現代の焚書坑儒
遙かなり天安門事件をブログに書いて5年経ったが、残念なことに中国政府は本日も「(政府発表319人死者)たいした事件ではない、当時の政府の行動は正しかった」と声明を記者会見で読み上げ...
中国の習近平指導部がインターネットでの言論締め付けを一段と強化しているとの今朝の報道。民主化運動を弾圧した天安門事件から4日で26年だが、ネット利用者が6億人を超え、24時間ネットを監視していないと共産党支配が危ないという危機感は想像を絶する。自分たちの都合の悪い書き込みは瞬時に拡がる。先ずユーチューブ、ツイッターなど海外からの接続を遮断、そしてネット運営会社への監督を強め、ネットへの書き込みを理由に人権派弁護士を起訴するなど壮大なモグラたたきを実行している。戦後70年、ファシズムと闘うなどと習近平をはじめとする指導部は言っているがやっていることはナチス以上の言論統制だ。
ネット空間に鉄の壁も石の壁も存在しない。何億というモグラたたきも不可能だろう。誇り高い中華民族を一党独裁でどこまで仕切れるか見ものだ。
それにしても最近の中国の日本へのアプローチは戸惑うほどだ。特に民間交流への指令が党本部から出ているとしか考えられないほどだ。日韓も日中も私が前から言っているように民間では着々と交流をしてきたのに、政治家が邪魔をしてきたのが歴史だ。習も朴も安倍も心して貰いたい。
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