『るろうに剣心』、大阪公演も大盛り上がりで早くも折り返し。行きたいなあ。初日のカーテンコールに登場された小池先生、川口君の個人情報漏洩?でちぎさんにつっこまれたとか、稽古場にすっぴんで現れたちぎさんが男性にしかみえなかったとの発言があったとか。二日目にはマチネ?では松岡さんが木にひっかかったのが時間かかって一回目のカーテンコールに間に合わないというハプニングがあったとか、舞台は生ものですね。
宝塚を知らず、剣心を演じているのが女性だとは知らないで観ている方もいらっしゃるようで、それぐらい早霧さん剣心は男性陣の中でも、男性陣を相手にした殺陣でも違和感がなかった。ライブビューイングで拝見した『幕末太陽傳』ですごい運動神経の方なんだと感心しましたが、剣心役はそれが存分に生かされていますね。幕末血風録の場面、早霧さん、セットの上から下へひょいっと身軽に下りてばっさばっさと新選組を斬り倒していくの。それぞれ高い身体能力を持ったばかりの方々とはいえ、受ける側の男性アンサンブルさんたちとのタイミングが少しでもずれたら怪我につながりかけない殺陣の連続。稽古場でここまで作り上げていくの大変だったと思いますが、それを感じさせず余裕をもってやっているようにみえるところがさすがです。ほっそいほっそい早霧さんが体格のいい男性を相手にしていると折れてしまうんじゃないかと少し心配しながらも、刀さばきの美しさに見惚れていました。たぶん、早霧さん、トップスターというプレッシャーと男役はこうあらればという型から解放されて、より自由に、精神的に楽に剣心を生きていらっしゃる。だから男性相手の殺陣でも無理がないのかなと感じました。
幕開けはこの構図、幕にこの剣心の影が現れて十文字が描かれていくところから始まります。なんか始まるぞってわくわく感いっぱいになるオープニングでした。
この歌詞もなかなか好き。宝塚版のプログラムをみると歌詞が少し違うようです。
「不殺(ころさず)の誓い
頬の傷だけが 知っている
不殺の誓い 立てた理由
最初の傷は 京の小道
月が満ちた 夜だった
その後出会った 運命の人
巴は清里の許嫁
復讐の炎に燃える女
俺の命狙い 近づいてきた
知らずに俺は巴を愛し
二人結ばれた
女の愛がこの頬に
二つ目の刻印を刻み込む
愛する人を亡くした時
誓いを立てた
いつか 戦が終わって
新しい夜が明けたら
二度とは人に
刃を抜けないと
敵と切り結んだ
奪った命は 戻りはしない
生き残った者には
義務(つとめ)がある
剣の力に頼らずに 造る
誰もが睦あえる国
他人(ひと)を愛(いつく)しむ心に満ちた
憎しみの思いが 消えた国
この刀は
不殺の誓いの証
この傷は
不殺の誓いの印」
早霧さん剣心が過去を語るこの場面。人斬り抜刀斎の松岡広大さんの殺陣のスピード感と切れのよさがすごかったのですが、ちゃんと心があった。早霧さんと背丈が同じぐらいの印象で剣心と抜刀斎の表裏一体感がよくでていたと思います。剣心をかばって命を落とした雪代巴さんがすごく可愛かった。どなたが演じていらっしゃるのかと気になったらアンサンブルのお一人で松村沙瑛子さんという方。強くて儚くて敵と知りながら抜刀歳に惹かれていった感じがよく出ていました。アンサンブルさんたちも見逃せない舞台。ほんと目が足りなかったです。もう一回観たいなあ。
早霧さんを観に行って、斎藤一のイケメンぶりにもすっかりやられてしまったという方、たくさんいらっしゃるようです。
新選組大志から、維新後は警察官へと、信念を貫いた生き方が素敵すぎました。
「悪・即・斬」のポージングと低い声がイケメンすぎました。
松竹つながりで古い資料を整理していたら20年以上前の歌舞伎座のフライヤーがでてきました。勘太郎、まだ子供、可愛い。
