アフガン・イラク・北朝鮮と日本

黙って野垂れ死ぬな やられたらやり返せ 万国のプレカリアート団結せよ!

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 アフガン・イラク戦争も金正日もNO!!搾取・抑圧のない世界を目指して、万国のプレカリアート団結せよ!

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’07メーデー:我々に椅子取りゲームを押し付ける奴らをぶっ飛ばせ!

2007年04月30日 00時43分32秒 | 戦争・改憲よりも平和・人権
※以下、抜粋。確かに下記メーデー宣言の、言いたい事はよく分るし、今はもうこの趣旨に基本的に賛同します。以前は仕事観の部分でどうしても引っかかるものがあったが、昨今の格差拡大・違法労働蔓延状況を鑑みると、これぐらいのアンチ勤労観・企業観・「プロジェクトX」観でないと、はっきり言ってやってられない!
 しかし、この文章の硬さだけは、どうにかならないだろうか・・・。多分ウチの同僚が読んでも、このままでは一体何の事やらさっぱり分らないのではと。「まともに生活できるだけの賃金よこせ!休みを取らせろ!労基法通り休憩させろ!交通費ぐらい出せ!上司だからといって偉そうにするな!家賃下げろ!税金下げろ!こんなクソ高い保険料や医療費なんか払えるか!成果主義?ホワイトカラー・エグゼンプション?入社式や仕事始めに社歌と君が代?死ねアホンダラ!我々は会社や国の奴隷じゃないぞ!」ぐらいのノリでいかないと。


自由と生存のメーデー07──プレカリアートの反攻
──生きることはよい。生存を貶めるな!
──低賃金・長時間労働を撤廃しろ。まともに暮らせる賃金と保障を!
──社会的排除と選別を許すな。やられたままで黙ってはいないぞ!
──殺すことはない。戦争の廃絶を!
──メーデーを抗議と連帯と反攻の日に!

「格差」と「貧困」が社会的な課題としてにわかに取りざたされている。しかし雇用の流動化はさらに進められ、生きるための基盤はますます不安定なものへと置き換えられるばかりだ。政府は問題を「機会の不足」へと矮小化し、格差と貧困の責任を私たちの就業能力、起業能力の欠如に還元しようとしている。その帰結は、生存を「自立」競争の勝利者への褒賞に変えることに他ならない。

しかし、彼らが言うように未来なく不安定なこの生を自分のせいにされ、頭と体と感情をすり減らすことはない。働かない・働けないことへの侮蔑と嘲笑と同情におびえる日々を終わらせるための反攻はすでに始まっているからだ。労働を道徳と結びつけ、勝ち誇って人に生きる資格を問う者たちに、差別と排除で人々を切り分け敵対させる者たちに、私たちは全身で反対する。「ただ生きること」を肯定する私たちは、この社会にもたらされている「戦争」を拒絶し、侮蔑と不正に連帯で応じる。この自由と生存の日に!プレカリアートの反攻の日に!

2007年3月23日 「自由と生存のメーデー 07」実行委員会

〈運営上の確認〉 政治的立場の違いを暴力によって「解決」することを実践し、その行為と思想を正当化し続ける人びとの参加はおことわりします。

■日 時:2007年4月30日(月・振替休日)開場12時30分
■場 所:大久保区民センター4F多目的ホール
■集 合:12:00-12:30 大久保区民センター(新宿区大久保2-12-7)※JR新大久保駅から明治通り方向に約600m。ペアーレ新宿裏
■主 催:「自由と生存のメーデー07」実行委員会
■呼びかけ:フリーター全般労働組合
■連絡先:フリーター全般労働組合
〒160-0023 東京都新宿区西新宿4-16-13 MKビル2階
電話:03-3373-0180 e-mail:paff(at)sanpal.co.jp
(以下略)
 http://mayday2007.nobody.jp/

(追記:5月1日)
 上記メーデーの動画がYouTubeで配信されています。ビデオプレスTVのサイトで視聴出来ます。
 http://vpress.la.coocan.jp/vptv.html


※実はウチの職場は5月連休中が年間繁忙期の一つのヤマで、私も5月6日まで休みがありません。今日も朝から出勤なので、メーデーは連合系の「STOP THE 格差社会」にも全労連・全労協系にも、この「自由と生存のメーデー」にも参加出来ません。しかし、そんな仕打ちには負けないぞ!
 ここに至るまでの約20年来の相次ぐ経済規制緩和と労働諸法制改悪で、「女工哀史」的状況が現代に復活し、「ネットカフェ・マクドナルド難民」やホームレスも増加の一途を辿っています。政府・財界は正に「朕はたらふく食ってるぞ、汝人民飢えて死ね」とばかりに我が世の春を謳歌していますが、その裏で貧民・プレカリアートの反撃も既に始まっています。無法・違法派遣職場のフルキャストやグッドウィルにも既に仲間たちの手で労働組合が結成され、フルキャストでは制服代名目でピンハネされていた分を団交で奪い返すという成果も上げています。愛国心や自己責任論では、いつまでたっても腹もふくれず、まともに休みも取れないという事に、徐々にみんなが気がつき始めています。こんな世の中が、いつまでも続くと思うなよ!

※そうそう、「椅子取りゲーム」で思い出したけれど、昨今は「機会の平等」という事がよく言われます。努力して金を稼ぐ人がいる一方で、働きもせず生活保護を受けている奴らが居るのは「悪平等」だ、こういう「結果の平等」ではなく、誰にもチャレンジの機会が与えられる「機会の平等」こそが実現されなければならない、という言い回しで。耐震・産地・日付偽装や粉飾決算や労基法破りで得た儲けも「正当な報酬」であるかのように言い募るその根性は大したものですが、それはまあ置いといて。
 「再チャレンジ」ナントカを推進している誰かさんも、この「機会の平等」という言葉がお好きなようですが、本当は、必要最小限の「結果の平等」が無ければ、「機会の平等」もあり得ないのです。
 ギャンブルなどの例で考えれば直ぐ分かります。パチンコや競馬などの公営ギャンブルや商品先物取引・株式投資などは、確かに成人なって元手さえあれば誰でも参加出来ますが、果たして本当に万人平等に参加出来るのでしょうか? 実際は、100円の元手しかない人間と1億の元手がある人間とでは、最初のスタートラインからして、全然違うじゃないですか。後者は、前者とは比べようも無いほど、余裕資金を自由に使う事が出来ます。情報入手も買い方も自由自在です。見かけの門戸開放とは裏腹に、実際には最初から金持ちに圧倒的に有利な仕組みになっているのです。そうであるにも関わらず、商品先物に手を出して身包み剥された人間をあざ笑う輩が、「再チャレンジ」何とかには何の疑問も抱かず尻馬に乗せられてしまう、この浅ましさ。
コメント (1)
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