2024年6月の名目賃金は前年比4.5%増、消費者物価上昇3.3%で実質賃金は1.1%増と2022年3月の公表値以来、27ヶ月ぶりに前年比プラスに転換した。
名目賃金においても、4%を超える上昇は1997年1月以来の伸び率。春闘の結果が反映され、ベースの基本給にあたる所定内給与が広範な業種において上昇したことが寄与し、更に6月はボーナスシーズンであることもあり賞与などの特別給与が同7.6%増と大きく上昇し、実質賃金プラスに貢献した。
2年以上の長いトンネル、デフレ脱却は実質賃金がマイナスの間は出来なかったわけだ。
しかし、6月の家計調査を見ても生鮮野菜、果物など物価高で家計に負担を掛け、消費支出は前年比マイナス1.4%、勤労者所帯では実質賃金が3.1%増えても消費支出は名目で0.6%しか増えてない。実質ではマイナス2.6%だ。実質賃金のプラスが消費支出実質増につながるにはもう少し時間がかかりそうだ。
為替が不安定で、物価への影響が読みづらい、実質賃金プラスも読みづらい。
名目賃金においても、4%を超える上昇は1997年1月以来の伸び率。春闘の結果が反映され、ベースの基本給にあたる所定内給与が広範な業種において上昇したことが寄与し、更に6月はボーナスシーズンであることもあり賞与などの特別給与が同7.6%増と大きく上昇し、実質賃金プラスに貢献した。
2年以上の長いトンネル、デフレ脱却は実質賃金がマイナスの間は出来なかったわけだ。
しかし、6月の家計調査を見ても生鮮野菜、果物など物価高で家計に負担を掛け、消費支出は前年比マイナス1.4%、勤労者所帯では実質賃金が3.1%増えても消費支出は名目で0.6%しか増えてない。実質ではマイナス2.6%だ。実質賃金のプラスが消費支出実質増につながるにはもう少し時間がかかりそうだ。
為替が不安定で、物価への影響が読みづらい、実質賃金プラスも読みづらい。
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