前々回のブログで群馬の選挙事情を書いたが、金品の贈与の中でベビー服や写真入りのカレンダーなどが配られたという報道の後、ついにワインが出てきた。小渕氏の写真入りラベルに「優しさ輝く日本の未来 おぶち優子」と書いてあるだけでどこのワインか特定できないが、赤白2本組だ。ワインのラベルは自由に貼れるので、私も退職祝いに「長い間ご苦労様」とか書いてあるイタリアワインを貰ったことがあるのでそれほど費用はかかることはないが群馬の選挙にワインが使われるとは進歩?したものだ。
その後、小渕さんは辞任の会見で自分は何も知らなかったと述べているが、選挙で重要な地盤を引き継いだ2世議員は後援会もそっくりそのまま引き継ぐわけだから選挙自体も御神輿に担がれて選挙区を遊説するだけで当選となる。自民党の総理大臣や大臣の大部分が2世議員、3世議員だから小渕さんには同情が集まり、厳しい処分などできない。自分の選挙区を改めてチェックしていることだろう。
しかし、公職選挙法や政治資金規正法に違反することが明らかになり、告発されれば大臣辞職だけではすまなくなり、議員辞職となるが、公職停止期間によっては再起も危ぶまれる。いや群馬なら大丈夫ということか