ウクライナゼレンスキー大統領は孤独の闘いだと嘆いた。米国を含むNATOもロシアの蛮行を止めることはできなかった。国連は事務総長がロシアを強く国際法違反と避難しても止めることはできなかった。プーチンという独裁者の独り舞台で、ウクライナの命運はプーチンの手に握られている。
欧米首脳は無力感で肝心の経済制裁もSWIFT「国際銀行間金融通信協会」からのロシア除名にも本日現在踏み切れない。
今回ロシアは侵略を外相や国連大使が否定し続けたが、米国がCIAの情報「ロシアの侵略」を早くから流し、「プーチン大統領が決断した」とまでバイデン大統領が公表した。危機を煽っていると批判されたが、結局その正確さに舌を巻いた。日本では、ガソリン価格が高くなるとか経済面のことが国会では議論されているが、もっとウクライナに寄り添うようなことがG7で取り上げるよう働きかけられないのだろうか?G7や米国で決めたことをただ追従するだけではロシアになめられる。
2019年6月にバルト3国を訪れたときに、彼らが最も恐れているのは各国にロシア人が住んでいるので、ロシアが侵略してくることだと言っていた。NATO加盟国でさえロシアの蛮行を恐れている。ウクライナでは現実となった。そういえばロシア国連大使は「ジュノサイドの恐れがあったから」と在住ロシア人を守るためと侵略を正当化していた。
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