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たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

2018年宙組『天は赤い河のほとり』

2021年02月21日 11時42分13秒 | 宝塚
日比谷な一日、終わりました
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/6c8729550e299b2809cded4bfdad4476

日比谷な一日、舞台はやっぱり生がいい
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/31fa1ccbf5fcff1e7187159bf3af4a5f

宙組『天は赤い河のほとり』『シトラスの風』_東京宝塚劇場千穐楽ライブビューイング
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/5aefc2893b312a70158e9786ad135368

宙組『天は赤い河のほとり』_思い出し日記(1)
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/2d14d70ae9e5c4dce36809891a87bb07

宙組『天は赤い河のほとり』_思い出し日記(2)
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/feea5af9569e440a1a665d443174c60a

 2018年5月26日東京宝塚劇場で11時から宙組『天は赤い河のほとり』、17時45分から帝国劇場で『モーツァルト』初日を観劇、人生初のマチソワ、今のところ人生最初で最後、仕事つらかったし、住環境よくなくてきつい日々を送っていました。土曜日に疲れた体をひきずるようにして電車に乗ったと思いますが今より3年も若かったのでまだなんとかできました。幸せな一日でした。この日の幸せ感を忘れることはありません。

 『天は赤い河のほとり』、東京宝塚劇場千穐楽ライブビューイングとあわせて2回観劇、2月1日にオンデマンド配信されたのでこれから何回も楽しみたいです。もはや懐かしいまかまど大劇場お披露目公演、キキちゃんが宙組に異動して同期の愛ちゃんと同じ舞台に立った公演でもありました。

 一番好きなのがキキちゃんのラムセス王子がまどかちゃんユーリに迫っていってふられる場面、舞台写真を眺めているとチャラいラムセスの余裕な感じと真ん丸なお顔のまどかちゃんがいやがっているのがすごく可愛い。まどキキもすごくあっていたと思います。このツーショットも今日で見納め。なんだか複雑なものがあります。

 『アナスタシア』大千穐楽、長い公演期間、下級生の入れ替わりもあり大変だったと思います。14日の観劇でさすがに喉が疲れてきているかなと少し感じました。無事に千穐楽の幕がおりていきますように・・・。











「変なおじさん」

2021年02月20日 17時28分13秒 | 宝塚
2020年3月30日
「イヤなことがあっても思いきり笑えば忘れられる」
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/86814b727b4cc550c317a3865234f715

 宙組『アナスタシア』東京宝塚劇場11時~、グレブさんのアドリブが「変なおじさん」だったというつぶやきをみてなんでなんだろうと思ったら、今日は志村けんさんのお誕生日なんですね。ご存命なら71歳とのこと。お笑い大好きなキキちゃんは知っていて哀悼の意を込めてのアドリブだったのかな。まどかちゃんアーニャはおそらくわからなかった?

モタメディ遥子『シルクロードの十字路』(4)

2021年02月20日 14時43分11秒 | 本あれこれ
モタメディ遥子『シルクロードの十字路』(3)
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/a5f2f0c24dfbd391588ef460956e66cb


「《語りはじめた沈黙の過去》

-出土品に見る文化の交流-

 アイハヌムでは、クシャーン時代の都市ベグラムから、西暦1世紀頃のインドの象牙彫のすぐれた作品が多く出土している。数点の象牙彫はみな小さな丸彫の神像らしく、ギリシア的とはほど遠い、かたい様式的な手法で彫られている。頭から足まで一本彫であったが、腕はひじのところまでしかなく、そこに穴があけられてある。

 女神の像は、大きく見開いた目の、特に目立つ直立不動の裸体、まっすぐ前を凝視して口をしっかり結んだ像はいわゆるオリエント風のかたい表情をもち、首は誇張されてやや太い。みぞおちのところに3本横に線が入っている。胸部はふくよかに表されているが、腰はあまり目立たず、足は太くやや短め、全体にしっかりした彫で的確に堂々としている。しっかり前方を見つめる貫くようなまなざしは、パルチア朝のハトラーから出た多くの石像につながる表情ではないかと推察される。

