ブログを訪問してくださる方が増えてびっくりしています。
ありがとうございます。
何かしら伝わっていれば嬉しいです。
なんとなく自分の居場所はどこにもないような、誰にも必要とされていないような、そんな感覚におそわれて、不安だったり心細かったりしながらどうにかこうにかやっています。3.11の後はとりわけ恐怖と不安と心細さとの内なる闘いの日々・・・。
早いもので母との突然のお別れから、来月丸二年になろうとしています。
まだ、母のいなくなったことがよくわからない。長い間心の葛藤あった分、
心の整理がつくまでにはまだ時間がかかりそうです。
平日は、通勤だけでもかなり歩いていて、駅も街も人が多すぎるし、すごくエネルギーを
消耗しているんだなあとあらためて思います。身体を休めつつ色々とやっています。
ここは賃貸マンションですが、お隣との壁が薄くてわたしのキーボードを叩く音も丸きこえになっているらしいことがわかってやりにくいですが、書けるときに書いていこうと思います。
『レ・ミゼラブル』千穐楽から、続きを書きます。
凱旋公演のプログラムをみると、マリウスとアンジョルラス役の人は最初の囚人の場面にもいる。コゼットとエポニーヌはラブリィ・レディの場面に。そして、4人とも「一日の終わり」の歌唱の場面にも登場している。全部を見つけるのは大変だなあ。
それにしても、1人で何役もこなして、アンサンブルの方のなかには十数役をこなされている人もいるそうで、みなさんすごい。
笹本さんエポニーヌと山崎さんマリウス、残念ながらわたしの中でも止まってしまっている感じがあった。田村さんマリウスがすごくマリウスっぽかっただけに、ちょっときつい感あり。(あくまでもわたしはそう感じたということです。)
笹本さんエポニーヌ、たぶん見納めだったかな。バリケードのセットが登場してくる時の立ち姿、帽子をかぶり直して、きりっと立つエポニーヌの演技は人によって違う。昆さんエポニーヌは、小さい体をカバーするようにコートに手を突っ込んだ立ち姿でかっこよかった。
笹本さんは背が高いのでそのままでかっこいい。ガラの悪い感じは一番あるかな。マリウスをかばって撃たれるシーンの崩れ方は一番好きかも。
瀕死の状態なのを感じさせず、一気にマリウスの腕の中へ倒れ込んで行く。
ブリュメ街のバルジャン邸で、マリウスの手紙をバルジャンに渡した時、エポニーヌは最初男の子と間違えられたので、帽子をとり髪を振って女性だと主張する。「気をつけて行けよ」という吉原さんバルジャンの言葉のあたたかいこと。エピローグで、ファンティーヌとエポニーヌの二人で、旅立とうとするバルジャンを迎えにくるシーンとつながる。
バルジャン、旅立ちのシーン、最初に司教様の館から盗んだ銀の燭台に灯をともして、旅立ちの準備をする。「神よー」の歌が、「彼を帰して」と同じメロディラインなのに今さらながら気づいた。
吉原さんバルジャンのあたたかさ、大きさ。
3.11の後、自分に何ができるかを考えた時、この舞台を一生懸命つとめることが自分の役割だと思った。エピローグで「民衆の歌」をうたう時、3.11で亡くなられた方々の声が天から降りてくるように感じる時があるという内容を話された。感きわまってくる吉原さん。
カーテンコールで長くジャベール役の川口さんと抱き合い、労をねぎらっていた姿が印象的。あったかい人だ、ほんとに。
若井さんコゼット、かわいらしい。
観客にとって希望の光となっているコゼットに自分も励まされることがあると話された。
上原さんアンジョルラス、あまりにもそのままで自然過ぎて、カーテンコールで挨拶をする時のテンションの低さとのギャップの大きさがたまらない。
清史郎君ガブローシュ、やりきった感があったのか、これでガブローシュを演じるのは最後
という思いもあったのか、プリンシバルキャストのみなさんが挨拶している間目が赤かった。カーテンコールで、リトルコゼット・リトルエポニーヌと手をつないで出てきた時は、ヤッターって感じだった。
千穐楽の挨拶が終わって、全キャストが役の扮装をして出てくるまでの間子役ちゃんたちの登場。司会はティナルディエ夫妻、清史郎君が代表して帽子を脱いでお礼を言って大人の挨拶。メモを見ながら子役ちゃん全員を紹介して、もう子役としてレミゼで演じることはない。大きくなってまたこの舞台に戻ってきたいよねー、って皆に振る。皆うなずく。だから、これからも一生懸命大きくなります。
