行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

あぶり出されたコロナ感染者

2020-07-10 22:05:26 | 災害

東京都で10日、新型コロナウイルスの感染者が新たに243人と報告され、1日当たりの感染者数としては9日の224人を上回り過去最多となった。都内の感染者数は緊急事態宣言解除以降、増加傾向が続き、2日以降は8日を除き100人以上で推移。西村経済再生相や小池知事は夜の街を中心に3000人規模で検査し、検査数が多い結果だと言っている。ということは、検査漏れが全国でどのくらいあるのかという疑問が湧く、諸外国から「日本の感染者数が奇妙に少ないのは検査をしないようにしているためだと指摘されてきた」ことが事実になりつつある。

先のブログで政治の無作為を指摘したが、残念ながら手遅れになるかもしれない。震源地は判っているのだから早く手を打たないと、そこから波状に感染者が増える(東京都医師会長)。新宿区の日々の感染者数増を見ていると恐怖だ。全国各地から東京への出張はそれなりの覚悟がいるとの声がいろいろと聞かれるが、都民としては悲しい。震源地を仮にロックダウンしても働いてる人には上限月33万円の「新型コロナ対応休業支援金」制度を活用すれば良い。

医療従事者の労組、医労連はとにかく検査を徹底し、国民が1日も早く安心出来るように提言している。
「1日20万件のPCR検査体制の整備を要求、24時間で4桁の検査をこなす全自動検査装置を100台配置すること。〃アベノマスク〃より安く済む」


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