 レスラーたちが、レスリングのあと体にぬったオリーブ油の上にこびりついた砂をこすり取る器具は、ギリシア語はストリジーラと呼ばれる青銅製の長さ30センチほどのもの。把手のついた棒に平行に少し長い棒が一本ついている。純ギリシア文化からのみ生まれたといわれる。」



1998年星組『ダル・レークの恋』-帝国劇場公演

2021年02月19日 23時43分40秒 | 宝塚
 赤坂ACTシアターにて上演中の月組『ダル・レークの恋』を昨日、麻路さきさんがご観劇だったとか。麻路さきさん主演、星組『ダル・レークの恋』、1998年3月4日から3月30日まで、旧東京宝塚劇場が建て替え工事に入った為、帝国劇場にて上演されました。録音演奏だったと思います。白城あやかさんの退団後、星奈優里ちゃんが麻路さきさんの相手役として雪組から星組に戻ってきたお披露目公演でした。優里ちゃん演じるカマラの「はずかしいことをなさい」っていう台詞、今でも耳に残っています。美貌と色気と貫録と上品さ、麻路さきさんに迎えられてほんとによかったと思ったものでした。帝国劇場公演、今となっては貴重な希少な出会いでした。

(公演プログラムより)
「ダル・レークの恋-酒井澄夫

 帝国劇場は、宝塚歌劇とは、切っても切れない縁の深い劇場です。小林一三先生の夢が一歩前進した大正7年5月、はじめて上京し、上演したのが旧帝国劇場です。また、戦後の一時期、宝塚劇場が再開されるまでの期間も上演されていたようです。・・・そしてまた、この新帝国劇場は菊田一夫先生が、夢の全てを賭けられ、作られた劇場です。いつか「この劇場は君達が、新しい日本のミュージカルを作った時に上演させてやるよ」と嬉しそうな顔で鴨川先生と私に言って、劇場を案内してくださったのを今も、昨日の事のように覚えています。・・・あれから、月日は流れて・・・1998年3月、私は菊田先生の作品をとりあげました。

『ダル・レークの恋』、三十年振りの再演です。これは今や宝塚の伝説となりつつある、菊田一夫作、春日野八千代演出・主演の名作の一つです。それをこのたび、厚かましくも、リメイクしてレビュー・プレイ「’98ダル・レークの恋」を創ることにいたしました。新しい旅立ちの宝塚の目標の一つは80年の伝統を大切に宝塚レビューというものを、来るべく新しい時代に受け継いで行くというもので、レビュー・ルネサンスを課題としてきました。つまり、古きをたずねて新しきを知る・・・。そこで、この『ダル・レークの恋』もレビュー化ということを重要な課題としました。

 さて、菊田先生は宝塚に幾多の素晴らしい名作を残されました。その中でも『ダル・レークの恋』は異色で、上演された当時としては画期的な作品でした。宝塚にしては珍しく、生の人間の側面が描かれた作品でしたから・・・。男と女の求める夢と人間の愚かさ、いつの世も人間は果てしない夢と理想を求めながら、現実のその行為は愚かなものでもあります。目の前の欲に惑わされ、どんなに大切なものを失うか・・・、それは悲劇でもあり、他からみればまた喜劇でもあります。そんな人間を戒め、それを美しく宝塚ナイズした作品が『ダル・レークの恋』だと思います。つまり、人間の永遠のテーマをレビューにした作品です。だから、人の心に深く残ったのでしょう。今、私が演出するにあたり、春日野先生からいろいろお聞きしているのですが、実際、どのように演出されたのかは、当時みた人々が素敵だったと語る伝説としてしか分かりません。私は何度か本を読み、永遠の夢を求める男と女の詩(ポエム)を重要なテーマとして、演出することにしました。この作品に対する菊田先生の夢、春日野先生の理想を私なりに感じることができるので、その思いを大切に、星組・麻路さきの『’98ダル・レークの恋』を創ってゆこうと思っています。

