アフガン・イラク・北朝鮮と日本

黙って野垂れ死ぬな やられたらやり返せ 万国のプレカリアート団結せよ!

当ブログへようこそ

 アフガン・イラク戦争も金正日もNO!!搾取・抑圧のない世界を目指して、万国のプレカリアート団結せよ!

 これが、当ブログの主張です。
 詳しくは→こちらを参照の事。
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「反石原・反ファシズム」オリジナル・リンク集

2007年04月07日 23時59分59秒 | 反石原・’07東京都知事選
■お知らせ&更新履歴

・「浅野vs吉田の"どんちゃん騒ぎ"」に供する為に、とりあえずこういうリンク集を作ってみました。これ以外にも、お勧めのリンク等があれば適宜補充していきます。また、当リンクについては転載自由とします(但し標記の趣旨に適う使い方をされる場合に限る)。(2007-03-12 21:53 記)
・本投稿を都知事選告知日前日まではブログ・トップに表示されるようにしました。(2007-03-17 09:00 記)
・本投稿のブログ・トップ表示期日を都知事選投票日前日まで延長する事にしました。特定候補者の当選を直接の目的としないブログでの、政治批評記事一般や一般人同士の政治談義の掲載については、選挙告示後も何ら問題なしと判断しましたので。そんなものまで禁止されたんじゃあ、選挙期間中はネットでは一切政治談議が出来なくなってしまいます(北朝鮮じゃあるまいし)。(2007-03-22 14:00 記)
 http://katteren.blog97.fc2.com/
・リンク集の内容は適宜更新中。

■石原の「ボカサぶり」を示すリンク

・石原慎太郎研究会
 http://www.winterpalace.net/isrg/
・悪質政治屋・石原慎太郎の監視小屋
 http://www.geocities.jp/social792/isihara/isihara_kansi.html
・特集:石原慎太郎とは何か!
 http://www.linelabo.com/bk_sp003.htm
・宣戦布告(戦争扇動・ヘイトスピーチ垂れ流しの石原公式サイト)
 http://www.sensenfukoku.net/
・石原慎太郎暴言データ集
 http://homepage3.nifty.com/m_and_y/genron/ishihara/data/
・サヨナラ石原都知事(公選法の規定で3/20日までの限定公開)
 http://www5.famille.ne.jp/~ishihara/(HP)
 http://blog.goo.ne.jp/sayonaraishihara/(ブログ)
・石原都知事のフランス語発言に抗議する会
 http://www7a.biglobe.ne.jp/~mcpmt/toppagejp.html
・石原慎太郎と朝鮮人コンプレックス
 http://www8.ocn.ne.jp/~hashingi/page021.html
・石原慎太郎の人生(本多勝一「貧困なる精神」)
 http://www1.odn.ne.jp/kumasanhouse/hinkonnaru_seisin/k121.html
・映画「君が代不起立」公式サイト
 http://vpress.la.coocan.jp/kimi.html
・税喰う人びと―特集:都知事の豪遊・ムダ使い―
 http://homepage2.nifty.com/taxeater/top.html

(論考紹介)
・東京都知事選:石原氏への「批判のしにくさ」と「社会の成熟」(上・中・下)(M.H.Square.)
 http://www.officemh.com/blog/archives/2007/20070317_2340.php
 http://www.officemh.com/blog/archives/2007/20070319_2345.php
 http://www.officemh.com/blog/archives/2007/20070320_0111.php
・なぜ女性が石原慎太郎を支持?(Munchener Brucke)
 http://d.hatena.ne.jp/kechack/20070326/p1
・石原都政の検証1~4(青山貞一、独立系メディア)
 http://eritokyo.jp/independent/aoyama-col7350.html
 http://eritokyo.jp/independent/aoyama-col7357.html
 http://eritokyo.jp/independent/aoyama-col7358.html
 http://eritokyo.jp/independent/aoyama-col7360.html

■「反石原・反ファシズム」リンク

(吉田さんを支持するリンク)

