行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

ブールジュの大聖堂でふと思った革命の狂気

2009-10-26 02:21:36 | Weblog
昨日は今や高級ワインになったシャトーヌフドゥパフの本家アビニヨンの法王庁を訪れた。7代の法王が住んだ見事な法王庁だが、内部の装飾品はフランス革命時に民衆が略奪したとの説明だった。

ヨーロッパで観光すると世界遺産が多いせいか大聖堂や教会を見ることになる。
今回訪れたマルセイユの丘に立つ大聖堂はこの地方で採れる白い大理石の美しい芸術品だ。リヨンの大聖堂は内部のモザイク画や床のモザイクは20年以上もかけて完成させた。いずれも信者たちの税金や喜捨で作ったものだ。
そうした信者が革命の中で神に仕える法王庁を襲い略奪するとは?革命時の狂気の為せる業としか思えない。オペラにあるようにバリでは修道女もギロチンにかけられた。

本日はで日曜日、ブールジュの大聖堂でミサを受けるフランス人の中でふと思った。
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