たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

ミュージカル『ブロードウェイと銃弾』思い出し日記

2021年08月20日 00時53分26秒 | ミュージカル・舞台・映画
 2021年5月12日から30日まで、日生劇場にて無事再演されました。



 わたしは2018年2月25日(日)に日本初演を観劇しました。



 デビッド・シエイン:浦井健治

 チーチ;城田優

 オリーブ・ニール;平野綾

 イーデン・ブレント;保坂知寿

 エレン;愛加あゆ

 ニック・バレンティ;ブラザートム

 ワーナー・パーセル;鈴木壮麻

 ヘレン・シンクレア;前田美波里

 舞台は1920年代、禁酒法時代のニューヨーク。『華麗なるギャッビー』『ONCE A TIME IN AMERICA』とは全く趣の異なる、コメディ要素の高い1920年代のアメリカの物語でした。

 オリーブ役の平野綾ちゃん、『レディ・ベス』の若き日のエリザベス一世からのふり幅の大きさにびっくりしたと観劇当日のブログに書いていますが、このあと『モーツァルト』のコンスタンチェへと、これまたすごい振り幅。この舞台ではとってもキュートでした。ブラザートムさん演じるギャングの親玉ニックの愛人でキンキン声の大根役者、セリフもろくに言えないのにニックが主役に据えようするという役どころ。声量ゆたかで歌のうまい綾ちゃんが声色をいくつも使い分けていて、まともにセリフすら言えない女優を可愛く、言葉が悪いですが上手にお馬鹿にみせていました。もともとは声優さんという力量を感じました。素に戻って話す時と歌う時のギャップにもびっくりさせられる綾ちゃん、一幕の終わりに城田優さん演じるチーチに、まともな舞台上演の邪魔だから悲鳴と共に消されてしまいましたが、コメディなのでシリアス感は全くなしでした。「バナナ~」の歌詞がきわどかったですね。アメリカらしいといえばアメリカらしいのかもしれません。ダンスもできるんだとびっくりしたこともわたし観劇当日のブログに書いています。綾ちゃん、どの舞台も素敵です。現在出演中の、紅ゆずるさん主演『エニシング・ゴーズ』が24日まで中止となってしまいました。25日から29日まで無事に上演できるようにと祈っています。

2018年『モーツァルト』_コンスタンチェのこと
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/4310e8840b5d0d0ba09c8fa38bd39600
 
 先日観劇した『王家の紋章』でメンフィス役の浦井健治くん、この作品以来でした。



 2018年2月25日(日)、お隣の東京宝塚劇場では、花組『ポーの一族』上演中でした。 3年半前なのに、もっともっと長い時が流れて、はるか遠い日のことのように思えます。







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