独など外国にはその年齢のアベレージ記録などは多くあっても、日本ではとても少ないようだ。日本ランニング学会のアベレージタイムに「75~80歳で、5時間30分」というのがあって、「僕がハーフに出るなら」と現実的に考えてみた予想タイム2時間20分は、この5月で81歳になる人間としては結構な線だとも分かった。来月の17日、見学してきた大会の10キロ部門に、その上で次にはハーフ部門にもでてみようと今は思っている。

 ちなみに、月13回、1日12キロ走っている僕のトレーニングは、僕の年齢ではかなりの質量とも分かった。これにプラスして大会までの当面、傾斜角度を付けたトレーニングも初めて取り入れてみようなどと目論んでいる。年齢が行くと多くなりそうな故障は、月間目標を設定し、それ目がけて励んできてもなかったのだし、2年にわたるフォアフットへの走法改善も無事にできたことだし。

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愚かな首相への愚かな忖度?  文科系

2022年01月27日 10時35分27秒 | 国内政治・経済・社会問題

 国土交通省の20年度統計における建設受注額5%かさ上げが判明した。さらには、それ以前の13年度から19年度におけるこのかさ上げはもっと大きくなると報道されている。国家のGDPを8年にわたって改竄してきたということなのである。そして、その13年度と言えばすぐに思い浮かぶのが、第二次安倍長期政権が始まったのが12年からだということ。この愚かな首相は、長妻昭議員との国民勤労統計かさ上げに関わる国会質疑応答において、こんな明後日の方向向いた愚か極まりない回答を残している。

「国家統計改竄は国家の危機に繋がりかねぬという認識はおありか?」
「私が国家ですよ(「だから、国家危機など招くわけがない」と答えた積もりだったのだ??)」

 つまり、国家統計改竄の重大性など安倍首相には全く理解できなかったのである。こんな首相の下ではまともな仕事など馬鹿らしく、一旦誤ってかさ上げした数値を元に戻してGDPを大きく引き下げるなどはやめて「GDPかさ上げ放置」と忖度しておいた方が大過なしと、そんな官僚達の姿が思い浮かぶのは自然なことで、僕だけではないはずだ。

 国民勤労統計や建設受注額統計など、今後のこの修正にはどれだけの時間とお金が掛かるのか。時間を掛けたら正しいものがはたしてできるのか。国会討論に於いて無意味な反論を長々とやって討論時間を潰すばかり、向こう気だけは強い暗愚首相が起こした、国家基幹統計年次推移にぽっかりと空いた10年近い空白部分! この8年間のGDP推移も押さえられずに、これからの国家経済計画をどう立て、先進国で最も酷い下落を示し続けてきた日本人の給料をどう上げていけるというのだろう? ある新聞は、この問題を識者にこう語らせていた。

『残っている統計の元データは19年4月分以降のみ。あとは消され、影響を検証する余地すらない。統計は連続性がいったん狂うと、二度と使えません。過去の受注実績と比較できなければ、現在の建設業の実態は掴めず、有効な政策も打てなくなる。当然それで救われない企業も出てきます。インチキ国家は海外の信用を失ってマーケットも傷つけます。由々しき国家の犯罪です」(経済評論家・斎藤満氏)』

 長妻議員が正しくも指摘したように、まさに「国家の危機」到来なのである。国民生活そのものに関わって正しい政治判断をしていく資料が残されていないという大失態! 

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八十路ランナーの手記(407) 90分で13・7キロ  文科系

2022年01月26日 08時11分13秒 | スポーツ

 昨日25日、30分制限がある市営ジムマシン3回をちょっと力走。4.2、4.7、4.8と、合計13・7キロ走れた。「90分も走って13・1キロなどというのは、過去にはほぼなかったこと(11月13日の15キロは105分で、これより遅い)」と12月6日に書いたことが随分昔の話という感じだ。これでこの1月合計も、目標160キロに対して149.3キロまできた。

 最初30分のアップを終えて頑張ってみた後半1時間の9.5キロは、18年の9.6キロ以来のマシン走スピードになる。そして、この9.6キロも近く十分に超えられる感触をえている。今日走っていても感じたのだが、去年9月から月間距離目標を持ち、これを達成することによって養ってきた走力が、それなりのものなんだと思えた。18年の9.6キロを超えたら、前立腺癌の女性ホルモン・陽子線照射治療前の16年春の走力を目指すことになるが、これはさすがにもう無理だろう。16年1月には5キロと5.3キロで10.3キロ走っているから。ただ、それ以来この5年の最高記録には達しておきたいけど、今の目標はちょっと背伸びして10.0キロとしたい。