 今新しい世紀を目前に、世界は激動の時代とも言えます。宝塚も新しい時代を迎えようとしています。そして、その第一弾の一つがこの星組公演、新生星組となっての出発です。微かな緊張と微かな不安が脳裏をよぎりますが、今こそ、この素晴らしい作品を新たに不死鳥として蘇らせることが、私たちの使命と思い、スタッフ一同、そして何より出演者たちが必死に取り組んでいます。私も先人の夢を壊さぬ様に、より美しい夢をと、日々努力しています。どうぞよろしくお願い致します。」

 酒井澄夫先生、宝塚の生ける歴史よ、大劇場デビューが待たれる若手の谷貴矢先生にどのように伝統が受け継がれ、そして新しいものが生まれていくのか。27日の月組『ダル・レークの恋』ライブ配信も見逃せないか。この頃の公演プログラムには脚本も掲載されていたのでまた振り返ろう。





宙組『アナスタシア』-東京宝塚劇場公演

2021年02月18日 23時17分23秒 | 宝塚
宙組『アナスタシア』-東京宝塚劇場公演
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/cd1b8b3d107d9ebf79c82dbeb60135db

2月14日(日)15時30分~阪急交通社貸切、

 二幕、「白鳥の湖」が上演される劇場でドレスアップしたアーニャとタキシード姿のディミトリが階段をあがっていく場面。たしかにアーニャがディミトリの腕をとってあがっていたのが、ドレスの裾をもってあがるアーニャの腰にディミトリが手を回してアーシャを支えるようになっていました。演出の変更?なのかな?退団するわけではないのだけれど、まどかちゃんを花組へと送り出す真風さん、どんな気持ちなのだろう。ディミトリ、出国許可証を手に入れたいなら俺では無理だから他の奴を頼れとアーニャに言っている時点で報奨金を手に入れるためにアーニャをアナスタシアに仕立てようとしていた最初の目的はどこかにいってアーニャに惹かれていますね。真風さんディミトリ、どんな格好をしていても終始アーニャにとってのプリンス、おとぎ話のなかのロイヤルでした。一幕ラスト、パリへたどり着いた二人のデュエット「Journey To The Past」、Home、Love、 Famiryが下手すると違ってきこえてしまうところを綺麗にきこえました。アーニャのきらきらとまぶしい表情とアーニャを守るかのようなディミトリ、二人が歌っている背景でパリのエッフェル塔が大きくみえてくる美しい映像も素敵でした。オリジナルではアーニャのソロを、ディミトリを主役におく宝塚ではデュエットへと改編。美しいパリの街にわくわく瞳を輝かせた二人が客席を振り返るタイミングでグレブが登場して幕、違和感なく宝塚の『アナスタシア』でした。オンデマンド配信で視聴しているナウオンステージで、二人のデュエットが過去一素敵、今まででいちばん好き、録音演奏に合わせて歌うのがむずかしくて繰り返しお稽古したと話すまかまどにそんなことは全く感じない、さすが長年連れ添ったお二人と話すキキちゃん、この時すでにまどかちゃんの異動を真風さんもキキちゃんも知らされていたのかなと思ったり、思わなかったり・・・。

 劇中ではずっと眉間にしわを寄せているグレブのキキちゃん、フィナーレはとびっきりのキラキラ笑顔、銀橋で男役さんたちがずらりと並んだ時のはじけるような笑顔がとりわけ素敵でした。ここぞとばかりに弾けたいとカフェブレイクで話しています。グレブさん、大千穐楽に向けて軍服にブーツで右足あげてるの?最後はなにが飛び出してくるのか、今日もアーニャは笑わないけど客席は大爆笑?もうみんな待っています。最後はアーニャも笑ってあげてね。

