誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

誘われて、山・あ・る・記 in 鷹鳥屋岳631m

2014-01-23 19:57:08 | 山歩き
 誘われて、山・あ・る・記 in 鷹鳥屋岳631m
2014/01/18(sat)・・・・単独山行

 R326を走っていて気になっていた”高鳥神社=高鳥屋岳”への案内板
それが、藤河内へ行く途中に見える”スラブの急峰”と一致する事が判った
2つの気掛かりを一気に解消するチャンスに恵まれてアクセスした。



 R326から『宇目夏木林道』へ入り、車1台分の細いクネクネ道を走る。
途中、立派なアーチ型の時間橋(後述)を通って、約8kmほど走って
ヘヤピンカーブを左に進むと、1kmほどで高鳥神社の駐車場(登山口)に着く

 駐車場から大木に囲まれた薄暗く狭いコンクリートの参道(?)を登って行く
突然、左に大木に隠れた鳥居から、女性が現われ飛び上がりそうになった
(矢野大和神主の奥さんだった ^。-)
      
 コンクリート道の終点に鳥居があり、20段ほどの急傾斜の石段の上に本殿が見える。
山門を潜ると『獅子の狛犬』があり、驚く事にその上部には『狛犬?狛鷹?』が2羽
      
本殿
      
狛鷹
神社の右脇には、神様が降臨される際に使われた『船石?』も安置されていた。
      
船石
 高鳥屋岳は、境内の右脇から細い道が尾根に向かって伸びている
神社のすぐ裏であり、神域であろう事を踏まえて、心静かにゆっくりと登る
尾根に上がると左に向きを変え、ややフラットな歩きとなり、ポンと目の前に祠が現われる。

祠の脇をすり抜けると、三等三角点のある鷹鳥屋岳mである。
山頂の突き当たりは展望岩があり、真正面に七年山から桑原山、大崩山が望める。

 展望岩から足元を眺めると、うんうん!藤河内から見えた素晴しい急峰が納得できた
登頂後は直ぐに引き上げる予定だったが、展望の素晴しさに暫し腰を降ろして休んだ
     
足元
     
展望
 山頂から神社に戻ると、矢野大和神主がいらっしゃったので、少しお話を伺う
鷹鳥屋神社は、700年以上前に建立されたとの事で、鷹鳥屋岳山頂の祠が降臨地と
一番最初は降臨地にお参りをしていたが、参拝が大変との事で現在の場所に建立されたと
また、狛鷹の謂れも、神社の名前に由来だろうとだけの答えだった。
 タイム:駐車場~(12:40)本殿~(12:45~12:50)~山頂(12:55~13:10)~本殿(13:15~13:25)~

時間橋:傾山~のトロッコ道で単線のため、時間規制したことから、時間橋と言う
     水色のアーチ橋で、橋とダム湖のコントラストが素晴しいらしい
     このときは、ダムの貯水量が少なく、景観を愉しむにはイマイチだった。
     
時間橋
     
ダム湖 
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誘われて、山・あ・る・記 in 城山 603m

2014-01-22 19:55:41 | 山歩き
   誘われて、山・あ・る・記 in 城山603m
2014/01/18(sat)・・・・単独山行
  日本全国に、いったい幾つ”城山”と言う名前の山があるのでしょうかねぇ~
 国見岳(山)、烏帽子岳、と並んで、上位にある事は間違いなさそうですね。

   以前、小表山に向かって、国326から宇目小国林道を走行しているときに
 右前方に小気味良い三角峰の山が見え、地図には”城山▲"が記されていた。
 次のチャレンジに備え、山頂へ最短で登れそうな場所に案内プレートを見つけていた。
  登山口に駐車場はなかったが、ちょっと路肩の広い場所に駐車させていただく
 地図上の距離約m*標高差m・・・・20分ほどで山頂に立てるだろうとの思惑で登り始める
 杉林の谷沿いに作業道らしき踏み跡を辿ると、赤い道標とピンクのテープが点在する。
 紛らわしい地籍調査のピンクテープに誘われそうになるが、地形図を見ながら赤テープを拾う 
繁華街のピンクも山のピンクも怖いですね (θθ;)
  谷の突き当たり左上が明るいが、目指す山頂は右尾根の奥に位置している。
 やや強引に右尾根へと登って行くと、赤テープの道標が数mの間隔で取り付けたあった。
 ただ、足元は軟弱で、スルッズルッと滑って踏ん張りが利かず脹脛がピリピリし出す。
  右尾根の傾斜は緩やかで、振り返るとアップダウンの連なる大石岳が見えていた。
 尾根を暫く登って行くと大きな岩が現われ、大岩を通り過ぎると急にフラットになる。
 息を整えながら小薮を掻き分けて進むと、城山山頂を示す標柱と三角点があった。
 登山口からの所要時間は、19分也で嬉しい1座をゲットできました。
  景色もなく、山頂に到達した感慨もなく、次の”鷹鳥屋岳”を目指して滑り降りた。
タイム:登山口(11:40)~右尾根(11:50)~山頂(11:55)~登山口(12:05)
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誘われて、山・あ・る・記 in 大石岳 640m