・のびのび東京!吉田万三(吉田万三さんのHP)
 http://www.manzo-y.jp/
・革新都政をつくる会
 http://www.ny.airnet.ne.jp/kakushin/
・都知事候補 吉田万三を勝手に応援するブログ
 http://blogs.yahoo.co.jp/lifelove7373
・がんばれ吉田万三
 http://blog.goo.ne.jp/takashi5776/
・大津留公彦のブログ2
 http://ootsuru.cocolog-nifty.com/blog/
・M.H.Square.
 http://www.officemh.com/blog/
・万三さんの掲示板(吉田万三さんHPの掲示板)
 http://www.manzo-y.jp/bbs/bikke.cgi?board=manzo

(浅野さんを支持するリンク)

・浅野史郎・夢らいん(浅野史郎さんのHP)
 http://www.asanoshiro.org/index2.htm
・都民のハートに火をつける会
 http://asano46.exblog.jp/
・石原都政はもうご免だ!
 http://www.red-piper.com/
・東京。をプロデュース2007
 http://www.tokyo-produce.net/
・ある国際人権派の雑食系ブログ。(仮)
 http://blog.livedoor.jp/zatsu_blog/
・てらまち・ねっと
 http://blog.goo.ne.jp/teramachi-t/
・四トロ同窓会二次会
 http://6305.teacup.com/mappen/bbs?

(反石原・反ファシズムでの共同・統一の呼びかけ)

・石原都知事3選阻止署名活動(JANJAN)
 http://www.janjan.jp/government/0701/0701228615/1.php
・夢の保革一騎打ち(そいつは帽子だ!)
 http://teagon.seesaa.net/article/35557109.html
・東京都知事選:石原都政を変えたい人たちへ。ということで「石原知事はスルー!新都知事を選ぼう!キャンペーン」はじめませんか?(M. H. Square)
 http://www.officemh.com/blog/archives/2007/20070311_0150.php
・「反石原」なトラックバック募集(旗旗)
 http://bund.jp/modules/wordpress/index.php?p=347

■都政一般

・都政新報
 東京都政関連の自治体専門紙。「石原都政の検証」特集ページなど。
 http://www.toseishimpo.co.jp/
・東京都の公式HP
 都議会関連、知事選関連、知事広報、各種統計資料など。
 http://www.metro.tokyo.jp/
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ファシスト石原、下北沢で遂にブチ切れ、地金を晒す

2007年04月07日 22時41分35秒 | 反石原・’07東京都知事選
※以下、スポーツ報知の記事より
 http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20070405-OHT1T00108.htm

・慎太郎知事 ヤジにブチッ「うるさい、黙ってろ!」…8日都知事選

 石原慎太郎都知事(74)が4日、ついに爆発した。再開発計画を巡って物議を醸している下北沢の駅前で街頭に立ったが、開発反対派からの猛烈なヤジにヒートアップ。当初は柄にもなく?謙虚な姿勢を見せていたが、我慢も限界だったようだ。

 下北沢の駅前で「安心と安全」をテーマに「ここも救急車や消防車が入れるような開発をしないといけません」と再開発の必要を訴えていた石原氏。最初はヤジにも「黙って聞きなさいよ」といなしていたが、聴衆から「住民感情を排除している」などの声を浴びてついにキレた。

 「うるさい、黙ってろ!」と一喝。「(再開発について)いろんな意見を出してもらいたい。それを区長に取り次いでですね、当たり前の手順を踏んで、民主的にやるんだよ! 物事は多数決なんだから!」と怒りまくった。

 今回の選挙では、選対本部長の佐々淳行元内閣安全保障室長が「失言ブレーキ係」を自任。告示日の3月22日には「皆さんのお力を貸してください」と殊勝に訴えたり、同30日の会見では「説明不足だった」「謙虚にならざるを得ない」などと“らしからぬ”休火山ぶりをアピールしていた。

 しかし選挙戦が進むにつれ徐々に本領を発揮。同31日には、銀座の街頭で、ヤジを飛ばす男性を「静かにしなさい」と一喝している。ここにきて陣営では過去にあった数々の失言が街頭でも飛び出すのではないかとヒヤヒヤしているという。