 去年9月に月間目標を120キロ、以降月10キロずつ増やしてどこまでいけるかやってみようと決め、この1月は160キロ目標。これらをずっと達成してきた長距離正攻法のこのやり方の威力は、やはり凄い。25日のこの13.7キロでもとにかく、息も苦しくなくなって来たし、筋肉疲労も翌日また走れる程度なのである。「一体、俺の身体、どうなっとるんだ?」と感じられたりして、スポーツをやっていて最も楽しい局面を迎えている。走っていて、まだまだ伸びると、部分補強運動なども含めて改善の余地まで分かるようなのだ。 今日の改善点は、上半身を持ち上げるようにひねりながらの腕振り。これを脱力しつつきっちりやれると、時速9キロを超えてもピッチ160近くと減らしてストライドを大きくしても、脚は脱力できて疲労度が少なくなる。それでいて、足は無理に前に出さぬフォアフット走法の足の、その離陸時をチェックしつつ走っていた。

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SDGには国連イニシアティブが必要  文科系

2022年01月25日 06時55分05秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)

 この17日エントリー「世界・日本の今後への最重要動向」に、『「グラスゴー金融同盟」、この動きはずっと注意深く観ていきたいものだ』として、こういうことを書いた。

【 今朝の朝日新聞7面オピニオン「記者解説」欄に、耳寄りの記事があった。朝日を取っていない家が多い中部地方の方々に、この内容を紹介したいと思い立った。「脱炭素の原動力」と見出しされた記事の主内容はこういうもの。
『世界の脱炭素の潮流を作った立役者は、前英中央銀行総裁ら欧米の金融界だった』
 この前総裁なる人は、マーク・カーニーと言い、ゴールドマン・サックスの出身で、作春「グラスゴー金融同盟」なるものを設立、こんな事をしているのだそうだ。
『この有志同盟は45カ国から銀行や保険会社、資産運用会社など450機関が参加。世界中の投資資金を脱炭素に集中させるための運動を進めようとしている』
『「脱炭素のために今後30年間で100兆ドルの投融資が可能」と発表している』 】

 さて、このグラスゴー金融同盟に、米経済界の以下のようなこんな重大反省が生かせる保証はあるのかかどうか。これは、21世紀の地球、人類にとって、最大問題になっているのではないか。

【 英米流経済 歴史的敗北宣言?? 文科系  2019年08月21日 
 どうやら、数十年続いた英米流経済に世紀の歴史的敗北宣言が出されたようだ。本当にこの様に正すかどうかは今後を観なければ何も信用出来ぬが、少なくとも内外に向けてのポーズとしては。小さな記事だが、20日夕刊に標記の内容と分かる人には分かる出来事が、報じられている。今になってなぜと考えてみたが、その意図も以下のように既に明白。この大事な記事の見出しは、『株主最優先を米経済界転換』?? この記事の書き出しはこうなっている。
『米主要企業の経営者団体「ビジネス・ラウンドテーブル」は19日、株主の利益を最優先する従来の方針を見直し、従業員や顧客、地域社会など全ての利害関係者の利益を尊重する新たな行動指針を発表した。これまで米経済界は「株主利益の最大化」を標榜してきたが、大きな転換点となる』】

 事はこういう話だ。SDGとは、この地球とここに生きる人々の死活を左右する、しかも、21世紀の世界最大の成長産業部門とも言えるもの。これを、アジア通貨危機やリーマンショックを引き起こして世界中の金や職場を奪って(自分だけは国家資金によって救われて)きた英米金融業者任せにして良いのかということ。SDG経営分野で「株主利益の最大化」の弊害を制御する保障がどこにあるのかという話だ。この「株主利益の最大化」方針の弊害として、人の職業を少なくするだけという側面によって国際的に極貧国、極貧の人々を生み出して来たその点から批判したい。

 SDGを国際金融に任せるべきではない。リーマンショックを引き起こしたアメリカに任せるべきでもない。この部門こそ、国連史上初とも言える新たな国際民主主義的イニシアティブが必要である。世界的成長産業部門は、世界の国々、庶民のために経営されていくべき時代である。

