まともな政治に戻して
本日、安倍首相が辞任した。長期政権だけに功罪はあったが、振り返ると政治の私物化だけが印象に残った。しかも1強といわれるだけあって、森友学園も加計学園も疑惑はうやむやのままだ。強引に......
1年前、多くの国民はまともな政治になるのかと期待したが、見事に裏切られた。特に国会での菅首相の野党への答弁はひどかった。蓮舫議員への答弁は全く違う内容の文章を読み上げることを繰り返したことが印象に残るが、一遍の誠意も見えない答弁が多かったし、自分の言葉での答弁もない読み上げが多かった。これだけ読む訓練しているのに、広島の平和記念式典では挨拶を読み飛ばし、ひんしゅくをかった。
コロナ対策は、工夫のない緊急事態宣言だけを繰り返し、ついに医療崩壊を招き、連日入院の出来ない自宅療養者の孤独死が報道されている。ワクチン接種をたよりにしているようだが、自治体からはワクチンが届かないため、接種会場を設けても中止に追い込まれているとの報告が相次いでいる。
要は医療体制、ワクチン接種など全ての統治が不能に陥っているのだ。唯一の成果は携帯料金の引き下げだが、これも自分の息子の会社と総務省とのスキャンダルで色あせた。マンナンバーの機能不全からデジタルトランスフォーメーションをやらなければと新たな庁を設置したが、肝心の平井大臣がヤクザ顔負けの行動をとりこんなのが国会議員にいるのと国民を驚かせた。
とにかくこの内閣ひどすぎる。醜態をこれ以上晒したくないためか、臨時国会も拒否し、菅首相は内閣改造をして乗りきろうとしているが、国民は欺されない。横浜市長選挙での結果はそれを証明している。
自民党総裁選での自浄作用に先ず期待したいところだが・・・・
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