行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

コロナ検証、オミクロン対応自宅療養が主へ

2022-02-11 18:36:25 | 災害

感染速度が速く、感染者数が増大し、ついに医療現場は対応出来ない状況になった。昭島市は本日現在1072人の感染者の内、入院52人、宿泊療養31人、自宅療養796人、調整中193人だ。オミクロンの患者は無症状や軽度の症状のためか8割は自宅療養ということになってしまった。自宅療養者の症状は毎日把握していると思うが発表されてないのでよく判らない。

パンデミック、2年も経つと慣れたせいか、モリタウンのコンコースでは幼児対象のお絵かき教室を開催しており、かなりの親子が参加していた。日本ではまだ幼児の接種が行われてないのに大丈夫か危惧される。

神奈川では6~49歳で基礎疾患の無い人が検査で陽性になっても、医者の診断がなくても自主療養するという制度を導入する。こうなると、統計では感染者でないことになり、実態が判らなくなるかも。医療現場が逼迫している自治体ではこうした制度を取り入れることになるだろう。

3回目のワクチン接種が進んでいる欧州では、規制を解除し通常の状態に戻すスエーデンやデンマークのような国が出てきた。医療先進国で、いつでも入院ができる状態なのだろう。米国では、16州の知事がでマスク規制を止めることを決めたが、CDC疾病対策予防センターは認めてない。

いずれもオミクロンを軽く見ていることからだと思うが、基礎疾患のある人や高齢者にとって、周囲に多くの感染者が増えることになり、これまで以上に恐ろしいことだ。

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