誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

マンサクに誘われて、佐渡ヶ窪へ

2021-03-16 10:33:16 | 山歩き

    マンサクを愛に (実歩=3/15月)

   中途半端な余暇日となり、急遽と思いつくままに佐渡ヶ窪行きと相成った。

    沢水の一番水から歩き始めます。

   ん?スタート時間を確認しようと山用の腕時計を覗くと、なんてこったぁ~眠ってるウ~

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    歩き出して13分後、4000本の天空の山桜着

   まだ、蕾も膨らんでいない様子なので、開花は4月上旬頃かな?

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    yamahiro命名の朽網ハイウエーを登っていきます。

   未だ工事は続いて砂防ダムが出来つつありました。

   山にコンクリートは無粋だけど、こんな姿を見る砂防ダムの建設は致し方ないか~

    無味乾燥な人工林に石の小径が可愛く目に入った。

   なんとも、ストーンサークル?も出来ていました。(石の意思で出来たのかな~?)

   人工林を抜け少しずつ傾斜が増し、ジグザグの登山道となります。

    鍋割り坂の中間地点の鍋割り平らを過ぎるとお杉さんとお別れ~

   すると、頭上高久の梢にマンサクがチラホラ見え始めます。

    佐渡ヶ窪の御前様にお会いするまでは我慢だぞ☝

    さっきも言うたやろ、浮気心を起こしちゃダメだって!

   もう、浮気心止められないならカメラ仕舞っちゃいな

    またまた~午前様が痺れ切らすから急ぐゾオ~

    スタート六十分後、鍋割峠に到着

   ヨッシャ~鍋割峠に着いた、もうすぐ御前様に逢えるよ~

    なんじゃ~この変わり様は\(◎o◎)/!

   何時も空池の佐渡ヶ窪、30cm高さの木道が姿を隠してしまっています。

   昨夏の大雨の被害此処までとは、工事中の場所と言い涙が出そうになった。

    ダッチュウじゃなかった、立中山も寂しげに目に映りました。

    御前様、お待たせいたしました。

   yamahiroの奴が、道中のお女子達の姿に浮気心を起し遅くなってしました。

   えっ?なんともお痛ましい姿、待ちくたびれちゃたのでしょうか?

    苦しゅうない、これこれ近こう寄れ

   ははぁ~かたじけなく思いまする~

    もっともっと、近こう寄れ~

   

    有り難うございました。

   私らは、お暇いたしますので、御前様はお休み下さいまし

    今は亡き、初代のおお御前様にお詣りします。

   窪の奥地の隠居部屋も覗いてみましたが、この一帯のマンサクも枯れちゃって

    唯一花を付けていたマンサクでした。

   マンサクと言えば、佐渡ヶ窪と思っていましたが、今年の長期に続く大雨で雨水が長く溜まったり

   大量の土砂が流れて来て、木の根元を埋めて木自体が窒息を起こして枯れています。

   悲しみと何も出来ない無念さを胸に佐渡ヶ窪を引き上げます。

    窪地の衰退を尻目に大船山南西尾根のマンサクは色も濃くて綺麗でした。

   チョット消化不良のままスタート地に戻り、イチリンソウの群生地を覗くと

    あちゃ~

   此処にも土砂が流れてきて、すっかり埋まってしまっていました。

    もう、可憐な姿のイチリンソウに逢うことは叶ないのでしょうか?

    PS、エヒメアヤメや黄スミレを探してみましたが、野焼き後のススに塗れて

      ズボンを汚しただけのお疲れ様の1時間30分のマンサク鑑賞のお山歩でした。

    この後、消化不良を満たすべく、清滝~男池~直入小学校(権現山)~他でした。

コメント (6)
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