 この日は演説が進むうちに雨が本降りに。石原氏が噴火すると、頭上では雷鳴がとどろいた。下北沢をめぐっては、対立候補の浅野史郎氏(59)が、告示前の3月10日に、再開発反対派の住民の案内で視察。それもあってか、400人以上の聴衆を前に、SPもピリピリムードだった。

 演説後は、開発反対派と石原氏に同調する人たちが入り交じって一触即発に。土砂降りの中で「石原帰れ!」コールがこだましていた。

※ちなみに、下北沢再開発問題については下記リンクを参照の事。石原が下北沢で野次の洗礼に遭ったのには、ちゃんとそれなりの理由があるのです。「救急車や消防車が入れるような開発」?「当たり前の手順を踏んで、民主的にやる」?それが大ウソである事は、築地市場の豊洲移転劇をみれば一目瞭然。やっている事は、オリンピック招致に名を借りた「乱開発、地上げ、街壊し、住民追い出し」でしかないじゃないか。

・Save the 下北沢
 http://www.stsk.net/
・下北沢フォーラム
 http://shimokitazawa-forum.net/
・下北沢再開発を考えるページ
 http://www.big.or.jp/~solar/shimokitazawa.html
・シモキタらしさを守ろう!下北沢再開発問題(JANJAN)
 https://www.janjan.jp/area/0603/0603221210/1.php
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「石原的なモノ」をどう打ち破っていくか

2007年04月07日 11時09分13秒 | 反石原・’07東京都知事選
 昨年12月に、政府税調会長の本間正明が、「官舎売却」を主張しておきながら、自分の愛人をその官舎に住まわせていた事が発覚して、会長辞任に追い込まれるという事件がありました。庶民には日頃から「官から民へ」とか「痛みに耐えろ」とか言いながら、当の自分は官の甘い汁を吸って良い目を見ていた事が発覚して、世論から指弾を浴びたという事件ですが、このTVニュースを職場の休憩室で見ていた時に、一人のドライバーがこんな事をつぶやいていました。「愛人を官舎に囲わなかったら良かったのに」と。
 私はこれを横で聞いて「あれっ?」と思いました。普通なら、この本間やそれを庇う安倍内閣の、鼻持ちならない特権意識や、身内偏重、二枚舌に対して憤りを覚える筈なのに、このドライバーはそうならずに、寧ろ本間に対して同情的で、「出来れば自分もこんな風にして愛人を囲ってみたい」という感じでした。

 翻って4月8日投票の東京都知事選ですが、マスコミの情勢予測によると、石原の逃げ切り勝ちの気配が濃厚との事。選挙は水物なので私は最後まで石原打倒の希望は捨てませんが、恰も「憎まれっ子世に憚る」かの如く、「何でこんなに石原はしぶといのだろうか」と考えた時に頭に思い浮かんできたのが、この時の情景でした。
 石原慎太郎の強さというのは、これはまた小泉政権の強さにも相通じる側面があるのでしょうが、庶民の中にある支配欲・出世欲・英雄願望や、「他者を押しのけても自分が良い目をしたい」という、ある種のドロドロとした本音みたいなものを代弁している所にあるのではないでしょうか。

 「ババア」「三国人」「障害者に人格はあるのか?」「虐められるような弱い奴が悪い」等々のヘイトスピーチに示された石原の特異な差別思想の背景には、そういう庶民の本音に悪乗りした部分が確実にあります。私は、当初は石原の弱肉強食肯定の差別思想に頭にきて、しかもそのトンデモぶりがあんまりなので、「こんな奴の化けの皮など剥がすのは簡単だ」と思っていました。しかしその後色々調べていくうちに、前述の石原支配の強さ・巧みさも段々分かってきて、今はもう「この支配を突き崩すのはそんなに容易ではないぞ」と思い始めています。

 石原新太郎の書いた小説には、自由奔放な快男児が出世して女性をモノにするといったシチュエーションがよく出てくると言われます。そこにあるのはある種のマッチョリズムで、石原が戸塚ヨットスクールの校長を擁護するのもそういう所から来ているのでしょうが、それが案外すんなりと受け入れられる土壌は確かにあるような気がします。石原がキャリア・ウーマン(奥谷禮子の様なネオリベ女性)に意外と受けが良いのも、彼女らが肯定する「世の中は成り上がった者が勝ちよ、それを弱肉強食だ何だと批判しているのは負け犬よ」という考えが世間にも受け入れられているからではないでしょうか。

