行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

ビアーガーデンの思い出

2010-07-22 14:47:50 | Weblog
夏の楽しみの一つはビアーガーデンでの生ビールだろう。最近廃れていたビアーガーデンが復活し、賑わっている。冷房のない星空の下で飲めるというのはエコブームに乗りやすい。日本人は外での飲食は好まないのか、レストランの席もほとんど室内に限られている。ところがこの20年、不景気を吹き飛ばす勢いで流行りだしたのがアウトドアブーム、庭やベランダでのバーベキューも人気がある。この傾向がビアガーデンを復活させたのだろう。

私が入社した昭和40年代、夏になれば毎日のようにビアガーデンで飲んでいた。組合や会社が主催するビアパーティは上下社員間の交流の場だった。この頃は生ビールの樽に氷を入れて冷やす原始的なやり方で早く飲まないとだんだん薄まっていくので最初の一杯が最もうまかった。

ビアガーデンは殆どのデパートの屋上に設けられ、客寄せにヌードダンサーの踊りを入れるところもあった。プライベートのパーティの場合は自社ビルの屋上でハワイヤンバンドを入れて行った。
最も思い出に残っているビアガーデンは摩耶山での神戸の夜景(日本三大夜景)が見えるビアガーデンで、ケーブルで上り、真夏でも上着を着ないと寒いくらいだった。

東京には都会の近くに山がないのでこうした経験はできないが、高尾山まで行くと夜景は無理だが頂上にビアガーデンがある。最近は欧州系の外人で賑わっている。密かに期待しているのがスカイツリー、最上階に開放型のビアガーデンができれば日本三大夜景以上の景色を眺めながら飲める。
注、日本三大夜景は神戸以外は函館山、長崎の稲佐山
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする