「”哲学的思想・陰陽道では、今この世界は、テロで悩まされている西洋が陰の時期に入り、景気づいているアジアが陽の時期だそうな・・・。
このショーの発端は、そのアジアの民族文化でショーを作りたいという私の夢から始まった。
(略)
真っ青な空、心地よい風、美しい木々、こんなにも素晴らしい自然がありながら、それに対して感動することも忘れてしまっている私達。空とぶ鳥や海の生物の驚異的な能力に私達は勝つことはできない。なのに人間は地球を支配し、争い、弱い生物を犠牲にしている。
人間は今立ちどまって謙虚にならなければいけない時ではないだろうか・・・。
私達の住むこの地球は、宇宙の奇跡の星なんだから・・・。」
あたまが疲れる記事を書いたあとで息抜き投稿。プログラムの謝先生のことばから。ようやく書けました。
演出家の熱い想いがほとばしる舞台、その想いを身体を使って表現する演者たち。最新技術を駆使しつつ、そのエネルギーを感じることができるのは生の舞台の醍醐味。新しくなった日本青年館、物議をかもしているみたいですがここは断然一階席でみるのが正解だなあと思いました。二階席は椅子がよくないし見づらすぎ。東京宝塚劇場とか日生劇場とか二階も絨毯ふわふわで狭いけど坐り心地悪くないし見やすいし、劇場という空間そのものがどう創られているかも大切なのだと実感したしだい。
「時は地球誕生からという四十五億年という月日がたち、この現世はとまることなく、後戻りすることなく進んでいきます。
ここで星の一生のお話の次に、人の一生についてお話ししましょう。
この愛の星、地球の生命たちは数えきれないドラマを作り出します。
その中でも私たち人間の世界には喜びがあり、悲しみがあり、愛があり・・・
そして、いつも音楽というものがありました。
言葉だけでは伝えきれない事があるから、音楽が生まれたのかもしれません。
人は生きるために愛し、祈り、歌い、踊る~」
二幕は耳慣れたアメリカの60年代のスタンダードナンバーを歌い踊りながら、人生の色々な場面が描かれるという肩ひじはらずに楽しめるものになっていました。スタンバイミーだったかな。男性全員が青春っていう感じでみんな10代の雰囲気で歌ったの。普段歌うことのないダンサーの大貫さんとか翼さんが歌う姿が新鮮でした。宝塚OGによる出会いと別れの場面があったり、蘭ちゃんが音楽学校を卒業して一人カバンをもって旅立っていく感じで、現役時代世代の違う蘭ちゃんとみみちゃんが、寿美礼さん・わたるさんと肩を組みながら歌うのが新鮮でした。岡さんとわたるさんが夫婦役でベビーカーをひきながら歌い踊る場面は意表をついていたかな。なんとも濃かったですがわたるさんスタイルよくってダンスお上手だし、このお二人の夫婦役なんて希少で楽しい場面でした。理屈はおいといて、二幕は特にさかけんさんの歌声を堪能できたし、蘭ちゃんがニコニコと踊る舞台を観ることができたのがなにより楽しい時間でした。去年の6月、シアタークリエの客席おりの時間近でみた蘭ちゃん、顔小さくって色が白くって手足が長くって、そして細いこと細いこと、でも筋肉がきれいについていてこれだけキレッキレに踊れるんだなと。また蘭ちゃんの踊りをみたいな。玉野さんの舞台に出ないかな。
『pukul』の観劇日記はこれでおしまい。今度の休みは星組「ベルリンわが愛」のプログラムを読みながら観劇日記を書ければと。地味だけどいい作品でした。
このショーの発端は、そのアジアの民族文化でショーを作りたいという私の夢から始まった。
(略)
真っ青な空、心地よい風、美しい木々、こんなにも素晴らしい自然がありながら、それに対して感動することも忘れてしまっている私達。空とぶ鳥や海の生物の驚異的な能力に私達は勝つことはできない。なのに人間は地球を支配し、争い、弱い生物を犠牲にしている。
人間は今立ちどまって謙虚にならなければいけない時ではないだろうか・・・。
私達の住むこの地球は、宇宙の奇跡の星なんだから・・・。」
あたまが疲れる記事を書いたあとで息抜き投稿。プログラムの謝先生のことばから。ようやく書けました。
演出家の熱い想いがほとばしる舞台、その想いを身体を使って表現する演者たち。最新技術を駆使しつつ、そのエネルギーを感じることができるのは生の舞台の醍醐味。新しくなった日本青年館、物議をかもしているみたいですがここは断然一階席でみるのが正解だなあと思いました。二階席は椅子がよくないし見づらすぎ。東京宝塚劇場とか日生劇場とか二階も絨毯ふわふわで狭いけど坐り心地悪くないし見やすいし、劇場という空間そのものがどう創られているかも大切なのだと実感したしだい。
「時は地球誕生からという四十五億年という月日がたち、この現世はとまることなく、後戻りすることなく進んでいきます。
ここで星の一生のお話の次に、人の一生についてお話ししましょう。
この愛の星、地球の生命たちは数えきれないドラマを作り出します。
その中でも私たち人間の世界には喜びがあり、悲しみがあり、愛があり・・・
そして、いつも音楽というものがありました。
言葉だけでは伝えきれない事があるから、音楽が生まれたのかもしれません。
人は生きるために愛し、祈り、歌い、踊る~」
二幕は耳慣れたアメリカの60年代のスタンダードナンバーを歌い踊りながら、人生の色々な場面が描かれるという肩ひじはらずに楽しめるものになっていました。スタンバイミーだったかな。男性全員が青春っていう感じでみんな10代の雰囲気で歌ったの。普段歌うことのないダンサーの大貫さんとか翼さんが歌う姿が新鮮でした。宝塚OGによる出会いと別れの場面があったり、蘭ちゃんが音楽学校を卒業して一人カバンをもって旅立っていく感じで、現役時代世代の違う蘭ちゃんとみみちゃんが、寿美礼さん・わたるさんと肩を組みながら歌うのが新鮮でした。岡さんとわたるさんが夫婦役でベビーカーをひきながら歌い踊る場面は意表をついていたかな。なんとも濃かったですがわたるさんスタイルよくってダンスお上手だし、このお二人の夫婦役なんて希少で楽しい場面でした。理屈はおいといて、二幕は特にさかけんさんの歌声を堪能できたし、蘭ちゃんがニコニコと踊る舞台を観ることができたのがなにより楽しい時間でした。去年の6月、シアタークリエの客席おりの時間近でみた蘭ちゃん、顔小さくって色が白くって手足が長くって、そして細いこと細いこと、でも筋肉がきれいについていてこれだけキレッキレに踊れるんだなと。また蘭ちゃんの踊りをみたいな。玉野さんの舞台に出ないかな。
『pukul』の観劇日記はこれでおしまい。今度の休みは星組「ベルリンわが愛」のプログラムを読みながら観劇日記を書ければと。地味だけどいい作品でした。