塔の古都、サンジミニャーノ
美しい塔が立ち並んでいるトスカーナの古都は1990年に世界遺産に登録された
塔は都市内での権力争いの名残りであり、最も力と富を持つ者が最も高い塔を建てた。また、中世に自治都市として最も繁栄していた時代には、塔を壊すときには新しい塔を建てなければならない法律が整備されていたこともあった。最も多いときには70を超える塔が建っていたが、多くは取り壊され、現在残っているのは14のみだ。
観光が唯一の産業、資産は古い街並み
ジェラートの世界大会で堂々の優勝で繁盛、3塊で4ユーロ、ジェラテリア ドンドリ
トスカーナを眺望するピエンツァ
トスカーナ、シエナの貴族から教皇ピウスⅡ世が誕生、自分の領地に自ら理想的なルネサンス時代の古都を造り上げた。ピウス2世はこの地を自らにちなんでピッコロミニと名づけ、フィレンツェの建築家を呼び寄せ1459年から工事が始まり、大聖堂、教皇の館など完成させた。ピッコロミニ広場などの街並みは世界遺産として現存している。
トスカーナの小さな宝石と言われている。ここの名物は羊のチーズペコリーノ
大聖堂
トスカーナの眺望が素晴らしい。向かいはモンタルチーノ辺り
トスカーナの特徴はブドウ畑とオリーブ畑、そして人工的に植えられた糸杉だ。