長谷部誠移籍2戦目・強敵ドルトムントから1得点を挙げて引き分けた戦いを22日の111号に書いた。昨日の第3戦も見事長谷部は、先発完投である。以下は、その観戦記。このゲームは要するに清武の大活躍が目立ったのだが、縦パスや中盤奪取、キープなどで、長谷部が奮闘していたのは言うまでもない。
ブレーメン、ニュルンベルグ戦を生放送で観た。3対3の同点で順位を保持し、次のゲームでは2チームを追い抜ける可能性が出て来た。ニュルンベルグというこのチームは、下位の割に得失点差のマイナスが大きくはないからだ。昨日は、中堅の好チーム相手に敵地で3得点。それにしても、今まで6ゲームで得点6だったこのチームが、長谷部が入ってからの昨日7ゲーム目までの3ゲームで5得点。そして、この3得点のなかで1ゴール1アシストは清武があげたもので、移籍後3ゲーム目を先発フル出場という長谷部効果は明らかと言えよう。今までは時に中盤にまで出かけていって孤軍奮闘だった清武が、中盤を長谷部に任せて自分は得点に絡めるようになったということであろう。
前半のニュルンベルグは全く駄目だった。前半44分までに0対2。これは、ホームゲームの敵が遮二無二攻めてきたこともあるが、ニュルンベルグが敵地における戦い方を守備的に臨んだということもあった。さらに敵の攻撃は、長谷部と清武がいる右サイドを、敵から見て左から攻めた。「敵の強いサイドを押し込む」と、戦い方の定石の一つである。7分と、33分の敵2得点はいずれも、この左攻めによる。チームの性格上清武と長谷部が前がかりになる時、そこを全力でついてきた。彼等の同僚・右サイドバックのチャンドラーというアメリカ人選手もこのチームにしては非常によい選手であるが、全力集団疾走の先制攻撃から2得点を挙げた敵を褒めるべきだろう。このブレーメンというチーム、今は8位だが良いチームだと思う。結局、後半のブレーメンは、疲労が目立ったということではないか。長谷部も清武も、走り合いではこのクラスには負けないということだ。日本人らしく、頼もしいことだ。
さて、この状況を前半終わり際の44分、清武がダイレクトボレーで1点差に詰めて見せた。身方左サイドからのクロスを、ゴール正面の身方がヘッドでファーに落としたのを右脚ダイレクトで鮮やかに決めて見せた。その後2対2、2対3と推移した後の同点シーンでも、また清武が技術満点の活躍を見せる。敵ゴール正面へドリブルで運び、前にいた3人ほどの身方にオフサイドの可能性があると見ると、ドリブルキープで一瞬時間を稼ぎ、機を見てスルーパス。これが、左から走り込んだ選手によって右ポストに巻き込むようにして決まった。
なお、今日もニュルンベルグの右3人は出色であった。前から、清武、長谷部、そしてチャンドラーだ。また、改めて気づいたことだが、ニュルンベルグの他のドイツ?選手たちはけっして上手くない。脚の振りが遅いから、パスが遅い。が、その分、敵ゴール前で自ボールの時などは実に丁寧にプレーしている。良いポジションにいて、シュートも上手い。ただ、このチームが中堅から上位に行くとすれば、それは清武、長谷部などを中心とした、外国人の力が大きいということになろうか。
ブレーメン、ニュルンベルグ戦を生放送で観た。3対3の同点で順位を保持し、次のゲームでは2チームを追い抜ける可能性が出て来た。ニュルンベルグというこのチームは、下位の割に得失点差のマイナスが大きくはないからだ。昨日は、中堅の好チーム相手に敵地で3得点。それにしても、今まで6ゲームで得点6だったこのチームが、長谷部が入ってからの昨日7ゲーム目までの3ゲームで5得点。そして、この3得点のなかで1ゴール1アシストは清武があげたもので、移籍後3ゲーム目を先発フル出場という長谷部効果は明らかと言えよう。今までは時に中盤にまで出かけていって孤軍奮闘だった清武が、中盤を長谷部に任せて自分は得点に絡めるようになったということであろう。
前半のニュルンベルグは全く駄目だった。前半44分までに0対2。これは、ホームゲームの敵が遮二無二攻めてきたこともあるが、ニュルンベルグが敵地における戦い方を守備的に臨んだということもあった。さらに敵の攻撃は、長谷部と清武がいる右サイドを、敵から見て左から攻めた。「敵の強いサイドを押し込む」と、戦い方の定石の一つである。7分と、33分の敵2得点はいずれも、この左攻めによる。チームの性格上清武と長谷部が前がかりになる時、そこを全力でついてきた。彼等の同僚・右サイドバックのチャンドラーというアメリカ人選手もこのチームにしては非常によい選手であるが、全力集団疾走の先制攻撃から2得点を挙げた敵を褒めるべきだろう。このブレーメンというチーム、今は8位だが良いチームだと思う。結局、後半のブレーメンは、疲労が目立ったということではないか。長谷部も清武も、走り合いではこのクラスには負けないということだ。日本人らしく、頼もしいことだ。
さて、この状況を前半終わり際の44分、清武がダイレクトボレーで1点差に詰めて見せた。身方左サイドからのクロスを、ゴール正面の身方がヘッドでファーに落としたのを右脚ダイレクトで鮮やかに決めて見せた。その後2対2、2対3と推移した後の同点シーンでも、また清武が技術満点の活躍を見せる。敵ゴール正面へドリブルで運び、前にいた3人ほどの身方にオフサイドの可能性があると見ると、ドリブルキープで一瞬時間を稼ぎ、機を見てスルーパス。これが、左から走り込んだ選手によって右ポストに巻き込むようにして決まった。
なお、今日もニュルンベルグの右3人は出色であった。前から、清武、長谷部、そしてチャンドラーだ。また、改めて気づいたことだが、ニュルンベルグの他のドイツ?選手たちはけっして上手くない。脚の振りが遅いから、パスが遅い。が、その分、敵ゴール前で自ボールの時などは実に丁寧にプレーしている。良いポジションにいて、シュートも上手い。ただ、このチームが中堅から上位に行くとすれば、それは清武、長谷部などを中心とした、外国人の力が大きいということになろうか。