2月23日、トスカーナのキャンティワイナリーでワインを飲んで、オルチャ渓谷の景観を楽しみ、チヴィタ・ディ・バーニョレージョを訪ねた。またアグリツーリヅモとかでランチをとりようやくローマへ着いたとたんに酔いが素っ飛んだニュース「北部ロンバルディア州で新型コロナウイルス感染拡大、高齢患者4人が死亡、ベネト州では76歳の患者1人が亡くなった。これで国内の死者は11人になった」ミラノから出るのがややこしいとのこと。つい1週間前は平穏だったのに、ツアーの間、イタリアでは一切マスクを着けなかった。イタリアでは予防的マスクというのはなく、病気になったらマスクをつける程度。それだけにマスクの量は少なく、感染は拡がりやすい。
チヴィタ・ディ・バーニョレッジョ
一見、堅固な要塞に見えるが、凝灰岩台地の小さな村が望める。写真の橋より20m上まであった道路が地震などで崩れ、「滅び行く街」と言われているが、それは観光用宣伝文句で近代土木工事により、杭が打ち込まれ、街を支えている。橋まで下り、上り坂を越えないと入口には付かない。オートバイは通れるようだ。
1699年までは司教座聖堂だったサン・ドナート教会
人口は一桁らしい、でもB&Bもリストランテもある
アグリツーリヅモでランチ、農家ふうのところかと思ったが立派なリストランテ、食材をここで作っているだけのことだった
たっぷりの野菜サラダとトゆでたトスカーナ牛、ワインはオルヴィエート産サンジョヴェーゼ、軽いワインだが美味しかった