たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

浪漫活劇『るろうに剣心』_楽しかったでござる(2)

2018年11月11日 18時44分32秒 | ミュージカル・舞台・映画
 息抜き投稿。小池先生ってやっぱりすごいんだなあって、月組の『ALL for one』を観た時に思ったのですが、『モーツァルト』を観た時にも思ったのですが、今回も思いました。小池先生演出の舞台をはじめて観たのは杜けあきさん主演の『華麗なるギャツビー』、この脚本・演出家天才、って思いました。同じく杜けあきさん主演の、デビュー作『ヴァレンチノ』、映像があれば観たいなあってずっと思っています。再演されたとき、宝塚を観始めていましたがこれはチケットとれませんでした。紫ともちゃんとけあきさんの共演、一度観てみたいです。映像どこかにあるのかなあ。

『ポーの一族』でも思いましたが、小池先生、いい歌詞を書かれます。この歌、早霧せいなさんの歌声が胸に響いてきて、ずっと頭の中を回っています。

「微笑みを交わして

目覚めれば 朝陽がまばゆく
道を行く人々が 微笑みを交わす
何気ない 景色が
どれほど尊いものか 人は忘れてしまう

戦に明け暮れ 焼け落ちた家
戸惑いに 涙も出ない子供
それが思い出ただ一つの
ささやかな 幸せが
どれほど大切か 人は忘れてしまう

だから微笑んで生きていたい
小さな幸せを 守りながら
誰もが 愛する人と 家を築いて
春の陽射しの ぬくもり分かち合えるよう
人と人が微笑み交わし合えるよう」


初日前会見の様子、動画をみると和気あいあいでもう一度ちぎ剣心がみたかった小池先生、うれしそう。



左之助の自己紹介場面、歌舞伎調でミエも切っていて、さすがにちょっと台詞聴き取りづらかったですが楽しい場面でした。終わると剣心の「長いな」という台詞がつぼ。仲間になっていく左之助とも最初に会った時は殺陣のシーンがありました。左之助、ほんとに大事なときは素手なのがつぼ。



一番ぐっとくる、剣心がほおに十字傷ができた過去を歌で語る場面。
このあとの、剣心と抜刀歳の対決シーンが一番推し。



剣心がふすまを倒して弥彦を助けにくる場面もお気に入り。
薫役の上白石萌歌さん、まだ18歳だそうでびっくり、落ち着いています。
歌も芝居も進化していて安定感がありました。



(写真は宝塚ジャーナルよりお借りしています。)
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