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八十路ランナーの手記(406) 時速9・3キロまで来た  文科系

2022年01月23日 09時42分01秒 | スポーツ

 昨日22日、30分制限がある市営ジムマシン3回を4.2、4.6、4.7と、合計13・5キロ走った。この平均時速はちょうど9キロになり、最初30分のアップを終えて頑張ってみた後半1時間の9.3キロは、1年ぶりのマシン走スピードのはずだ。手帳記録を調べてみたら、去年1月10日に30分で4・8キロというのがあったから。この9.3キロというのは、1キロを6分27秒ほどで走ったことになり、これはこの19日の外走り10キロと同じスピードということだから、ここら辺りが今の10キロ走の実力なのだろう。ただ、シーズンに入ってここまでスピードを上げてきて思うには、まだ伸ばせる。どの辺りまでなのだろうと考えているが、まーおいおいやっていこう。ちなみに、この13・5キロによって1月走行距離は135・6キロになったから、目標160キロは届きそうだ。また、13・5キロの翌日の今現在の疲労度がまた走りに行けるという感じだから、もっと走れると感じたものだ。はて、10キロ時まで行けるのかどうか。 

 ところで、名古屋北西郊外に近い庄内緑地公園で毎月開かれている「エンジョイヘッジマラソン」今月分を20日に見学してきた。ハーフマラソンなるものを観たのも初めてだったが、速い速い。1、2番は、71分と73分でゴールしていた。僕がハーフに出るならばという目標の倍の速さ、時速18キロで通しちゃう。そして、70歳以上の人は40人ほどの内2人もいたかどうか? だからなのか、僕と同じ2時間20~25分の人はほんの数人。ちょっとあそこには出づらいなと感じたところだ。

 初めて目の当たりに見た本格的なハーフランナーの走りは、大いに勉強になった。僕との違いを見つつ、自分のフォーム、補強ポイントなどを考えていたが、何よりも膝、つまり腿の筋肉を多く使ってストライドを延ばしているように見えた。腿はもともと僕の強い所だから、これを改めて補強して今のフォアフット走法にももっと生かせると思いつつ帰ってきた。僕のフォアフットよりも、蹴り脚をも使っていたと観たが、このことは「前傾上半身ねじりの腕振り」をもっと使って股関節を広げているだけなのかも知れない。股関節を広げると言っても、着地は腰の下に持ってくるように腰も移動しているわけだから、解釈の難しいところだ。

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随筆 都会の真ん中に見つけた僕の宝物   文科系

2022年01月21日 16時01分02秒 | 文芸作品

 名古屋中区に近い千種区の境界辺り、築六〇年の我が家の庭には松柏などは皆無で、花木、果樹ばかり。一九年前に亡くなった母の好みを受け継いだと言えば聞こえ良いが、母が生きていた頃は連れ合いと二人で、亡くなってからは僕も加わって最低限の手入れをしてきた「自然風の庭」である。と言っても建物面積を引いた図面上は五三坪の多くが南向きだから、木々も相応に大きくなる。さて、この庭に近年いろんな宝物を「見つけた」。

 まずはキュウイや巨峰葡萄の実。畳一畳ほどに広がったジャムを作る柚の木。そして、今年は金柑酒を作ろうしているその木は僕の身長の倍近い高さで一坪以上に広がっている。これらすべてを相当楽しんできたが、どっさりと実が成って独特の甘さが美味しいキュウイの方は残念ながらその木の猛烈な「乱雑さ」に閉口して、十年ほど前に涙を呑んで綺麗に伐採してしまった。すると、そのキュウイなどに圧倒されていた一重咲きの極薄ピンク梅が久々にどっさりの実を付け始めた。それまでの倍などというものではなく、剪定してもなお一坪ほどにびっしりと広げたそのすべての枝にほぼ満艦飾なのだ。母を習って連れ合いが細々と作っていた梅酒が急に増え始めて、数年前の十一月には一シーズンに三リットルほどが飲めるようになっていた。それから間もなく、僕らの代で持ち込んで実が成らないと信じ込んでいた濃いピンクの丈高い八重咲き梅にもいきなりどっさりの実がなり始めたのは、どういうわけなのか。

