久住山~星生山を歩いて来ました。(11/26)
足・腰・腕の違和感が薄れてきたので、フラフトレーションを解き放ちたくてお山へ出掛けて来ました。
ザックの重量を何時もより幾分か軽くして、足場の良い久住山へ運良ければ霧氷鑑賞(期待)のお山歩
と、勇んで出掛けた物の意外と気温が下がっていない、そしてあろう事か瀬の本交差点付近ではガスガスガス
そして、今にも降り出しそうな雰囲気に、『私は、合羽を着てまで歩かんよ』と
牧ノ戸の駐車場も黒岩の形も判らないほどガスでした。
天気図と天気予報通りなら、きっと晴れてくるはずと思っていると、急に陽射してきたり・・・
意を決して車から出るとひんやり、長袖Tシャツに半袖Tシャツを重ね着、更にヤッケまで着込んでスタート
牧ノ戸の登山口、コンクリートの階段道は好きになれません。
帰りの疲れた足での階段下りは、膝が気になりますがGo~
東屋に到着、ここから由布岳をみて、お山のご機嫌を伺うのがルーティーンですが
凄い雲海で由布岳も山頂付近しか見えません。
三俣山も雲の中
若しかしたら、霧氷は無理のようだけど、濃いガスと時折差し込む陽射しにブロッケンの期待が
1昨日にたっぷり雨が降り湿度OK、風も風速2~3m/sで下地は出来ていますが
肝心の気温がちょっと高目で、霧氷どころか梢は雨の滴を湛えていました。
明日の方が気温が低めでったんだが、お天道様が雲隠れの上に☔️☔️
まだ沓掛山の手前、ガスが消え始めました。
霧氷に裏切られ、期待したブロッケンもガスと共に霧散してしまったようです。
まっ良いか~
初冬のお山歩を愉しんでストレス発散が叶えば良いじゃないか
振り返ると雲に浮かんだ湧蓋山さんが素敵でした。
ガスが消えると、透き通るような青空が現れました。
最終目的地は決めてないので、心が満足する地点まで歩いて行こうと思います。
星生山/西千里浜の分岐です。
どうしようか?星生山に行く?久住山へ向かう?
星生山は帰りに寄ろうよ、久し振りに久住山に行きたいな♫
と言う事で、久住山に向かってGo~
星生崎の下までやってくると、久住山~天狗ヶ城~中岳が直ぐ目の前に迫ってきます。
避難小屋広場に下って、ガレ場を登って行くと久住連山17座を代表する久住山の頂です。
避難小屋から久住山へ向かい始めると、カミさんの足取りが重たそうである。
そして、久住別れを過ぎたとき、『私ここで遊んでいるから行といで~』と
独り置いておくのは気掛かりでもあったが、迷子になる場所でもないの独り山頂へ
何時もは通らない、草原をショートカットで
取敢えず、久住山の頂へ
青空久住の山並み、見慣れた光景だけどいいモンです。
山頂滞在は1分程度で、久住別れに下りカミさんと合流して星生山へ向かう。
久住別れから星生山を見上げます。
思ったより膝の具合が良いので、カミさん要望の星生山を歩いて下ることにします。
冬枯れ草に隠されたような急登の道を登って行きます。
星生崎まで登ってくると、久住の中にあって最も好きな星生山の尾根が見えてきます。
ただ、穏やかだった天候はここまでで、急に風が吹き始めてガスも再び湧き始めてきた。
偶には、岩稜を歩いて『星生の窓』からの風景を見ようと思ったのだが風が嫌だなぁ~
でも、しっかり” 星生の窓 ”にやって来ました。
星生の窓ガラスは、一点の曇りもなく窓の向こうには、” 扇ヶ鼻 ”がくっきり見えていました。
窓の向こうは、こんな感じで扇ヶ鼻が見えていました。
更に続く岩稜帯を乗り越えると、私の一番のお気に入りの場所へ
素晴らしい尾根が見えてきました。
この尾根、自分が歩くのも好きだけど、人が歩いている姿を眺めるのも好きなのです。
最後の岩稜帯が見えてきました。
距離は短いけど岩稜帯は危険が一杯、慎重に足場を見極めて登って行くと星生山の頂
本日2座目の星生山の山頂、最近始めたホーズで証拠写真撮影
星が生まれる山って、朝駈けするとなるほどと山名に納得できます。
歩いて来た岩稜帯を振り返ってみました。
濃さを増し始めたガスで、岩稜を歩く登山者が霞んで見えます。
風もメチャ冷たくなりましたが、風下で山ランチとしました。
yamahiroの作るオニギリは”四角形!”
ウインナー付き焼きおにぎりとインスタントラーメンです。
ラーメンは、我が家で採れた”タマネギ・シイタケ・ブロッコリー・ホウレン草・パプリカ”の野菜
と我が家ではラーメンに必須の半熟?タマゴ入り、何時も変り映えしないけど定番の山ランチです。
器に盛り付けて見栄え良くしたかったけど、手が悴んでまともに箸が使えませんでした。
次から、フォーク持参だねと悴む手で、山ランチを戴きました。
食事をしていると、とんでもないところを歩いている人が見えました。
星生山から硫黄岳に繋がる尾根を歩いている4人の姿が見えます。
やがて彼らは、我々の前まで登ってきました、先頭の人の背には測量に使う大きな三脚
後の4人は、やや頼りなげな足取りで着いて登ってきました。
彼らは、山頂で足を止めることもなく、星生新道分岐点まで歩いて行き三脚を卸し始める。
星生新道でなにやら作業のようです。
何をするか見ようと思ったが、吹き付ける風が余りにも冷たくて逃げるように下山する。
星生山/西千里浜分岐の本道に降りてきました。
久住山と星生山を振り返り、心と身体がリフレッシュされたことに感謝しながら下山しました。
沓掛山から振り返ると、今度は霧氷で待っているよと。
山はしゃべらんけどねッ