行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

イタリア紀行 チヴィタ・ディ・バーニョレージョ

2020-02-26 18:27:36 | 海外

2月23日、トスカーナのキャンティワイナリーでワインを飲んで、オルチャ渓谷の景観を楽しみ、チヴィタ・ディ・バーニョレージョを訪ねた。またアグリツーリヅモとかでランチをとりようやくローマへ着いたとたんに酔いが素っ飛んだニュース「北部ロンバルディア州で新型コロナウイルス感染拡大、高齢患者4人が死亡、ベネト州では76歳の患者1人が亡くなった。これで国内の死者は11人になった」ミラノから出るのがややこしいとのこと。つい1週間前は平穏だったのに、ツアーの間、イタリアでは一切マスクを着けなかった。イタリアでは予防的マスクというのはなく、病気になったらマスクをつける程度。それだけにマスクの量は少なく、感染は拡がりやすい。

チヴィタ・ディ・バーニョレッジョ

一見、堅固な要塞に見えるが、凝灰岩台地の小さな村が望める。写真の橋より20m上まであった道路が地震などで崩れ、「滅び行く街」と言われているが、それは観光用宣伝文句で近代土木工事により、杭が打ち込まれ、街を支えている。橋まで下り、上り坂を越えないと入口には付かない。オートバイは通れるようだ。

1699年までは司教座聖堂だったサン・ドナート教会

人口は一桁らしい、でもB&Bもリストランテもある

アグリツーリヅモでランチ、農家ふうのところかと思ったが立派なリストランテ、食材をここで作っているだけのことだった

たっぷりの野菜サラダとトゆでたトスカーナ牛、ワインはオルヴィエート産サンジョヴェーゼ、軽いワインだが美味しかった

 

 

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