3日の朝日で、捨てられる新品の服、年10億点に達し、その負担はバングラなど途上国生産工場労働者の低賃金となっていると報道された。買い取る専門業者はブランド品はブランドが外され、通販で再販されるが、倉庫に置いとくと税金が掛かるので中には焼却処分される。資源の無駄と環境破壊につながる。
ところが何とタイミング良く、昨夜のテレビ報道や今日の紙面をZOZOタウンが消費者一人ひとりのサイズを、スマホで採寸し、オーダースーツを生産すると発表した。これなら無駄な商品が生産されないことになる。自分の体型が独特?なのか、ワイシャツやスーツは全てオーダーで不経済だった。定年後は何とかシャツやジャケットに身体を合わせるようにしてるが着心地は良くない。
テレビ放送に登場したZOZOタウンの前沢社長のインタビューを聞く限り、革新的な若い(42歳)経営者が出てきたと感じた。従業員は900名とまだ少ないが、社員一体感を重視する姿勢や、競争に対する考え方「独自の商品を作り、競争する商品は作らない、真似されたらそれより先のものを作る」に共鳴したい。米国企業の革新性に劣らない企業となるように期待したい。アパレル界では大量生産大量消費で成功したユニクロがあるが、当にこれに対するアンチテーゼを掲げた企業だ。6月のユニクロの売上げ不振が報道されてるだけに、これからのZOZOスーツ(39900円)シャツ(4000円)の売れ行きに注目が集まる。
この革新的販売もスマホという電子端末が普及したおかげで、これからもどんな商売が出てくるか楽しみだが、食料品の大量廃棄も課題でこれも何とか解決できないものか?
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