 さて、ここでわが連れ合い、懸命に梅酒の研究に努め始めた。そして昨年、彼女お得意のネット検索から見つけ出したのが、僕の大好物、ブランデー入りリカーを使ったブランディー梅酒のレシピである。この梅酒は、ホワイトリカーつまり焼酎だけのものよりも、味に丸みと深みが出る。梅と葡萄の味と香りがうまく溶け合ったうえにアルコール臭も消してくれて、年代物スピリッツのような趣が生まれるのだ。これも半分含めて去年十一月には実に八リットルも出来上がったから、僕が遠慮無く飲み親しい人に贈呈しても、この一月末現在まだ三分の一ほどが残っている。
  そしてこの新春、連れ合いがネットで「日本酒梅酒」なるものを見つけてきた。これによって、今年十一月から先には、三種の梅酒が飲めることになった。

 そんなこんなのこの新春、僕は庭に出ては、自分の背丈の倍以上に伸びたピンク八重咲きの枝にびっしりとついた花芽などが日を追って膨らんでくるのを確かめている。今年六月の枝を想像しているのだ。

 

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八十路ランナーの手記(405) ハーフマラソンを見に行く  文科系

2022年01月20日 08時00分27秒 | スポーツ

 14日に月間計84.1キロまで来て、16日ジムで11キロ、18日は家の18階段を160往復、そして19日には外走りをジャスト10キロとやってきた。この階段往復を心拍数と時間で僕流ラン換算をすると7キロになり、1月はこれで112.1キロまで来たことになる。

 19日のランはLSDではなく、久しぶりにちょっと激走。キロ平均6分27秒で走ることができて、ストライド92センチ、心拍数159bpmと出ていた。この日は最近の外走りとしては珍しく息が弾まず、落ち着いて走れたのはなぜだったか。外走りと同じフォアフットがジム走りでも定着してきた上に、そのジム走りのスピードを上げてきたからだろう。14日のジムでは、最後の30分で4.6キロ走っているから、去年1月23日のジム30分4.85キロをこれから目指していけば、外走りも良いタイムが出ると思う。去年のこの時は、最後20分を10キロ時で走り通していたと記録に残っている。2年にわたった走法変更以来、ジムと外の走りがやっと噛み合ってきて大きな相乗効果を生むようになってきたのかな。10キロをキロ6分27秒で走ってきた今日21時現在、ほとんど疲労が残っていないのだから、9月からのかつて無い走り込みで身体もできてきたのだ。18日我が家の18階段160往復も僕としての最多記録であって、その翌日のキロ6分27秒なのだから。

 ランについてこの頃時々こんな事を考える。なぜ僕はこんなに懸命に走っているのだろう。ここにも書いた「最強の野菜スープ」によるファイトケミカル摂取とともに健康で活動的な締まった身体をつくり、僕の諸活動の前提・源泉として活動年齢をここで伸ばしていきたいというのが第1に挙がる理由だが、それだけではないようなのだ。走った後に今日家に来た連れ合いの友人に問われて「10キロ走ってきた」と応えたら、「試合に出るの?」と訊ねられた。「そうか、普通はそう考えるのか。が、俺のランは、試合には関係ないな」などから、後であれこれと考えこんでいたもの。

「ランこそ、最も老人向きスポーツ。老人に苦手な瞬発力やアジリティーは不要で・・・」
「トレーニングの工夫でいつまでも走れそうだと、ますます思えてきたことだし・・・」
「成果が上がるその工夫を重ねればというのが、また結構面白いのだ。その工夫も、自分の身体への工夫。楽しいのも当たり前・・・」

 ところで、明日20日は、月一度の割で開かれている庄内緑地公園ハーフマラソンの日だ。朝9時半出走だそうだが、初めての見学を予定している。ちょっと楽しみ。片道9キロを延ばして、1997年製パナソニックの愛車を転がすファーストランを朝からやってこようと目論んでいる。加えるに2時半からは、5年生の女孫とのサイクリングがある。「毎週木曜日にはやりたい」と言っているが、続くのだろうか。

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米の「世界」への罪の一つ?   文科系

2022年01月19日 14時22分09秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)