 日曜日の東京の最高気温21度?とか。昨日と今日、ごっかんなのに週末から突然春でまた週半ばに冬?今年の寒暖差は特に激しく体にこたえます。もともとは真夏に上演予定だった舞台ですが衣装が分厚い感じで暑そうだし大変だろうなと思います。無事に千穐楽の幕があがりますようにと祈ります。自分も無事に生き延びてライブ配信を見届けたい。

 和希そらくんリリーの「夜のあいさつのいいところは、残りの人生の時間が一日減ったっていうことよね」だと思いますが、大人の女感にあふれた余裕な感じも毎回たまりません。ネヴァクラブのギャルソンたちとの「過去の国へ~♪」も毎回かっこよすぎます。なんでもこなせる宙組の元気ナンバーワン。ネヴァクラブでグレブさんがしどうりゅうくんのセルゲイにからかわれる場面もなにげに毎回好きです。

 今の状況下で生きている上に5日間フルに出勤して、いいように使われてしまっているだけといえばいえるきつい仕事、もう十分なんですよね、ほんとは。残念ながら足りないけど・・・。

『アナスタシア』、大千穐楽まであと少し。








『エリザベート』25周年記念ガラコンサート

2021年02月17日 23時03分28秒 | 宝塚
 昨日は、宝塚の『エリザベート』、1996年雪組初演から25周年を記念したガラコンサートのキャスト発表でわきました。宙組と花組を中心としたフルコスチュームバージョンは近年の宝塚ファンには特にたまらないキャスティング。まあ様トートとみりおんシシィ、みりおちゃんトートと蘭ちゃんシシィ、みりおちゃんトートと花乃まりあちゃんシシィ、フランツは北翔海莉さん、ルキーニはとしさん(宇月颯さん)と宝塚退団後の初仕事でひげつけるだいもん(望海風斗さん)、アニバーサリーヴァージョンには現役時代エリザベートには縁のなかった七海ひろきさんルドルフ、だいもんトートにみりおちゃんシシィと夢咲ねねちゃんシシィとか。エリザベートに出たくて宝塚に入ったのに現役時代には縁のなかったれんれん(如月連さん)は全日程出演によかったねえとか。話題にこと欠きません。みりおちゃんはこの先東宝の『エリザベート』でシシィをやるのかな、そうなると2012年以来の男役出身シシィの再来。そんな未来が待っているのなら生きているのも楽しい。全編ライブ配信をやったらチケットものすごく売れると思います。一昨日の発表の憂いを一気にはらすようなキャスティング。

 20周年記念ガラコンサートから5年、いっちゃん(一路真輝さん)の宝塚退団から25年の歳月が流れたということなのだと、なんともしみじみなりました。雪組初演メンバーは和央ようかさんと安蘭けいさんのみ。いっちゃんは『刀剣乱舞』と日程がかぶっていますね、いっちゃんのトートにはまだこれからも会える機会があると信じています。高嶺ふぶきさんは舞台を引退、花ちゃんは昨年これを最後と決めていたであろう東宝エリザが中止となりもうシシィとして舞台に立つことはないのかな。たーたんルドルフもいない。1998年宙組も思い出深いので、ずんこさん(姿月あさとさん)、湖月わたるさん、朝海ひかるさんのお名前があるの、嬉しいです。自分はみていないんですが1996年星組の麻路さきさん、稔幸さん、白城あやかさんも健在。

 オンデマンド配信された2014年花組エリザのプロローグに心が沸き立ちます。あの音楽と世界観、わかってはいては惹きつけられます。雪組初演と東宝初演のエリザを観劇していることはこんなつたない人生の宝物。

2017年1月8日、『エリザベート・ガラコンサート』
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/750270ba090920baf5b6feb76962e4f4


宙組『アナスタシア』-東京宝塚劇場公演

2021年02月16日 23時12分11秒 | 宝塚
宙組『アナスタシア』-東京宝塚劇場公演
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/b7256684b2e383d1e1104bbf59b214cb

