週末を原村で

非日常性のユッタリした時の流れを信州は原村で。音楽を聴きながら星を眺め!最近は海外の旅の記事もアップします。

#305 -’22. 四季講堂(元三大師堂(がんざんだいしどう))へ(横川・よかわ)

2022年11月20日 16時58分40秒 | ご朱印・納経(神社仏閣)

横川中堂の次に向かったのが四季講堂・元三大師堂です。大規模火災で焼失して荒廃していた比叡山延暦寺を再建した中興の祖として名を轟かせている。送り名の慈恵大師(じえだいし)の良源です。没したのが永観3年1月3日で、一般的には通称の正月三日と言うことで元三大師としてまつられています。

また、中世以降は民間において「厄除け大師・角大師」など独特の信仰を集め今日に至る。「定心房(じょうしんぼう)」と呼ばれる漬物を伝授しており、これを沢庵漬けの始祖とする説もある

 

1  清水寺の小型版を思わせる佇まいの横川中堂を後にして元三大師堂に向かいます。向かう途中には西国三十三ヶ所の札所が並んでいる事に後できがつきました。もしかすると横川中堂前のこちらのお地蔵様の所が一番かも。

2   おみくじ発祥の地である横川エリアの元三大師堂でおみくじと

角大師のお札を授かる事ができます。今回のコロナ禍でアマビエは超有名になりました。こちらの角大師も魔除けです。

3   西国三十三所 札所 第二十七番 書寫山 圓教寺 です。

 

4   西国三十三所 札所 第二十九番 松尾寺です。

5   横川鐘楼です。紅葉初めで緑と紅く色付く綺麗な姿でした。

6   右に曲がりこちらの行けば恵心堂などに参拝出来ましたが元三大師を参拝して横川中堂に下ってしまいました。

7   恵心堂などは反対方向なのでパスする形になりました。

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11  元三大師と角大師の由来が彫られてありました。

それによると「永観二年 全国に疫病が流行して ちまたでは疫病の神が徘徊し 多くの人々が 全身を冒されていった お大師さまは この人々の難儀を救おうと 大きな鏡の前に自分の姿を映されて静かに目を閉じ禅定(坐禅)に入られると お大師さまの姿はだんだんとかわり 骨ばかりの鬼(夜叉)の姿になられた 見ていた弟子たちの中でただ一人明普阿闍梨だけがこのお姿を見事に写しとられた お大師さまは 写し取った絵を見て 版木でお札(ふた)にするように命じられ 自らもお札を開眼された 出来上がったお札を一時も早く人々に配布して各家の戸口に貼りつけるように再び命じられ 病魔退散の実を見事に示されたのであった やがてこのお札(角大師の影像)のあるところ病魔は恐れて寄り付かず 一切の厄難から逃れることが出来た 以来千余年 このお札を角大師と称し 元三大師と護符として あらゆる病気の平癒と厄難の消除に霊験を顕わし全国的に崇められているのである  碑文から文字お越ししました。

12  元三大師堂の門のです。石碑は右脇に建っていました。

13   見事なグラディーションです。

14   右手の建物は唐破風形式なのでしょうか。

15   階段を上ることなく車いすなどでも入れるようにご覧の通り配慮されていました。

16   元三大師の参拝を済ませて戻って来ました。

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