(7か月の)公演の間背が大きくなって、衣装さんには裾を出してもらい、小道具さんには小さくなった靴を変えてもらってありがとうございました。背が大きくなるということは体重も増えてきている。そんな僕たちを抱き上げたり、肩車してくれたりしてありがとうございました。
丹宗さんグランデール、ワンディモアの場面で、ガブローシュを肩車しながらしっかり足踏みもしていた。すごい。
「drink with me」いちばん涙が出たかもしれない。
このあと学生たちは弾がなくなって、なすすべもなくただ死んでいくことを思うと悲しくてたまらなかった。丹宗さんグレンデールの叫びが今日も冴えわたっていた。
一日として同じ舞台はない。
全キャストで歌ってくれた「ワン・デイ・モア」
そして最後は「民衆の歌」をみんなで大合唱。
岩谷時子さんの歌詞の日本語が本当に美しい。この歌はずっと生き続けていくだろう。
この作品の奥深さをあらためて感じる。
ガブローシュがティナルディエ夫妻の子供だというように舞台では描かれていないようだが、ガブローシュ・エポニーヌ・マダムティナルディエが同じメロディラインを歌っているようだ。
他にもこことここが同じ曲という気づきがいっぱいあって、伏線がいっぱいあってほんとにすごい作品なんだとあらためて気づかされている。
2015年春に上演決定の発表。
経済状況がどうなるかわかりませんが、チケット代が上がるか下がるかわかりませんが、よろしくお願いします、と森公美子さん。また働かないとね・・・。
以前に書いたこととダブっている内容もありますが自分のメモからやっと書けました。
まだ書きたいことがあるので、また折々に書ければと思います。今回はこれで終了です。
ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。
舞台写真は公式フェイスブックからの転用です。
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この写真のみ「げきぴあ」から転用しています。
ありがとうございます。
何かしら伝わっていれば嬉しいです。
なんとなく自分の居場所はどこにもないような、誰にも必要とされていないような、そんな感覚におそわれて、不安だったり心細かったりしながらどうにかこうにかやっています。3.11の後はとりわけ恐怖と不安と心細さとの内なる闘いの日々・・・。
早いもので母との突然のお別れから、来月丸二年になろうとしています。
まだ、母のいなくなったことがよくわからない。長い間心の葛藤あった分、
心の整理がつくまでにはまだ時間がかかりそうです。
平日は、通勤だけでもかなり歩いていて、駅も街も人が多すぎるし、すごくエネルギーを
消耗しているんだなあとあらためて思います。身体を休めつつ色々とやっています。
ここは賃貸マンションですが、お隣との壁が薄くてわたしのキーボードを叩く音も丸きこえになっているらしいことがわかってやりにくいですが、書けるときに書いていこうと思います。
『レ・ミゼラブル』千穐楽から、続きを書きます。
凱旋公演のプログラムをみると、マリウスとアンジョルラス役の人は最初の囚人の場面にもいる。コゼットとエポニーヌはラブリィ・レディの場面に。そして、4人とも「一日の終わり」の歌唱の場面にも登場している。全部を見つけるのは大変だなあ。
それにしても、1人で何役もこなして、アンサンブルの方のなかには十数役をこなされている人もいるそうで、みなさんすごい。
笹本さんエポニーヌと山崎さんマリウス、残念ながらわたしの中でも止まってしまっている感じがあった。田村さんマリウスがすごくマリウスっぽかっただけに、ちょっときつい感あり。(あくまでもわたしはそう感じたということです。)
笹本さんエポニーヌ、たぶん見納めだったかな。バリケードのセットが登場してくる時の立ち姿、帽子をかぶり直して、きりっと立つエポニーヌの演技は人によって違う。昆さんエポニーヌは、小さい体をカバーするようにコートに手を突っ込んだ立ち姿でかっこよかった。
笹本さんは背が高いのでそのままでかっこいい。ガラの悪い感じは一番あるかな。マリウスをかばって撃たれるシーンの崩れ方は一番好きかも。
瀕死の状態なのを感じさせず、一気にマリウスの腕の中へ倒れ込んで行く。