 今や世界の負債が160兆ドルで、1京6000兆円と報道された。それも、リーマンショック前から1・6倍に増えたとも。わずか10年ちょっとで借金がこれだけ増えたって、一体これは誰が作ったのか? 英米のファンドや銀行などだろう。20世紀末から世界中で起こった通貨危機のことを日本人は何も知らないから、このことにも無知なんじゃないか。「アジア通貨危機」の時も、米英と日本などが起こし、タイ、台湾、韓国などに貯まった小金を奪い取っていった。100年に一度の経済危機と言われたリーマンショックではやはり世界の小金が奪い取られたのに、これを起こしたアメリカの投資銀行、ファンドなどは彼らの債権を保障していた保険会社とともに、国家資金によって救われているのである。これらの投資銀行はすべて潰したが、それぞれの本元の銀行などに吸収合併させることによって、その銀行が救われているのである。世界の金を奪っておいて、偽装倒産にも等しいもんじゃないか。

 この金融にも長けているはずの国・日本でさえ、サブプライムバブル破裂によってどれだけの金が奪われ消えていったことか。愛知県の裕福な私立大学などの貯金がそれぞれ100億というような額で消えて、訴訟沙汰に近いことが起こっていたと覚えている。N大学、H大学・・・。こういう英米金融が今、世界の先頭に立ってSDGに世界中の金を投資するのだと組織的動きに息巻き動き始めた。この「世界政策的」イノベーションで作られる富はそもそも一体、世界の庶民にどう還元されていくのだろうか。

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アメリカの孤立化   文科系

2022年01月18日 13時12分10秒 | Weblog

 日本にいるとマスコミの偏向もあって全く分からないのだが、今のアメリカは国連では鼻つまみ者になっている。中国を良く言うわけではないが、国連で中国と投票争いをする時などはすでに大敗の連続なのだ。そのことを改めて示してみたい。これあればこそ、アメリカは今国連無視に走っているのか。というよりも、イラク戦争など国連無視をし続けてきたから、これだけ嫌われているということなのだ。国際民主主義と言う視点から世界の物事を観るならば、国連無視の数々が示すことは無法者つまり暴力国家ということだ。19年11月15日に書いた旧稿を再掲する。

 このアメリカが今、その金融業が先頭に立って世界のSDG企業化を支配しようとしている。地球の未来をこんな連中に任せて良いのだろうか?? 以下文中にもある通りに、ここ数年来、株主資本主義は誤りが多かったから改めると言い始めた彼らなのだが?

 

【 現在、国連などで標記のことが急激に進んでいる。日本のマスコミではなぜか小さな記事扱いの事件でも、これらを集めてみると米国孤立化が鮮やかに浮かび上がってくる。こんな状況では、米自身が仕掛けている米中冷戦の行く先についても、とても成功はおぼつかないだろう。去年10月の日本自身の対中行動から、順に日を追ってここで扱った事件を書き連ねてみよう。
 
 10月26日に7年ぶりに、大代表団を引き連れた安倍首相訪中の、首脳会談。その「日中今後の3原則確認」がその後の日本政府部内で物議を醸すという事件があった。「競争から協調へ」「互いに脅威とならない」「自由で公正な貿易体制を発展」の3原則確認を国会でも強調した首相に対して、外務省などがこう反論したと報道された。「原則という言い方はしていない」と。対中制裁に急なアメリカの反発を予測した外務省の、対米配慮、沈静化の動きとも見えたのである。ちなみにこの前後から12月までの3ヶ月間におこった激しい世界的株安とともに、日本のGPIFで15兆円の損失が生まれるという大事件が起こった。僕はこの二つが無関係だとは思えないのである。日本が踏んではいけないアメリカ2本の虎の尾として「米軍基地の縮小」と「日本が、対中国で米の頭越しに行動すること」を上げ続けてきたのは、元外務省国際情報局長、孫崎享。

 明けて1月には、「18年度版韓国国防白書」が発表されて、その「近隣諸国の防衛協力相手」に、半世紀ぶり以上の重大変化が起こった。その協力国の筆頭が日本から中国へと書き換えられたのである。韓国が米日を差し置いて、米中等距離外交へと大転換を遂げたということだ。韓国その後のGSOMIA破棄も、ここに原因の一つがあることは明らかだろう。

 次いで8月19日、アメリカの大企業経営者団体「ビジネス・ラウンド・テーブル」が「株主利益の最大化、株主最優先方針を大転換」するという行動指針を発表した。事の真偽や今後の成り行き論議やはともかくとして、数十年ぶりのこんな「大転換」が、グローバリゼーションの核心部分に対する内外の悪評を意識したものであることは確かだろう。この同じ8月、国際決済銀行は、こんな発表をした。「世界の債務160兆ドル、リーマン前の1・6倍。特に新興国で増大」。

