「2024年の今も続く面会制限は大問題だと思うので書きます。 私の義母は、昨年末から末期癌で自宅療養しています。 この度いよいよ体調が悪くなって先週入院しましたが、妻が面会できないと言われて驚きました。 面会できるのは「緊急連絡先に登録されている家族2名までだから」だそうです。
先週、フォロワーさんやリアルの知人などに諸外国の状況を聞きましたが、やはり日本ほどの面会制限をしている国はないようです。世界的に見ても異常です。
面会は入院患者さん(入居者さん)とそのご家族にとって当然の権利です。 また医療者なら面会が持つ意味、治療過程にとっての重要性を理解しているはずです。 その面会を制限するには、相応の意義や根拠が必要です。 2024年の今、はたして面会制限は許されるのでしょうか。
私は病院の感染対策を協議する場にも携わったことがあるので内部事情がある程度分かりますが、2020年当初から今までずっと感染対策の大部分には何の根拠もありませんでした。いつもその場の空気と、偉い人の一存で全てが決まります。これに関しては忽那氏も感染対策雑誌に書いていた通りです。 もちろん当初の混乱の中で何らかの判断をし続けなくてはいけなかった以上仕方ないところはありますが、それを「ルールはルール」といっていつまでも続けて良いかというと話は別です。
・1回15分 ・2名まで ・家族のみ ・1日1回(週1回という施設も!) 日本の多くの病院で行われているこれらのルールには、何の根拠もありません。 15分も何となく定められたものです。ソーシャルディスタンスがファウチ氏の思いつきで2mに決まったように。
しかし何の根拠もなく始まったことは、なかなか終わりません。終える根拠もないからです。 患者さんやご家族も「病院と揉めたくないから」と言って素直にルールを受け入れるので、ルールを変えるきっかけが生じません。 そうしてグダグダと根拠のない制限が続き、ふとしたときに「このルールもう古くない?」と誰かが気づき、何となく見直されます。
とにかく日本は面会制限というものを考え直すべきです。 この4年半、どれだけ多くの人たちが苦しむ家族の最期を一緒に過ごせず、病院に文句も言えずつらく悲しく悔しい思いをしてきたか。 こんなの当たり前ではありません。日本だけが異常なのです。
「感染リスクとの兼ね合いだから難しいですよね」とよく言われますが、実際に面会を制限していない静岡市立静岡病院や海外の病院で何が起きているか。制限していない病院と比較して大きな問題が起きているか。 それが答えだと思います。
結局面会制限をしたところで職員が外界と繋がっている以上劇的な効果は期待できないし、その一方で個々の患者家族には著しいデメリットが生じているのは火を見るよりも明らかです。こんなことを続けていてはいけないと強く思います。 私はメディアに問いかけたいと思っていますが、皆さんも(常識の範囲内で)病院に問いかけてみてほしいです。 声を上げないと変わりません。」
わたしが整形外科を受診せざるを得ない総合病院も、8月5日に行った時7月19日から面会禁止との貼り紙をしていました。
医療機関のマスク強要と面会制限、なにからなにを守っているのでしょうね。14年前の9月、もし今のような茶番劇が行われていて面会15分までと言われたら父親が死んでいくのを見届けることができなかったということになります。もし今自分がこんな状況に置かれたら到底納得できません。人権侵害甚だしい。
2022年にコロナで病院のベッド一杯だから命に別条ないと整形外科の手術後回しとなった時、今はコロナだから仕方ないと人から言われましたが、わたしはそんなことこれっぽっちも思いません。
コロナは茶番、最初から世界をあげての茶番劇、