京都国立博物館を出て向かう先は、方広寺と豊国神社ですが、雨やみましたが風が吹き寒さには敵いません。
右手に方広寺大仏殿の石塁を見て歩いていると甘味のお店の看板を発見です。で、少し戻って交差点を渡ってお店へ。
と、言ってもダウンのコートを着ているしウール地の手袋の中には裏地が張られていて風を通らない完全武装ですが。
それでも、根性なしですから寒さを感じると直ぐに休憩です。
で、目に飛び込んで来たのは甘味処『七條甘春堂本店』です。店舗でも色々と販売していますが、入りたいのは部屋の中です。
七條甘春堂のHPからその歴史を引用させて頂きます。
歴史
その家歴は遠く方広寺大仏造営の頃に豊臣秀吉が当家の庭前の古藤を鑑賞されたと伝えられる旧家でございます。神社仏閣とのつながりも古く「豊国神社」「旧六条御所」等伝統菓子の御用達をも務めてまいりました。初代藤屋清七が慶応元年(一八六五年)創業以来今日当代に至っております。代々、伝統の技術を暖簾に伝えながらも各代得意なものに、その生涯を傾け独特な趣を育ててまいりました。創作菓子に力傾けた二代目(徳兵衛)、煎餅技術に心奪われた三代目(金次郎)等、各代堂主は今もめづらしい菓子の数々を後代に伝えております。そして今、当代に至りこれまで歴代の堂主が残した数々の逸品の中に、今は失われ忘れ去られた製法技術のもの、あるいは門外不出の家伝のものを敢えて今日の技術とうまく融合させ世に問うべくすでに数点商品として出させていただきました。良質の素材、そして水、四季様々の織り成す自然の歳時記。京菓子が育つに十分な、そんな京都という恵まれた土地柄を生かし伝統を壊す事なく真心の籠った菓子作りに精進、努力致したく、今後とも伝統菓子、創作菓子共々、七條甘春堂をお引立て下さいます様よろしくお願い申し上げます。
堂主敬白
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5 注文したのは京あんみつです。
6 量が少ないなどと下衆の言う事を言ってはいけません。そこは育ちの良さと言うか品の良さで思ってもぐっと堪えて。
7 大変美味しかったです。北山杉のテーブルで座椅子に座って頂きました。
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10 掛け軸は豊臣秀吉公です。
11 古伊万里でしょうか。
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