 そしてこの10月には国連の総会などにおいて、二つの採決にアメリカが大敗北を喫するという事件が起こった。

 先ず、米介入で話題を呼んできたベネズエラ問題。17日国連総会の全加盟国秘密投票によって、人権理事会理事国47国のうち14か国の選出が行われた。中南米理事枠2か国に対して3か国が立候補したのだが、ブラジルとベネズエラが選ばれ、コスタリカが落選したのである。「ベネズエラの人権問題が許せない」として立候補したコスタリカが落選したことが、国連で大きな話題になったのである。ちなみに、コスタリカを押して猛烈なロビー活動を展開したアメリカの権威失墜というこの結果について、アメリカ代表はこう述べたのだそうだ。
『人権理事会が破綻している揺るがぬ証拠だ』

 次いで29日には、アメリカが同じく人権問題を喚起してきたウイグル・中国を巡る国連委員会採択があった。31日の中日新聞記事の書き出しなどを抜き出してみよう。
国連総会で人権問題を扱う第三委員会は二十九日、中国の新疆ウイグル自治区で少数民族ウイグル族などを弾圧しているとされる問題で、欧米や日本など先進国を中心とした二十三か国が中国に人権尊重を求めた。一方、二倍以上の五十四か国が中国の人権に対する姿勢を称賛。国際社会で影響力を増す中国を巡る対立の構図が浮き彫りになった。
 (中略)
 一方、中国を称賛する五十四か国には、ロシア、パキスタン、エジプトなどが名を連ねた。ベラルーシが代表で二十三か国の声明は「人権問題の政治化だ」と反論し、「ウイグル自治区ではテロや分離主義、宗教的過激主義が人々に甚大な損害を与え、重大な人権問題になっている」と中国の対応を支持。国数で優位に立った中国の張軍国連大使は「世界の人々は真実を観て判断している」と自賛して見せた。
(後略)』


 さて、現在アメリカが中国に仕掛けつつある関税戦争、経済戦争は米中冷戦の前哨戦だとは、世界のマスコミの常識。この冷戦の今後の成り行きに対して、上に観た世界情勢はアメリカの圧倒的不利を示している。アメリカが世界に吹聴してきた「人権問題」すら、国連では既に全く信用されていないのである。マッチョ・アメリカは今後、中国に対してどんな「戦争」を仕掛けていくのだろうか。まさか全面戦争はできないなかで、貿易戦争の累積大赤字という形で深まっていく敗北を、ただ待っているだけのじり貧ということはないはずだ。対GDPの国家累積赤字比率が、2倍日本の倍で4倍と、元会計検査委員長デイブ・ウオーカーから既に2015年に発表されていたアメリカなのである。だから今後の米中問題は何が起こるかと、」僕は怖いのである。】

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世界・日本の今後への最重要動向  文科系

2022年01月17日 08時34分38秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)

 今朝の朝日新聞7面オピニオン「記者解説」欄に、耳寄りの記事があった。朝日を取っていない家が多い中部地方の方々に、この内容を紹介したいと思い立った。「脱炭素の原動力」と見出しされた記事の主内容はこういうもの。
『世界の脱炭素の潮流を作った立役者は、前英中央銀行総裁ら欧米の金融界だった』
 この前総裁なる人は、マーク・カーニーと言い、ゴールドマン・サックスの出身で、作春「グラスゴー金融同盟」なるものを設立、こんな事をしているのだそうだ。
『この有志同盟は45カ国から銀行や保険会社、資産運用会社など450機関が参加。世界中の投資資金を脱炭素に集中させるための運動を進めようとしている』
『「脱炭素のために今後30年間で100兆ドルの投融資が可能」と発表している』

  欧米の金融業界と言えば、過去の彼らに僕が思い浮かぶのはこんな事しかない。日本の住宅バブルを弾けさせて現在の貧乏国ヘとスタートさせたのも、アジア通貨危機でタイや韓国などアジア経済を一時どん底に落とし込んだのも、100年に一度の世界経済危機リーマンショックをもたらしたことなどを通じて米日現在の超格差をもたらしたのも、彼らであると。そんな彼らが今、SDGの立役者??