2月14日(日)15時30分~阪急交通社貸切、

 グレブさんからの無理くり?にこたえてトラピダンスを見事にやってのけた娘役さんに、「あたたかいお茶でもいれてきなさい」だったかな、グレブさんからの温かい命令で娘役さんが舞台袖へとはけていき「ネヴァ河の流れ」。娘役さんのお名前は今度の休日に確認。

 千穐楽の足音がきこえるところまで無事に公演が続いています。もう少しだけまたこの日の備忘録。まかまど、真風さんディミトリとまどかちゃんアーニャのデュエットの中で、とりわけ「あの日のパレード~♪」が一段と素敵でした。二人だけの思い出、ディミトリもまたおとぎ話の一員という雰囲気がよく出ていたように思います。アナスタシアは本当に生きていたのか、アーニャの中でだんだん自分はアナスタシアなのだという幻想がおきていったのではないかともうけとれる物語、最後にアーニャと共にどこかの空へと旅立ったディミトリもまた観客にとってひとときの夢、幻想のように思えました。

 グレブが執務室に呼び出したアーニャをアナスタシアだと確信したのはアーニャの瞳が青いから、だから「君の瞳は・・・」と戸惑い驚いた。マリア皇太后に仕えるリリーが初めて会ったアーニャを「皇女さま」と呼んだのもアーニャの中にロマノフ家の青い瞳をみたから。1月22日の観劇のあと、こんな話がインスタグラムにあがっているのをみたのでなるほどと思いました。日本人にはなかなかわかりづらい瞳の色でどこの生まれかわかるという話、ほんの少し知ってみると物語がより深まります。

 列車の場面、ららちゃんとまどかちゃんが一緒に窓から顔をだしているところ、オペラグラスでしっかり確認、おひげの男役和希そらくんも劇場で確認できました。列車が雪原の吹雪の中や木々の枝を払いのけてヨーロッパを走り抜けていくヨーロッパ大陸を走りぬけていく映像がなんどみてもすごく綺麗なリアルで、盆周りを駆使した車内と窓から外をみている場面が交互になる演出もなんどみても楽しい、自分も一緒に旅をしているような気分になります。

 フィナーレ、長身の男役さんたちがずらりと銀橋に並んだ様はなんどみても爽快、スタイリッシュでかっこいい、宙組ならではの光景と思います。

 まどかちゃん、真風さんの卒業を待たずに専科経由で花組へお嫁入、その昔花ちゃん(花總まりさん)、檀れいさんが組を異動してトップ娘役をつとめた時とはまた事情が違うのでしょうね。宙組創設時からずっと宙組ひとすじの美風舞良さんが花組へ異動と発表された時予想が確信に変わりました。20周年記念の宙組パネル展、この公演全てに組長の寿つばささんと副組長の美風舞良さんはいらっしゃるのですよ。劇団という組織が決めたこと。
ご本人たちも大変なことと思います。



花組で25周年記念のエリザベートを上演するためだとコメントしている方がすごく多くてなんとも複雑な気持ち。真風さん、宙組生たちはどんな気持ちなんだろうなあ。キキちゃんの異動は花組でポーの一族を上演するためだというのは出戻りのにわかファンでもなんとなくわかりました。結果的にキキちゃんは真風さんの隣で、長身の男役ぞろいの宙組の中で持ち味がさらに引き出され、長い手足をぞんぶんに伸ばして生き生きと楽しそうにやっているからいいの。だいもんも出されちゃった人なの?17年間がんばって雪組のトップスターとして見送られることになったからオールオッケーですよね。

 千穐楽、いつもの映画館ではライブビューイング上映されない。体を考えるとライブ配信がいいかな。3回劇場で観劇したけど最後のまかまど、まどかちゃんに片思いの多かったキキちゃん、ずんちゃんを見届けないわけにはいかない。

