昨日の軽井沢での女子ツアー、ルーキー笹生優花が最終日63であがり、4打差をつけて16アンダーで優勝した。昨年はシンデレラ渋野ひな子が全英オープンで優勝して話題をさらったが、今年は19歳のモンスターが登場した。空気の薄い高原とはいえ、280ヤードのドライバーショットは、異次元のゴルフで、同伴したベテランの藤田さいきも驚嘆したと語っている。前回のトーナメントでも5位だったので決してフロックでは無い。480ヤードのロングでは第2打6番アイアンでピンそばに2オン、イーグルを決めて優勝を確かなものにした。単なる飛ばし屋で無くアイアンも正確、3mぐらいのパットは決めており、当にモンスターが現れた。
父親がシングルプレーヤーで子供の時から英才教育を受けてきて、尾崎軍団に加わった事がプラスになったようだ。母親がフィリピン人なので、日比の国籍があり、東京オリンピックにはフィリピン代表として出るとのことだが又楽しみが増えた。5カ国語を操るというグローバル化の申し子、全米オープンで優勝が目標というのも頼もしい。
此のトーナメントで嬉しいニュースがもう一つ。ベテラン勢が頑張ったことだ。2位12アンダーで藤田さいきと若林麻衣子、4位11アンダーで有村智恵が入った。特に若林は産休あけで、連日子供の動画を送って貰って奮起し、最終日は64でまわりママさんパワーを見せた。
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