 さて、ここにも世界の二つの道があると思う。世界のSDG実践が世界各国、世界庶民にさらなる格差をもたらすものになっていくのか、あるいは全く逆に世界の底辺の人々にもこの経営の富自身を行き渡らせることができていくのか。ちなみに、英米金融が後者の道を国際民主主義的に成功させることができなければ、残念ながら、中国型の国家経営に対抗できなくなっていくのではないか。これもちなみに、現在のコロナ下世界で、社会の底辺にこそブラジルやインド並みに死者が多いなどもっとも庶民が苦しんでいる国家が、アメリカである。このアメリカは、沖縄を通じて日本にもどんどんコロナを持ち込んでしまった。こういう国を作った世界金融に世界のSDG運営を任せておいて、はたして良いのだろうか?? 

「グラスゴー金融同盟」、この動きはずっと注意深く観ていきたいものだ。日本が世界に誇る経済学者・故森嶋通夫の言葉を借りれば、このSDGは現在世界最大の政策的イノベーションとも言えるのだから。

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八十路ランナーの手記(404) 久々のマシン30分4・6キロなど  文科系

2022年01月15日 15時50分40秒 | スポーツ

 10日50キロサイクリングの後、12日外走りをジャスト10キロ、14日にはジムで13・1キロを走った。13.1キロの内訳は、市営ジム1回制限時間30分を3回で、4.1、4.4、4.6キロということ。そして、この14日までで、1月160キロ目標に対して84・1キロまで行ったことになる。

 特記すべき事は、14日のジムで久しぶりに、後の1時間で9キロを走ったこと。市営ジムのマシン使用制限時間30分2回を4・4と4・6キロだったのだが、フォアフット走法をどうやらマスターできたからマシンでもその形が崩れず走れるようになったと思えて、やっとスピードを上げていこうという気になったのである。30分4・6キロもかなり余裕があったから、1時間10キロ目指してこれからはマシンでも頑張っていこうと思いながら、帰ってきた。

 1時間9・5キロを超えられれば、18年のジムランの力に戻ったことになる。LSDを重ねてきた心肺機能の方は大丈夫だから、フォアフット走法の筋肉が課題になるはずだ。またフォアフットを身につけた今は、外走りよりもジムの方が力が入って遅くなっているから、双方の練習が噛み合うようになれば、かなり良い線行くと思えるのである。

 

 ランが好調になっている時は、色んな活動も前向きになっていくから不思議。20年近くになるギター教室通いもちょっと元気になってきた。ここ数ヶ月ヘンデルのサラバンドやっているが、昨日の教室ではこの曲の2重奏をも先生とやった。独奏曲とは全く別の2重奏編曲なのだが、この重厚な曲を2重奏で強弱付けて掛け合いするのは、格別に楽しいというか、気分が良かった。永年に渡って貯え、定期的に弾きまわしてきたキープ曲暗譜群のなかから、昨日はバッハの2曲、チェロ組曲1番のプレリュード(ジョン・ドアルテ編曲)と、リュート組曲のBWV998プレリュードを何回か弾いて楽しんでいた。

 

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5年ぶり円安と「敵基地先制攻撃」防衛論議  文科系

2022年01月13日 12時23分47秒 | 国内政治・経済・社会問題

 安倍、高市や元統合幕僚長、河野克俊らが、バイデンでさえ唱えていないこんな論議をしきりに叫んでいる。
「台湾有事は6年以内。中国基地先制攻撃という『日本国防体制』を至急構築せよ」

 安倍ご一統が励んでいる近ごろ勇ましすぎるこの論議を、このように観る人は多い。近づいたアベノミクス大破綻から国民の目をそらすべく、大きな政治煙幕を張り始めたのだ、と。

 ドル・円がこの1月年明けは、116円を超えた5年ぶりの円安進行中である。アベノミクス放漫経営であちこちに吹き貯まった金が利上げ通貨に逃げていき、日本経済のさらなる沈下が起こると警鐘され始めたのだ。これはつまり、ご都合主義アベノミクスが、通貨の独立を守ろうとした日銀白川前総裁を屈服させて以来ずっと危惧されて来た最悪の事態の到来なのである。以来、いくら金を出しても実現できなかった「物価2%目標」の付けの期限が近づいたということ。やっとその引き締めも日銀が密かに始めているようだが、何がMMT理論か?