11月6日の観劇のあと、友達と待ち合わせて楽屋からでていらっしゃったの男性アンサンブルの伊藤さんかな。『1789バスティーユの恋人たち』でも高い身体能力を披露されていました。後姿がものすごく細くてものすごく筋肉がついている感じでした。こういう方でないとアクロバティックなダンスはできませんね。
宝塚を知らず、剣心を演じているのが女性だとは知らないで観ている方もいらっしゃるようで、それぐらい早霧さん剣心は男性陣の中でも、男性陣を相手にした殺陣でも違和感がなかった。ライブビューイングで拝見した『幕末太陽傳』ですごい運動神経の方なんだと感心しましたが、剣心役はそれが存分に生かされていますね。幕末血風録の場面、早霧さん、セットの上から下へひょいっと身軽に下りてばっさばっさと新選組を斬り倒していくの。それぞれ高い身体能力を持ったばかりの方々とはいえ、受ける側の男性アンサンブルさんたちとのタイミングが少しでもずれたら怪我につながりかけない殺陣の連続。稽古場でここまで作り上げていくの大変だったと思いますが、それを感じさせず余裕をもってやっているようにみえるところがさすがです。ほっそいほっそい早霧さんが体格のいい男性を相手にしていると折れてしまうんじゃないかと少し心配しながらも、刀さばきの美しさに見惚れていました。たぶん、早霧さん、トップスターというプレッシャーと男役はこうあらればという型から解放されて、より自由に、精神的に楽に剣心を生きていらっしゃる。だから男性相手の殺陣でも無理がないのかなと感じました。
幕開けはこの構図、幕にこの剣心の影が現れて十文字が描かれていくところから始まります。なんか始まるぞってわくわく感いっぱいになるオープニングでした。
この歌詞もなかなか好き。宝塚版のプログラムをみると歌詞が少し違うようです。
「不殺(ころさず)の誓い
頬の傷だけが 知っている
不殺の誓い 立てた理由
最初の傷は 京の小道
月が満ちた 夜だった
その後出会った 運命の人
巴は清里の許嫁
復讐の炎に燃える女
俺の命狙い 近づいてきた
知らずに俺は巴を愛し
二人結ばれた
女の愛がこの頬に
二つ目の刻印を刻み込む
愛する人を亡くした時
誓いを立てた
いつか 戦が終わって
新しい夜が明けたら
二度とは人に
刃を抜けないと
敵と切り結んだ
奪った命は 戻りはしない
生き残った者には
義務(つとめ)がある
剣の力に頼らずに 造る
誰もが睦あえる国
他人(ひと)を愛(いつく)しむ心に満ちた
憎しみの思いが 消えた国
この刀は
不殺の誓いの証
この傷は
不殺の誓いの印」
早霧さん剣心が過去を語るこの場面。人斬り抜刀斎の松岡広大さんの殺陣のスピード感と切れのよさがすごかったのですが、ちゃんと心があった。早霧さんと背丈が同じぐらいの印象で剣心と抜刀斎の表裏一体感がよくでていたと思います。剣心をかばって命を落とした雪代巴さんがすごく可愛かった。どなたが演じていらっしゃるのかと気になったらアンサンブルのお一人で松村沙瑛子さんという方。強くて儚くて敵と知りながら抜刀歳に惹かれていった感じがよく出ていました。アンサンブルさんたちも見逃せない舞台。ほんと目が足りなかったです。もう一回観たいなあ。
早霧さんを観に行って、斎藤一のイケメンぶりにもすっかりやられてしまったという方、たくさんいらっしゃるようです。
新選組大志から、維新後は警察官へと、信念を貫いた生き方が素敵すぎました。
「悪・即・斬」のポージングと低い声がイケメンすぎました。
松竹つながりで古い資料を整理していたら20年以上前の歌舞伎座のフライヤーがでてきました。勘太郎、まだ子供、可愛い。
11月6日の観劇のあと、友達と待ち合わせて楽屋からでていらっしゃったの男性アンサンブルの伊藤さんかな。『1789バスティーユの恋人たち』でも高い身体能力を披露されていました。後姿がものすごく細くてものすごく筋肉がついている感じでした。こういう方でないとアクロバティックなダンスはできませんね。