2014-01-21 23:53:01 | 山歩き
   誘われて、山・あ・る・記 in 大石岳 640m
2014/01/18(sat)・・・・単独山行
  先ほど”柏山”に登ったが、宇目町まで来て1座で帰るには勿体無い!
 折角なので、宇目小国林道沿いに登山口がある山をターゲットに山歩きを敢行する事にする。
  柏山登山口から、小表山登山口を左に見ながら、約2kほど宇目町方向へと戻ると登山口
 登山口は左カーブの右側にあり、うっかりすると見落としかねないが、柏山林道の基点
  登山口からウオーミングアップなしで、有無を言わせぬ急傾斜が待っていた。
 急傾斜は長く続かず僅か数分で尾根に出たが、直ぐに下って登り返しが待っていた。
 登り返すと右に『くの字』に曲がって下って行く、当たり前だが下ったら登り・・・・・、
 だから、この資料にあったこのルートは嫌だったんだよなぁ~と、独り愚痴りながら歩く
 大石岳へアップダウン!、落ち葉たっぷりの急傾斜は、想像以上に厄で落とし穴もたくさん
 足を大きく踏み出すと、落ち葉に隠れたコロ状の枯枝が隠れ潜んでいてズルッ!スッテン!
 イハヤハ、山で走ってはいけません、特に下り坂は要注意ですね(ま・さ・かは、もっと要注意です!
  幾つかのアップダウンを超えると、人工林となり再び自然林に変わると最後の急傾斜が待っていた。
 まぁ~先ほどの、柏山に比べたら大した事は無かろうと、岩肌に取り付き木の根っ子を掴んで登る
 10分も掛かるまいとタカを括っていたが、一行に山頂が見えず顎が上がりそうになる。
 フウウ~急傾斜と格闘10分、ようやく山頂かと思ったら、なんと尾根が延びていた。(--;)

   尾根歩き2分?本日2座目のNPをゲットしました。
 山頂からの展望、木々に囲まれて、展望は得られませ~ん
 山頂手前からは、先ほど登った柏山の綺麗な三角峰を見る事が出来る。
  下山は往路を辿って、登山口へと引き返した。 
タイム:登山口(10:30)~山頂(11:05)~登山口(11:30)
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誘われて、山・あ・る・記 in 柏山681m

2014-01-20 19:46:58 | 山歩き
誘われて、山・あ・る・記 in 柏山681m
2014/01/18(sat)・・・・単独山行
  傾山に向かう時、小表山・鷹巣岳に登った時に気になっていた三角峰の山
 先の小表山に登った際に、ちゃっかりと登山口を確認し、家に帰って国土地理院で地形図確認
 登山口から幾つかアップダウンを繰り返し、最後に急登が待っているようである。

  国326から宇目小林道へ約9km走行し、ヘヤピンカーブの左が登山口である
 登山口の手前に、10台分ほどの駐車スペースがあり、そう多くの登山者はいないのでゆったり駐車できる

  お馴染のオレンジの登山口案内板、柏山登山口と書いてある。
             
 低山ながら、しっかりした踏み跡が残っていて、道すがらに歩いて行くと最初のピークに着く                        
  さらにアップダウンしながら、登山道を遮る倒木を乗り越えたり潜ったりの障害物競走になる
                            
 また、落ち葉サクサクなんて、情緒を愉しむはずが、急登の落ち葉はズルズル滑って進まない
 いい加減にしてくれ~と思いながら歩くと、ネットが現われ暫くネット沿いに進んでいく
 ネットと分かれると、どうやら最低鞍部らしく、目の前が壁のように立ち上がった急傾
  鞍部からの急傾斜!積もった落ち葉がズルズル滑り、もう3歩登って2歩下がる状態
 フウフウ言いながら登って行くと、今度は大岩が目の前に立ちはだかる
 巻き道らしき道はなく、ほぼ真上を見上げる岩の上に道標が微かに見えた。
            
