行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

イタリアの古都、サンジミニャーノとピエンツァ

2020-02-24 23:40:00 | 海外

塔の古都、サンジミニャーノ

美しい塔が立ち並んでいるトスカーナの古都は1990年に世界遺産に登録された

 
塔は都市内での権力争いの名残りであり、最も力と富を持つ者が最も高い塔を建てた。また、中世に自治都市として最も繁栄していた時代には、塔を壊すときには新しい塔を建てなければならない法律が整備されていたこともあった。最も多いときには70を超える塔が建っていたが、多くは取り壊され、現在残っているのは14のみだ。

観光が唯一の産業、資産は古い街並み


ジェラートの世界大会で堂々の優勝で繁盛、3塊で4ユーロ、ジェラテリア ドンドリ



 

トスカーナを眺望するピエンツァ
トスカーナ、シエナの貴族から教皇ピウスⅡ世が誕生、自分の領地に自ら理想的なルネサンス時代の古都を造り上げた。ピウス2世はこの地を自らにちなんでピッコロミニと名づけ、フィレンツェの建築家を呼び寄せ1459年から工事が始まり、大聖堂、教皇の館など完成させた。ピッコロミニ広場などの街並みは世界遺産として現存している。
トスカーナの小さな宝石と言われている。ここの名物は羊のチーズペコリーノ
大聖堂


 


トスカーナの眺望が素晴らしい。向かいはモンタルチーノ辺り


トスカーナの特徴はブドウ畑とオリーブ畑、そして人工的に植えられた糸杉だ。
 
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イタリアの古都、ボローニャ

2020-02-24 05:11:00 | 海外
1088年、ヨーロッパ最古のボローニャ大学が創立され、ダンテ、ボッカッチョのような学者を輩出している。また、鎌倉時代には180という塔で埋まっていた。この塔は有力者家族によって建てられ、塔の街と言われた。
さすがに古色蒼然たる風景だ。
ボローニャ大学
 
現存する塔、90mと40m


アーケードも芸術作品だ


大聖堂


マジョレ広場


ルネサンス時代、ボローニャは、秀でた女性であればどんな専門的職業にも就けた唯一のイタリア都市だった。ウーマンリブのボローニャでもあった。
名物はボロネーゼ、ミートソースというものはケチャップを入れてるので別物とのこと、ボロネーゼはワインとトマト、牛か豚の引き肉だけで作る。


出されたハウスワインはシチリアのネロダボラたつた。
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