ブリュメ街のバルジャン邸で、マリウスの手紙をバルジャンに渡した時、エポニーヌは最初男の子と間違えられたので、帽子をとり髪を振って女性だと主張する。「気をつけて行けよ」という吉原さんバルジャンの言葉のあたたかいこと。エピローグで、ファンティーヌとエポニーヌの二人で、旅立とうとするバルジャンを迎えにくるシーンとつながる。
バルジャン、旅立ちのシーン、最初に司教様の館から盗んだ銀の燭台に灯をともして、旅立ちの準備をする。「神よー」の歌が、「彼を帰して」と同じメロディラインなのに今さらながら気づいた。
吉原さんバルジャンのあたたかさ、大きさ。
3.11の後、自分に何ができるかを考えた時、この舞台を一生懸命つとめることが自分の役割だと思った。エピローグで「民衆の歌」をうたう時、3.11で亡くなられた方々の声が天から降りてくるように感じる時があるという内容を話された。感きわまってくる吉原さん。
カーテンコールで長くジャベール役の川口さんと抱き合い、労をねぎらっていた姿が印象的。あったかい人だ、ほんとに。
若井さんコゼット、かわいらしい。
観客にとって希望の光となっているコゼットに自分も励まされることがあると話された。
上原さんアンジョルラス、あまりにもそのままで自然過ぎて、カーテンコールで挨拶をする時のテンションの低さとのギャップの大きさがたまらない。
清史郎君ガブローシュ、やりきった感があったのか、これでガブローシュを演じるのは最後
という思いもあったのか、プリンシバルキャストのみなさんが挨拶している間目が赤かった。カーテンコールで、リトルコゼット・リトルエポニーヌと手をつないで出てきた時は、ヤッターって感じだった。
千穐楽の挨拶が終わって、全キャストが役の扮装をして出てくるまでの間子役ちゃんたちの登場。司会はティナルディエ夫妻、清史郎君が代表して帽子を脱いでお礼を言って大人の挨拶。メモを見ながら子役ちゃん全員を紹介して、もう子役としてレミゼで演じることはない。大きくなってまたこの舞台に戻ってきたいよねー、って皆に振る。皆うなずく。だから、これからも一生懸命大きくなります。
(7か月の)公演の間背が大きくなって、衣装さんには裾を出してもらい、小道具さんには小さくなった靴を変えてもらってありがとうございました。背が大きくなるということは体重も増えてきている。そんな僕たちを抱き上げたり、肩車してくれたりしてありがとうございました。
丹宗さんグランデール、ワンディモアの場面で、ガブローシュを肩車しながらしっかり足踏みもしていた。すごい。
「drink with me」いちばん涙が出たかもしれない。
このあと学生たちは弾がなくなって、なすすべもなくただ死んでいくことを思うと悲しくてたまらなかった。丹宗さんグレンデールの叫びが今日も冴えわたっていた。
一日として同じ舞台はない。
全キャストで歌ってくれた「ワン・デイ・モア」
そして最後は「民衆の歌」をみんなで大合唱。
岩谷時子さんの歌詞の日本語が本当に美しい。この歌はずっと生き続けていくだろう。
この作品の奥深さをあらためて感じる。
ガブローシュがティナルディエ夫妻の子供だというように舞台では描かれていないようだが、ガブローシュ・エポニーヌ・マダムティナルディエが同じメロディラインを歌っているようだ。
他にもこことここが同じ曲という気づきがいっぱいあって、伏線がいっぱいあってほんとにすごい作品なんだとあらためて気づかされている。
2015年春に上演決定の発表。
経済状況がどうなるかわかりませんが、チケット代が上がるか下がるかわかりませんが、よろしくお願いします、と森公美子さん。また働かないとね・・・。
以前に書いたこととダブっている内容もありますが自分のメモからやっと書けました。
まだ書きたいことがあるので、また折々に書ければと思います。今回はこれで終了です。
ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。
舞台写真は公式フェイスブックからの転用です。
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この写真のみ「げきぴあ」から転用しています。
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