初代国立劇場さよなら公演が昨年の9月から始まっています。さよなら公演は14ヶ月に亘り行われて今年の10月の出し物で初代国立劇場としての幕を閉じます。50年の活動の舞台を一旦休止して、新しい国立劇場の竣工を待つことになります。
お邪魔した三月歌舞伎公演は「入門 源氏の旗揚げ」一條大蔵譚(二幕)と五條橋(一幕)でした。今年の10月をもって奈良の正倉院を模した校倉造の印象的な姿が新しい時代の姿に変わります。(五條橋も袂付近も何度となく歩きました。昨年の秋には、武蔵坊弁慶が比叡山延暦寺のにない堂を担いだ逸話の地にも伺いました。)
コロナ禍で大向うも控えていましたが、3月歌舞伎からの公演では許可されたようです。今回の観劇中に見栄を切ったりする場面が何箇所かありましたが、粋な大向こうが飛ぶことも有りませんでした。
見納めなので二階から一階方面を撮影してみました。有名な絵画など色々と飾られていますからそれを観に行くだけでも価値はあるかもしれません。
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