 希望の灯りだと信じている。





















明日の夜からまたごっかん、きついね、まだ死ねない・・・。

『Endless SHOCK』-上演1800回目を達成

2021年02月15日 22時58分31秒 | ミュージカル・舞台・映画
「今できることに全力を捧げるだけ」
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/4c138788f3e86be05cb03573df1b2dc6

「KinKi Kidsの堂本光一が主演し、作・構成・演出を手掛けるミュージカル「Endless SHOCK -Eternal-」が12日、「SHOCK」シリーズの上演1800回目を達成。同日、帝国劇場にて上演1800回達成記念会見が行われ、堂本、上田竜也、梅田彩佳、越岡裕貴、松崎祐介、寺西拓人、高田翔、椿泰我、松井奏、石川直、前田美波里が出席した。」

https://news.dwango.jp/moviestage/58828-2102

 2月14日(日)、東京宝塚劇場の観劇前に『Endless SHOCK』上演中の帝国劇場にも行ってきました。17時30分からの開演を待つ劇場前はひっそりとしていたので、心置きなく写真を撮ることができました。帝国劇場の看板横の写真は自分のみにくい姿が写り込んでいたのでひっこめました。昨年2月コロナ禍で千穐楽を迎えることなく中止となったのち、無観客の帝国劇場で撮影された『Endless SHOCK』、2週間限定で映画館にて公開中ですが、1800回達成を記念してTOHOシネマズ日比谷で3月31日までのロングラン上映が決まったそうです。3月は劇場での観劇予定が一本もないのでどこかで行けるといいなと思います。3月28日には帝国劇場からインターネット生配信もあるそうです。3月の平日、23日もあるんですよね、ぞっとします。元気をもらえるものがないと心が死んでしまいます。宝塚のライブ配信もあるし、気になるものをぜんぶみることは無理ですがありがたいです。劇場にはまだ夢と希望と光があると信じています。











 楽しい時間は待っている間が長く終わるのはあっという間。つらい時間は長く苦しい。明日つらい一日になるってわかっている。人いなさすぎるリスクをわたしが背負って負荷が過度にかかるのしらん、こんなにつらく苦しい思いをして働いても天引きがすごいし、世界のコロナの影響も大きく、また家賃払って暮らしていくことはたぶんできない。自分のためにささやかに掛けてきたものが戻ってくるようになるまでまだある。希望があると信じて踏み出してみたけどまたもや希望はなかった。残念だけどだめ。がんばっても仕方ないけど4月末までやるといってしまったのでまだある。次につながるものがあると思うしかないけどこれからどこに希望を求めていけばいいのか結局わからない。生きていても仕方ないけど、4月にWヴォルフガングの『モーツァルト』、ゆんも育三郎さんもチケット当選。それまで生き延びねば・・・。

『アナスタシア』のこともまだまだ語りたいですがちょっといろいろもやもやしすぎ。本日オンデマンド配信された『天は赤い河のほとり』、チャラ王子のキキラムセスとまどかちゃんユーリの大好きなミイラになるまで、キキまどツーショットにも会えなくなってしまうのか。

宙組『アナスタシア』-東京宝塚劇場公演

2021年02月15日 08時26分38秒 | 宝塚
宙組『アナスタシア』-東京宝塚劇場公演
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/aa16b31abc152e8858237c485b4d62c1

