かつて、証券会社といえば、野村、大和、山一、日興だったが、時代は変わり淘汰とネット化で様変わりだ。年金生活者のマネー運用はこの低金利時代まさか定期預金などしてる人はいないだろう。元本の安全性だけを求めてたら小遣いの元となる利息はスズメの涙どころかミミズの涙だ。リスクを最低限にしながら資産の運用を図るのには、株、ETF,投資信託、リートを組み合わせることが基本。これらは全て証券会社を通して買うことになる。
年金生活者は売買手数料の安いネット証券会社をメインに据える。手数料が安いだけでなく、現在の業界は日進月歩、ものすごい種類の投資信託が毎日のように出て来る。ネット証券の方が取り扱い商品が多く、より手数料や信託報酬料の低いものを選べる。大手証券会社は全国に店を持ち、人員を配置しているので、手数料はネット証券より5倍以上もするし、投資信託も原則自社のものを薦めるので、口座を開いても情報を取るぐらいの付き合い方が良い。細かいデータは kabukiso.com で証券会社を比較して選択することを薦める。
証券会社は敷居が高いと感じる人は、先ず銀行で信託口座を開いて、投資信託から初めたらどうだろうか、定期預金を万が一してるようなら即解約し、その銀行で扱っている投資信託で債券投資をすれば、比較的安全だ。その場合もノーロード(手数料ゼロ)のものを選択すること、銀行からは手数料を割引するキャンペーンをするから窓口に来いと電話が掛かってくる。毎年掛かる信託報酬の高いものを買わされたら、手数料を10%引かれても長期間保有するのであれば損することになる。