たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

タカラヅカスペシャル2018_ライブビューイング

2018年12月22日 23時24分53秒 | 宝塚
 無事に行ってきました。帰り道、その先でイベントがあったらしく電車の中は高校生で激込みでおばさん緊張、そして夜はバスが走らないので最寄り駅から徒歩、どんなにがんばっても25分、途中車にひかれてもおかしくないスポットだらけなので一日一日、わかりません。こうして無事に帰ってくるまでがライブビューイング。帰ってくるまで緊張しました。こうしてまた無事に楽しい時間を過ごすことができたことに感謝。ここに住み続けることはやっぱり無理なんだと思わざるを得なくってこれからどうしましょうになるんですけど今はやめましょう。今年も一年間、よくがんばりました。がんばった自分を振り返りながらのタカラヅカスペシャルライブビューイング。盛りだくさんな内容で、気がつけば終わっていました。半分ぐらいは知っている曲だったり、聴いたことあるけどタイトルが思い出せなかったり、どの演目だったか思い出せなかったりする自分が情けなくもありながら楽しい時間でした。思い出すままに・・・。

 オープニングは「TAKARAZUKAオーレ」、みなさんピンクの衣装でした。懐かしいですね、月組の天海祐希さんがトップ時代の名曲、妹とお別れしてから最初に観た舞台。「エールの残照」との二本立てでした。平成1年から10年までの曲ということで、わたしがわかって嬉しかったのは、星組「ナルシス・ノアール」「ジュビレーション」、雪組「サジタリウス」、望海風斗さんが一路真輝さんトップ時代の、大好きだったこの曲を歌ったの、胸あつでした。花組と月組は記憶、ちょっと途切れています。

 トップさんたちの一年を振り返るMCタイム、望海風斗さん、大劇場公演を終えて「すっきりしてします」。お正月の大劇場公演を控えて稽古中の紅ゆずるさん、「何をやっているんだか、でもこの時間は楽しみます」みたいな。二幕でも同じようなやり取りがあったと思います。望海さんに対して「ワン!」ってほえる紅ゆずるさん、可愛かった。ゆっくり休む間もなく、次々と。こちらは嬉しいですが、忙しいですよね。明日海りおさんが、「ライブビューイングで北は北海道から南は九州・沖縄まで全国70か所ぐらいの映画館で上映、台湾・香港でも上映されています」で言った後、今年台湾公演を終えた紅さんに中国語で挨拶を・・・で紅ゆずるさん、途中ほんとに一瞬出て来なくなってしまったのかな、「少々お待ちください」から無事に挨拶を終えました。「香港・台湾のみなさん、楽しんでください」ということを言ったそうです。途中留まったのは、「わたしの気持ちをためてました」みたいな。このあたりのアドリブ力、さすが。「台湾公演どうでしたか」と珠城りょうさん、「すごく楽しかった、熱気がすごい、拍手がすごいのでこちらもがんれる」みたいなWさゆみさん、このあと挨拶は「最新の方が・・・」って明日海りおさんが言って紅ゆずるさんの中国語挨拶になったんだったかな。ここだけでもけっこう楽しかった。
 

 花組コーナー、明日海りおさんが「一緒においでよ、一人ではさみしすぎるから」から「人に生まれて、人ではなくなり、悲しみを抱いて生きる僕はバンパネラ~♪」と「哀しみのバンパネラ」に一瞬で『ポーの一族』の世界に引き込まれて鳥肌が立ちました。今年のお正月、初の宝塚大劇場遠征、終盤エドガーとアランがゴンドラに乗る場面を一階席から見上げた時間を一瞬にして思い出しました。あれからほぼ一年、ここまでよくがんばってきたよなあ自分、って思いました。みりおさん、さらに歌声に磨きがかかってきていると感じました。すごい、ほんとにすごいです。仙名彩世さんの『Sante!!』のテーマソングから、「アヴォートル・シャンテ」が男前でした。ミニスカートで娘役さんたちを率いる姿が男前。ごめんなさい、なかなかに苦手でしたがこれはかっこいいと思いました。なんか吹っ切れているのかな、DHに続いてキラキラと輝いていました。トップになってから今が一番輝いているのでは・・・。宝塚王道のヒロインキャラではない、トップ娘役という立ち位置で今までにはない風を吹き込んだことはたしか、明日海さんと男同士ぐらいの感覚で面白い芝居ができる可能性があったのでは、と思いました。鳳月杏さんが一瞬で中大兄皇子になり『あかねさす紫の花』の世界に引き込んでくれた時も鳥肌でした。すっごい男役の色気と美しさ。瀬戸かずやさんは『BEAUTIFUL GARDEN』から「Beach Time」で一瞬常夏に連れて行ってくれました。この方も歌に磨きがかかったと感じました。花組さん、今年2回生で観劇することができました。よかった。柚香光さんは「EXCITER」、全国ツアーを終えたばかりでお疲れ気味だったかな。ちょっと痩せたようにも見えました。華のある存在感。

 月組コーナー、『カンパニー』から珠城りょうさんが「君に出会えただけで、幸せだった、自分の心にそう言い聞かせ、明日を信じて歩く」から「カンパニー~♪」で瞬間とてつもなくいい人なサラリーマン青柳さんになっていました。ライブビューイングでしたが、観劇日記書けていませんが、舞台を思い出しました。美園さくらさんは『エリザベート』のエトワール。見事な高音の美声でした。真彩希帆さんとはまた違う歌うまかな。続いて暁千星さんの「闇が広がる」、トートとルドルフを一人で歌っていました。これも鳥肌でした。上手いだけでなく一瞬で世界に引き込まれました。美弥るりかさんは『雨に唄えば』からコズモのステップも軽快な「MAKE,EM LAUGH」、一瞬世界へ引き戻してくれました。ライブビューイングでしたがいい舞台でした。最後は珠城りょうさん、サングラスをかけてBADDYで登場、月城かなとさんもいつの間にか青ふちのメガネをかけていて最後は楽しく盛り上がりました。これは上田久美子先生の意表を突いたほんとに楽しい作品でした。わたしはみていませんが、「カルーセル輪舞」からの曲もあったかな。


 ここまででも十分に盛りだくさんでした。おそくなってきたので、二幕の雪組と星組のことは明日以降・・・。