2月14日(日)15時30分~阪急交通社貸切、
グレブさんのアドリブはトラピダンス?「こんな冗談を言ったりもする」からの「」「グレブと一緒にトラピ~♪」「グレブと一緒にトラピ~♪」、「アーニャ、アーニャ」と懇願するもアーニャはかたまっていた?ので、直立不動のボリシェヴィキの娘役さんに「君ならできるよね」と振っていました。ボリシェヴィキの表情のまま?見事にこたえた娘役さんに客席大拍手、グレブさんご満悦。そのあとアーニャが「わたしがなにかおかしましたか」って言ったから?笑いをこらえていてネヴァ河に戻るのが大変そうでした。客席にも笑いが残ったかな。そのあと見事に「ネヴァ河の流れ」へと切り替えたすごさよ。キキちゃんグレブ、出番多くないのに今日も全くそんな感じはしませんでした。「アーニャ~♪アーニャ~♪」の声量がすごくてさらに壮大でした。自分の中でせめぎあいが起こっているのが伝わってくる歌声。オンデマンド配信中の星組『ドクトルジバゴ』をみたのでちょっとまた違う見たかもしつつの観劇。これはあくまでもおとぎ話、二時間半の夢物語。『神々の土地』の時少し調べましたが史実は相当に壮絶。「ロマノフはなにも与えてはくれなかった」というグレブの台詞が胸にせまります。

 千穐楽まであと一週間というところまでたどり着きました。真風さんディミトリ、全く疲れを感じさせず、余裕の王者感、プリンス感でした。真風さんのためにあらたに書き下ろされたという楽曲がディズニーの世界観たっぷりで最初からこの物語にあるようにきこえて素敵。声量ゆたかだけど歌い上げすぎない、真風さんの歌いこなしが世界観を大切にしているように思います。

「白鳥の湖」のバレエシーン、チャイコフスキーとネヴァ河のアレンジの音楽にそれぞれの思いが踊りと共に交錯する場面、優希しおんくんのほぼそのまんまの位置で跳躍したりくるくる回ってるロットバルト、潤花ちゃんのオデット、亜音有星くんのジークフリート、千穐楽にむけてさらに迫力でした。見惚れる、みなさんすごい。桜木みなとくんのポポフおじさんの胡散臭くて調子のいい中年ぶり「おれがいちばんの嘘つき野郎」とリリーとのイチャイチャぶりなどなど、軽やかに楽しませてくれました。和希そらくんのリリーは今日も元気でかっこいい、余裕のいい女っぷり。宙組、元気いっぱいでした。

 フィナーレの銀橋に男役さんたちがそろったときの掛け声「はんきゅう」だったのか。キキちゃんだけ忘れて「はあっ」ってなってたの?だからわたしの耳にはまざってきこえたのかな。とにかくキラキラ、みなさんただただかっこよく素敵でした。ライブビューイングも数えると四回目なので真風さん、まどかちゃん、キキちゃん、すっしーさん以外は何役もやっているの以前よりはみつけられました。ボリシェヴィキの、ダンスの場面、ソロでおどってたのは誰だろうとかまだまだ気になるところもいっぱい。キキちゃんとそらくんがリフトしているとき、ららちゃんとずんちゃんのペアもみたいし、やっぱり目が足りない。バレエシーンと列車のシーンで特に、これが生演奏でないのが本当に残念と思いました。革命後のサンクトペテルブルクの街、パリの明るい街などなどコーラスも素晴らしかった。

 いろいろと尽きませんが、5日間フルの長く過酷な一週間なのでこれぐらいでまた休日に。苦しい思いをしながら働いてもね、安いところからひかれるもの多すぎてどうしようもないけどね、まだ死ぬわけにはいかないから、キキちゃんとしどりゅうのキキ笑顔のお写真買ってしまいました。お守り替わりの無駄使い。自分、なのために生きているかはわからない、生きていてもどうしようもないといえばどうしようもないけど、劇場にはまだ夢と希望と光があるからさ、おばあさんできつけどもう少し生き延びていく・・・。



 

 



ミュージカル・ゴシック『ポーの一族』-東京国際フォーラム

2021年02月14日 19時19分15秒 | ミュージカル・舞台・映画
2021年2月14日(日)、『ポーの一族』上演中の東京国際フォーラムCホール、
本日は12時30分からの公演。

チケット持っているわけではないので宙組観劇前に、写真だけ撮ってきました。

無事に幕が上がっている、その事実だけでも十分心の励みになります。