  ロープもなく手掛かりになるような木は、小さくて頼りなくて岩にしがみ付いて攀じ登る。
 岩場を越えても急登が続き、低山と侮った事を山が嘲笑っていたように思えた
 岩の出っ張りに手を掛け、張り出した木の根を握って、重たい体を引き上げながら攀じ登る。
 息も絶え絶えになりながら登ること十数分、木々に囲まれた柏山mの山頂に登りつめた。              
  山頂は木々に囲まれているが、なんとか冬枯れの樹間から”傾山””祖母山”一帯が見えた。
 特に感慨の深い展望でもなく、ただ単なるNPのための山歩きに過ぎなかったかな (--;)
 下山は、往路を忠実に辿ったが、急傾斜は登りよりもハラハラドキドキで登山口に戻った。           
  タイム:登山口(8:20)~第1ピーク(8:35)~ネット(8:55)~~岩場(9:00)~山頂(9:15~9:25)~登山口(10:10)
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延岡市ー愛宕山251mを歩く

2014-01-15 21:37:02 | 山歩き
 延岡市ー愛宕山251mを歩く

 山歩きに出かけ損ねた休日、一段落して散歩ついでの愛宕山へ
自宅から愛宕山の麓にある愛宕山神社まで30分ほど掛けてのんびり歩く
神社の鳥居を潜って、数十段の石段を登って行くと『愛宕山神社』に到着する。

 何を祈願するでもなく、2礼2拍でお参りを済ませると、車道と並行して作られた遊歩道へ
普通の散歩なら車道歩きがいいかもしれないが、ちょっと鍛錬を考えるなら階段のある歩道へ
2014年の10日余りを振り返りながら、登っているといつの間にか御手洗神社案内板

 案内板に誘われるように右に行くと、40基の鳥居が立ち並ぶ『御手洗神社』に着く
この神社は『目の神様』と言われ、猫の額ほどの境内には”お百度石”も置かれている。
本殿前に立ち、お目目の祈願をする。
近眼!乱視!飛蚊症!老眼!、幾つもお願いしてはご利益薄かろうと”老眼”を祈願

 祈願を済ませると、本殿脇の細い登山道を登って、奥の院と山頂を目指す。
今までの遊歩道と打って変わり、道は狭くて赤土に苔むした急坂の歩道になる
雨後の下りなどもってのほかの、健脚向けの歩道と言っても間違いないだろう

細い歩道を5分ほど登ると、山には不似合いなな電波中継塔の無骨な建屋が現われる。
2つ目の中継塔の右脇が”極天様”を祀った、愛宕山奥の院である。
?愛宕神社、御手洗神社、奥の院って事は、3社詣でになるのかぁ~と、参拝する。

 奥の院の参拝を済ませると、一番奥の電波中継塔へと向う。
2つの中継塔の真ん中当り、標高が最も高いと思われる小藪のが三等三角点の愛宕山山頂
山頂の展望は全くなく、目に映るのは無骨な建屋の中継塔のみ

 最奥の中継塔のコンクリ道の脇、愛宕山で一押しの防火帯ルートがあるが案内板は無いようだ
防火帯を下る事も考えたが、下山口~登山口移動が面倒くさく思われてコンクリート道へ
無粋なコンクリート道だが良く見ると、そこらじゅうに”コウヤボウキ”の咲残りがあった

 更に下って、フライパン山ルート分岐を過ぎると、35体の地蔵様が鎮座する『地蔵広場』

地蔵広場から50mほど下ると、愛宕山展望所の広~い駐車場に着く
駐車場からは、南延岡駅を中心とする市街地が一望、展望所まで登ると延岡市全貌が見渡せる。
また、展望所には、ニニギノミコトの出会いの場として、縁結びの鐘と鍵掛けモニュメントもある
*今回は立ち寄りませんでした。

愛宕山=古来「笠沙山」と呼ばれており、天孫ニニギノミコトとコノハナサクヤヒメが
      出逢い結婚した場所であるという神話が残っています

「愛宕山奥の院極天様」=日向御前(徳川家康のひ孫で有馬直純夫人)は、
      女人禁制の霊域との理由で側近達が止めるのも聞かず、
      『女と言えども人は人、人の参れぬ領域などあるものか。』と即座に馬を走らせて登った。
以来、愛宕山のご禁制は解かれ、領内の女性も参拝できるようになった。
「奥の院極天様」に残っている鳥居の笠木は、日向御前が奉納したもの。
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