長芋を掘ってみました。
栽培と言うには余りにも厚かましいかと思いますが、様子を見てみましょう。
このこんもりした雑草の丘の下に長芋があるはずです。
蔓がすっかり枯れちゃって、何処から鍬を入れて良いやらです。
*本来は、蔓が枯れる前に目印を付けて置くものなんですが
いきなり鍬を打ち込むのは冒険過ぎるので、大凡の場所を手掘りで探します。
おっ 髭根がを見付けました。
この下に、波板が敷いてあって、そこから波板沿いに長芋が生えているはずです。
鬚根の先に長いもの細い首の部分が見えてきました。
長芋を傷つけないように掘り進めます。
*長芋の表面を確認しながら掘り進めると良いですよ~
掘り進めること15分、長芋の先端部分に到達しました。
長芋上に被さっている土を取り除くと長芋の全貌が見えてきます。
ジャジャ~ンと言いたいけど、まっ こんなモンでしょうかねぇ~
全長120cm位かな?
山から掘り出した長芋を持ち帰る方法を紹介しましょう。
自然薯=首から先端まで長いままの方が喜ばれるので長いまま持ち帰ります。
長芋より少し長くて細い竹(篠目竹)とカズラを準備します。
細すぎると撓みすぎて長芋が折れるし、硬すぎると長芋をきつく縛れません。
長芋に竹を添えて、カズラでグルグル巻いて固定します。
カズラが短いときは、30cm間隔で長芋が動かない程度に縛ります。
この状態で持つと足元に不安定な山でも長芋を炒めること無く持ち運べます。
3本は、ちゃんと波板に沿って成長していましたが、他の長芋は波板からズレてしまって
硬い土壌(硬盤)に成長を阻まれて、長く延びずに団子状態でした。
試食~♬
長芋を水洗いしたら、鬚根を焼いて煤を洗い流します。
焼酎の肴として、長芋を縦割りにして豚肉で巻き、ゴマ油で焼きました。
長芋を軽く焼いたのでシャキシャキ感が残っていて、豚肉の甘さとバッチリでした。
*味覚異常が、まだ治っていないけど、思った以上に味を感じて美味しかった。
トロロ(輪切りでも可)にして焼き芋ステーキで戴くも良し、天麩羅で戴くも良し
お好み焼きや手打ち蕎麦の繋ぎにも良いですよ~
総括:自然薯には及ばないが、そこそこに長芋を愉しむことが出来ました。
波板を使っての栽培なので、硬い土を深く掘らなくれも良いので収穫は楽です。
畑の土と山土を3:1にしたけど、虫などを考えると山の赤土だけで栽培する方が良いそうです。
畑の残されたままだったカボチャも全て回収しました。
まだ完熟していない物もありますが、畑に放置したままだとイノシシや鹿などを呼び寄せるので
食べなくても持ち帰ります。