昨日の只今さん、「国会をも、屁ともおもわぬこの行為」の延長の、ちょっと詳しい記事です。
今朝の中日新聞2面に、標記のことを示唆するニュースがさりげなく載っていました。2面中段ほど右端『手順書の黒塗り「過酷事故」でも 東電が衆院提示』という見出しの記事です。衆院科学技術・イノベーション推進特別委員会への黒塗り事件を扱っています。さわりの部分を抜粋してみましょう。
『特別委は消極的な情報開示を非難し、経済産業省に、法的権限に基づいて東電に資料要求するよう文書で要請した。(中略)特別委の議論では、原子力安全・保安院の担当者が、電気事業法などに基づいて東電に資料を請求できることを委員会に伝えていなかったことが分かり、批判が集中。委員から「極めて不誠実ではないか」との声が出た』
「不誠実」も何も、保安院が3・11以来やってきたことや、拙稿「知事抹殺」報告を観ればよい。「原子力国策ブルートーザー」とは国策捜査で逮捕された佐藤栄佐久氏が保安院に冠した言葉である。それにしても「真っ黒塗りの報告書でも出しとけ!」って、一体保安院の誰が東電に指導したのだ。提出義務まである資料だという事実は、委員たちにはかくしておいた上で。
保安院ならぬ「不安院」と「保安院の大罪」シリーズで述べてきたが、それどころか「恐怖のお役所」である。国民から与えられた仕事と正反対の行為を敢行しているのだ。われわれがこんな奴らを、税金で養ってきた。
今朝の中日新聞2面に、標記のことを示唆するニュースがさりげなく載っていました。2面中段ほど右端『手順書の黒塗り「過酷事故」でも 東電が衆院提示』という見出しの記事です。衆院科学技術・イノベーション推進特別委員会への黒塗り事件を扱っています。さわりの部分を抜粋してみましょう。
『特別委は消極的な情報開示を非難し、経済産業省に、法的権限に基づいて東電に資料要求するよう文書で要請した。(中略)特別委の議論では、原子力安全・保安院の担当者が、電気事業法などに基づいて東電に資料を請求できることを委員会に伝えていなかったことが分かり、批判が集中。委員から「極めて不誠実ではないか」との声が出た』
「不誠実」も何も、保安院が3・11以来やってきたことや、拙稿「知事抹殺」報告を観ればよい。「原子力国策ブルートーザー」とは国策捜査で逮捕された佐藤栄佐久氏が保安院に冠した言葉である。それにしても「真っ黒塗りの報告書でも出しとけ!」って、一体保安院の誰が東電に指導したのだ。提出義務まである資料だという事実は、委員たちにはかくしておいた上で。
保安院ならぬ「不安院」と「保安院の大罪」シリーズで述べてきたが、それどころか「恐怖のお役所」である。国民から与えられた仕事と正反対の行為を敢行しているのだ。われわれがこんな奴らを、税金で養ってきた。
やはり解体しかないですね。
東電・お役人連合の一角を崩すには
どういたら良いでしょうね?
『今回の問題でも、保安院は、相変わらず東京電力を呼びつけて「厳しく指導」し、大臣は社長の首を差し出すことのみを要求している。辞めるべきはどっちなのだ』(佐藤栄佐久著「知事抹殺」より)
天下の東電の社長、会長、相談役2人という、合計4人の首に同時に引導を渡す力は持っているのだ。その上で副社長などに官僚が天下るのだからこそ、もう「社会主義官僚会社」だというのです。
かてて加えて、こんな大変な事故を引き起こしても、経産省3役が割増退職金付きの「更迭」というだけなのだから、どれだけ守られた官僚制度か! 多分ソ連官僚より強く守られた大きな権力ではないか? 向こうは政治の力が強かったはずだから。スターリン、フルシチョフ、ゴルバチョフとかね。対してこちらはマスコミと連んで「新任大臣を首」ですよ!
もう書いていて嫌になる。この経産省・官僚体質、どーしたら良いんだろう。
結果的に、原発擁護の官僚の利益を守った
ようですね。
ニュースの裏側を読むのなかで
東京新聞の論説委員が鉢呂さんに
インタビューした感触を書いています。