 日本の国民一人当たりGDPの世界順位は今や、ここまで落ちてしまった。20年度の購買力平価で、IMF順位では33位、世銀順位は37位だ。お隣の韓国はもう日本よりもそれぞれ5位ほど上になっている。ちょっと前にこの国の最低時給1000円施行とかが日本マスコミなどでは揶揄されたようなこともあったが、これによってGDPの最大要因・国内一般消費なども増えたその成果ではないか。逆に、日銀にいくら通貨を増やさせても、安い給料には回ってこず、一般消費は停滞したまま、それが日本だ。「儲かっているのに給料を上げぬ会社は守銭奴だ」、こんな声明を安倍も麻生も何年間空しく発し続けてきたことか。

 かくて日本は、一路少子化、小国化。これが国民の望みなら良いのだが、そうとも思えないのだから深刻だと思う。

 国民生活自身を良くする道ではなく軍事大増強によって景気を良くしようというのなら、これはヒトラーと同じやり方であって、政治・経済最悪の悪循環の道になっていく。後戻りできない、奈落への悪循環の道である。一旦税金をどんどん軍事に回すようになると、これを止めればたちどころに失業者が増え、株価も下がるから、後戻り不可能な一方通行路ができあがる。折しも日本軍事費は、国民が知らぬ間にGDPの1・24%になっている。アメリカは、産軍政複合体が音頭を取ってきたこの悪循環の末に、アフガン戦争、イラク戦争を無理無理起こしたのだと、僕は観てきた。冷戦時代の2倍まで軍事費が膨らめば、その出口はもう戦争しか無かったはずなのだ。アメリカ発の100年に一度の経済危機あのリーマンショックは、イラク戦争勃発後4年で起こったものだった。 

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八十路ランナーの手記(403) 久々の50キロ・サイクリング  文科系

2022年01月12日 01時25分23秒 | スポーツ

 1月になってから、こうやってきた。元旦早暁に家の18階段を130往復。これは走る時間が無い時の手軽なラン代わり。この130往復を心拍数と時間とから換算すると、6・3キロ走ったこととした。3日には外走り、ジャスト10キロをキロ6分40秒平均で走ってきた。4日はジムに行ってLSD1時間半で12・7キロ。8日も同じく14・0キロ。

 そして10日には、久々に標記の50キロサイクリングをやって来た。名古屋の真ん中やや北東の家から市南東部分の51キロほどを3時間で回ってきて、これも心拍数・時間のラン換算では約18キロになる。地図とにらめっこで珍しい周り方を思いついたのだが、山崎川を海(名古屋港)まで下り、今度は天白川を海から遡って支流・植田川の東名・名古屋インター近くまで行って、千種吹上の自宅へというコースを採った。堤防道路中心で信号は少なくなるが、鉄道や橋などで行き止まり・迂回もあって、「ちぇっ」と言いつつ、その都度遠回り。

「名古屋市だか河川行政だか知らないが、なんて人に不親切なのだ。これだけ立派な道路を作ったなら、つなげなければ価値半減以下。2つの地域がつながれば、住民も色色良い行動、活動を思いつくだろうに、分断されたままとあっては悪評間違いなしで、立派な道路になるほどに泣いている。勿体ないだろう。」

 久しぶりの速い遠乗りで、疲れた。25キロ~30数キロ時で走っていたのだ。こういう高スピードだと、そろそろ1日100キロサイクルは難しくなるのかななどと、振り返っていたもの。なんせ、2~3年前と何か打って変わって、後ろギア数を中段以下と多くして回転数で走るように身体が変わったんだなと痛感したからだ。もっとも愛車の前ギアはシマノ・デュラエース53歯の特大物だが、ヒールフット跨ぎ走法からフォアフット地面つつき走法に2年かけて走法を換えたのがこの回転数で走った方が良くなった原因かも知れない。

 こういう「ラン換算」なども入れて、10日現在の月走行距離は61キロ。1月の月間目標160キロも十分の地点に届いている。ランとはLSD(長時間、ゆっくりと、距離を走って鍛錬する)でも分かるように、なによりも下肢の運動で循環器を鍛え維持するものだから、心拍数でもってこういう換算も可能かつ合理的と考えているわけだ。

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