首位から出た西村優菜(21)が、コース新記録18アンダーで逃げ切りで今季2勝目、ツアー通算6勝目を挙げた訳だが、追いすがる野沢真央を振り切った過程を見ると、12,13番でボギーをたたき、野沢が14番でバーディをとり追いつかれた。ところが右手に池がグリーンまで続く15番、ショット好調ゆえか野沢がピンをデッドに狙い、まさかの池ポチャでダブルボギー、それを見た西村は安心感から冷静にバーディをとり、一気に3打差をつけた。
これで決まりと思ったが、野沢は16,17番バーディをとり、一打差で18番最終ホールをむかえた。しかも西村は第2打をピン側のバンカーにいれ、野沢はパーオン、ピンチをむかえた西村は冷静に難しいバンカーショットをピンそば30cmによせてリカバーし、1打差で決着を付けた。
最終ラウンド初優勝を狙う野沢は68でまわり、西村は70と勢いは野沢にあったが、池ポチャがひびいた。4日間72ホールで1打差で優勝賞金1800万円は別として、副賞にベンツ、食べきれないほどのハム・ソーセージなど勝負の厳しさを再認識した。
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