行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

トスカーナ・キャンティの古いワイナリー訪問

2020-02-28 22:33:56 | ワイン

2月中旬、フィレンツェ南20kmにあるキャンティ・クラシコのワイナリー「カステッロ・ディ・ヴェラッツァーノ」を訪ねた。このワイナリーはアメリカ東海岸及びニューヨーク湾を発見した冒険家、ジョヴァンニ・ダ・ヴェラザーノの名を冠した。

崖を利用してシャトーは築かれている

キャンティの中でも限定された上質のブドウ畑のみがキャンティ・クラシコを名乗れる。ここは更に有機栽培で、収穫は手摘みで行われてる。

試飲したのはロゼ、2016年クラシコ、2015年クラシコリゼルバ、ロゼは甘くデザートワイン、クラシコはサンジョベーゼ95%、カナイオロ・ネッロ5%で渋みと深味が調和し、素晴らしい出来で、キャンティ・クラシコの凄さを感じた。しかもお土産に真ん中のクラシコ2016年を持たせてくれた。世界各国のワイナリーを訪ねたが、お土産に1本貰ったのは初めてだ。

ロゼは甘さを増やすため、収穫したら日陰干しをしてから絞る。季節が違うのでパネルの展示写真

一面ブドウ畑とオリーブ畑で、ここではオリーブオイルとヴァルサミコ酢も生産している

注、キャンティとキャンティ・クラシコの違いは畑が違うだけでなく、キャンティはサンジョベーゼ70%以上と白ブドウも可、クラシコはサンジョベーゼ80%以上で黒ブドウだけでのマリアージュが決められている。

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