★いつものように京都の菊池さん・福岡の坂井貴司さんから番組の紹介が有りました転載します。
日本の、これから「どうする?無縁社会」
「新たな死」が増えている事態を直視し、何よりも大切な「いのち」が軽んじられている私たちの国、そして社会のあり方を問い直す。・・・
ここ数年「身元不明の自殺と見られる死者」や「行き倒れ死」など国の統計上ではカテゴライズされない「新たな死」が急増していることがわかってきた。なぜ誰にも知られず、引き取り手もないまま亡くなっていく人が増えているのか。
「新たな死」の軌跡を丹念にたどっていくと、日本が急速に「無縁社会」ともいえる絆を失ってしまった社会に変わっている実態が浮き彫りになってきた。
「無縁社会」はかつて日本社会を紡いできた「地縁」「血縁」といった地域や家族・親類との絆を失っていったのに加え、終身雇用が壊れ、会社との絆であった「社縁」までが失われたことによって生み出されていた。
・・・日本人がある意味選択し、そして構造改革の結果生み出されてしまった「無縁社会」。
・・・ともに「無縁社会」を考えていきたいNHKがキャンペーン無縁社会~みんなで考えよう~http://www.nhk.or.jp/muen/というホームページを作っています。 その中で無縁社会に関連するこれまで放送した内容
http://www.nhk.or.jp/muen/program.html#lp3
も紹介されています。
そして今日 日本の、これから「どうする?無縁社会」-第1部-
チャンネル:総合/デジタル総合
放送日:2010年10月30日(土)
放送時間:午後8:00~午後8:45(45分)
http://www3.nhk.or.jp/hensei/program/p/20101030/001/21-2000.html
日本の、これから「どうする?無縁社会」-第2部-
チャンネル:総合/デジタル総合
放送日:2010年10月30日(土)
放送時間:午後9:00~午後10:50(110分)
http://www3.nhk.or.jp/hensei/program/p/20101030/001/21-2100.html
※日本の、これから × キャンペーン「無縁社会」
どうする?“無縁社会”
http://www.nhk.or.jp/korekara/
が放送予定です。ぜひご覧ください。
「臓 器 提 供 家族が決断するとき」
人の意思はなくても、家族が臓器提供を決断できる改正臓器移植法の施行後、
脳死下の臓器提供が相次いでいます。
臓器提供の決断の揺れる家族の姿をNNNドキュメントが放送します。
NNNドキュメント’10
「臓 器 提 供 家族が決断するとき」
http://www.ntv.co.jp/document/
10月31日(日)24:50~
衛星映画劇場「善き人のためのソナタ」
かつて社会主義の優等生と呼ばれたドイツ民主共和国(東ドイツ)の、恐るべ
き監視社会と、その先兵であるシュタージ(国家保安省)のベテラン職員が、あ
る劇作家の監視をしていくうちに変化していく心理を描いた映画がNHKBSで
放送されます。
NHK BS2
衛星映画劇場「善き人のためのソナタ」
http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2010-11-03&ch=12&eid=17241
放送日 11月 4日(木)
放送時間 午前0:15~午前2:35
イギリス人の経済学者ロナルド・ドーアさんが、
「日本経済の最大の特徴は、競争によって相手をつぶして大きくなるのではな
く、互いが助け合って成長する『持ちつ持たれつ』だった。それが小泉・竹中の
構造改革によって消滅し、極端な格差が生まれ、日本経済の活力は失われてしま
った」
という視点で語る番組がNHKBSで放送されます。
NHK BS hi
プレミアム8<人物>
100年インタビュー「政治経済学者 ロナルド・ドーア」
http://www.nhk.or.jp/hyakunen-i/guest/index.html
11月4日(木)午後12:30~13:59
NHK BS hi
証言記録 兵士達の戦争 「人間爆弾“桜花” ~第721海軍航空隊~」
太平洋戦争中、アメリカやイギリス軍は、日本陸海軍の戦闘機や爆撃機にコー
ド―ネームをつけました。
日本海軍航空隊の零式艦上戦闘機(ゼロ戦)は、「ジーク」、陸軍航空隊の一
式戦闘機「隼」は「オスカー」、四式戦闘機「疾風」は「フランク」というよう
につけました。
その中で、ひどい呼び方でしたけれど、その本質を的確にとらえたコード―ネー
ムがありました。
Baka bomb「バカボム」、すなわち「バカ爆弾」と命名された航空特攻兵器「桜
花」です。
日本の国花である桜の花という美しい名前とは裏腹に、あまりにも無残な結果
を残した兵器でした。
太平洋戦争中末期の1944年、フィリピン戦で日本海軍航空隊は、戦闘機に
大型爆弾を搭載させ、アメリカ軍の艦船に体当たりする神風特別攻撃を行いまし
た。かなりの戦果をあげたため、以後、陸海軍航空隊は神風特攻を大々的に行い
ました。
まもなく海軍は、約一トンの火薬を搭載したロケットに、人間が乗り込んで操
縦し体当たり攻撃をする兵器を開発しました。「桜花」と命名された、そのロケ
ットは、一式陸上攻撃機につり下げられ、敵艦に近づいたら発進し、パイロット
が操縦して帯当たるする兵器でした。
「桜花」は計画段階から開発に激しい反対を受けました。発想の非人間性もさ
ることながら、800キロ程度の爆弾や魚雷しか搭載できない一式陸攻に、全重
量2.3トンの桜花をつり下げたら、敵機の餌食になるのが目に見えていたから
です。しかし、海軍上層部は開発を強行させました。
1945年の沖縄戦で、日本陸海軍航空隊は全力を挙げて神風特攻を行いまし
た。「桜花」が初めて投入されました。
結果は無残なものでした。十分な数の護衛戦闘機がつかず、墜落寸前のスピー
ドしか出せない「桜花」をつり下げた一式陸上攻撃機は、沖縄にたどり着く前に
ほとんどが撃墜されました。10回に渡る攻撃で撃沈したアメリカ海軍の艦船は、
駆逐艦一隻だけでした。もちろん沖縄戦の趨勢にはなんの影響も与えませんでし
た
最初から失敗することがわかりきっていた「桜花」を使った神風特攻を命じら
れた第721海軍航空隊、通称「神雷部隊」のパイロットたちが証言する番組が、
10月30日と11月10日、NHKBSで放送されます。
NHK BS hi
証言記録 兵士達の戦争
「人間爆弾“桜花” ~第721海軍航空隊~」
http://www.nhk.or.jp/shogen/schedule/heishi_yotei.html
放送:11月10日(水)午後2時00分~