 それに加えて、何だかんだ言っても、東京が「勝ち組」都市である事も石原に有利に作用しているのではないでしょうか。経済グローバリゼーションの下では、経済の一極集中は進み、都市と地方の格差が広がります。謂わば、先進国と第三世界との間に見られるような経済格差が、国内においても見られるのです。ハリケーン・カトリーナに被災した米国ニューオーリンズとニューヨークの間に見られるような格差が。東京で言えば、ヒルズ族とホームレスやネットカフェ難民との間に典型的に見られる形で。

 勿論、東京に住んでいるのは「勝ち組」ばかりではありません。以前のテレビ番組で、六本木ヒルズ族が億ションでホームパーティーに耽っているその同じ港区内で、一人暮らしの高齢者が年間数万円の年金だけを頼りにどうにか生きながらえている姿を映し出していました。しかし、東京都全体で言えば前者の「勝ち組」が全都民の62%を占めるのです(「反石原・都政革新の戦いは第二ラウンドへ」参照)。その62%が石原(ひいては小泉・安倍)支配の根幹を為し、「負け組」の中からも彼らに同調する事で日頃の鬱憤晴らしをする人たちが現れます。それ以外の残り20~30%の「負け組」は、「物言わぬ民」として、今の保守二大政党制の下では完全に疎外・排除されているのです。小泉政権が先の郵政民営化選挙でキャンペーンを張った時に、そういう「負け組」についてはA・B・C層のどれにも含めず、完全に視野の埒外に置いた様に。

 この石原支配の政治構造をどう打ち破っていけば良いか。「ただ何となく、気分だけの反石原」の立場で、石原のあれこれの差別発言を面白おかしく茶化しているだけでは不十分なのは間違いないでしょう。ではどうすれば良いか。簡単に結論が出る様な問題ではありませんが、若しその手がかりがあるとするならば、「如何に自分の問題として捉えられるか」という所に、そのヒントがあるかも知れません。

 石原の例で言えば、石原を支持する人は、自分を石原の側に置いているのです。ヒルズ族やネオリベ女性にとっては、年金でどうにか生きながらえている独居老人や、ワーキングプアや生活保護世帯や、ホームレスやネットカフェ難民や、ババアや三国人などと言った人たちは、全て自分とは関わりの無い、下手すれば自分の今の豊かな生活を脅かしかねない、「得体の知れない、向こう側の人たち」なのです。だから、平気でこれらの人たちにバッシングを加え、石原を支持する事が出来るのです。
 今までのバッシングが全てそうでした。イラクの日本人人質、拉致被害者家族会、公務員、労組、高齢者、農民、地方住民・・・これらの「抵抗勢力」は、全て自分とは関わりの無い、「得体の知れない、向こう側の人たち」なのだと。

 しかし、その中でも例外があります。JR福知山線事故の被害者やホワイトカラー・エグゼンプション(WE)に反対する声に対しては、不思議とバッシングは起こっていません。ひょっとしたらバッシングされているのかも知れませんが、少なくともイラク人質や抵抗勢力に対する様な露骨なバッシングは起こっていない筈です。それは何故か。通勤災害もサービス残業も、ともに身近にあって、直ぐに自分の生活に跳ね返ってくる事柄だからです。
 或いは、かつての売上税・消費税反対闘争の中で、参院選の与党過半数割れを生み出し、「山が動いた」と形容されるような政治変化が生まれた例も挙げられるのではないでしょうか。たとえ数円・数十円でも、誰しも自分の財布の中からお金を吸い取られるのは嫌です。そういう身近で、自分の生活に直接関係する場合は、「あちら側」ではなく「こちら側」の話として、政治が捉えられるのです。
 如何に、「こちら側」の、自分の身に迫った問題として捉えられるか。「石原的なモノ」をどう打ち破っていくかという事のヒントも、そこに隠されている様な気がします。
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