読み直していない書きかけですから手直しします。ご了承のほど。
自分の言いたいことを大きく分けて最初に記します。
◎ 今回言いたいことは臨床面での新型コロナウイルスに罹った方の治療ではありません。
◎ 言いたいことは、この一点です。医学生になると最初に習う基礎医学の公衆衛生学です。如何に新型コロナウイルスを拡散させないかです。臨床医学では無いのです。
今回のスレッドは、ダイヤモンド・プリンセス号に於ける防疫体制についての自分が思う事です。自分は医師でも医療関係者でもありませんが、そんな自分ですら解せない処が有るからです。
神戸大学病院感染症内科の岩田健太郎教授言を俟つまでもなく、ダイヤモンド・プリンセス号の船内が防疫、隔離すべき体制が整って居なかったと思っているからです。健康者を病人に変える培地であると思ってたからです。では、本来あるべき14日間の潜伏期間の隔離室としての機能を果たしていたか否かです。
今回の新型コロナウィルスに関する過去の自分のスレッドはこちら2月2日(何の根拠もありませんが)と こちら2月6日(新型コロナウィルスで思うこと)と こちら2月8日(寒天培地のダイヤモンド・プリンセス号)とこちらで時系列にならんでいます。基本的には大きく変わってはおりません。デマの域をでない只のたわごとです。
三本目のスレッドにある如く、健康な方も新型コロナウイルスに感染させる培地なるが如くと心配したからです。その後の経緯で次から次と新たな感染者が驚く数で増えています。まるで実験動物学研究室のハツカネズミの飼育室の如きのダイヤモンド・プリンセス号です。DMATの隊員としてダイヤモンド・プリンセス号に入った大学教授が述べていました。
自分が言いたい事は専門家ではありませんので、岩田教授が言っていたことと少し異なります。
論旨をはっきりする為に箇条書きします。
- ダイヤモンド・プリンセス号から早く全員を下船すべきであった事。陸上で、防疫活動を行うべきであった事。
- 即ち、ダイヤモンドプリンセス号を隔離施設として使用すべきでなかったこと。乗組員は防疫などの隔離の為の教育も受けていない。
- 消毒、殺菌などが完全に行う事が不可能であること。
- DMATの経験者である岩田教授などの助言などは重要だと思いますが、防疫の専門家を配備したのだろうか。
- 新型コロナウイルスに罹患した患者を治療するのではありません。如何に保菌者から健康な方に伝染させないかの専門家を配置出来たのか。
- 大きく分けて医学には臨床医学と基礎医学に分けられます。その基礎医学に公衆衛生学です。狭義では防疫学です。
- 大雑把ですが、如何に疫病など疾病を社会に広めずに、人間たる人類の社会を健康に保つかの学問です。
- 新型コロナウイルスに罹った個人を臨床的に治療する学問ではありません。如何に人類社会に病気を拡散しないかの学問が公衆衛生学であり防疫学です。
- ダイヤモンド・プリンセス号に防疫の専門家が居たのでしょうか。居たのなら絶大なる権限を持って管理統率できたのでしょうか。
- もし、船籍や日本との管理権等の問題が有ったならなおさらです。一日も早く全員上陸させて隔離して、日本の管理下に置いて食料から日常生活全般に亘り、隔離の意味を達成すべきでした。
- ある意味、DMATは防疫と臨床の二刀流です。でも、防疫の専門家と言うより臨床に重きを置いています。(DMATの救急車を観たことありますか、ドクターズカーそのものですよ。)
- 国にも地方自治体にも沢山の医師が存在しています。だぶりますが国立や地方自治体(最近は特別法人化している事が多いですが)には臨床の為の病院があり医師が沢山存在している事はご存知だとおもいます。
- 前項で言う医師とは異なり、医療行政の一役を担う医師沢山存在しているのです。その方たちはどちらかと言うと、ある意味公衆衛生学の分野で活躍しているのです。保健所は言うに及ばす、防疫面でもです。その人たちの力が生かされたのでしょうか。
- 医師であればだれでも公衆衛生学は学んでいる筈です。その中の防疫に関する知識が何ゆえに生かされなかったのでしょうか。素人判断ですが、何故に生かされなかったのでしょうか。
- 隔離する施設が存在しなったのでしょうか。代々木のオリンピック選手村の後の独立行政法人国立青少年教育振興機構 国立オリンピック記念青少年総合センターや国立に施設は使用できなかったのでしょうか。
- 民間のホテルを使用せずともいくらでも緊急時の施設と要員は存在したはずです。厚生労働省の医療系技官が長を務めている方の意見が政治的に通らなかったのでしょうか。
- 所詮、政治家は素人です。医師たる技官などから助言や具申が無ければ正しい結論には到達しません。なにが、正しい結論に進む道を阻んだのでしょうか。(自分が思っているだけかもしれませんが。)
- 本来、船での隔離では、最後の発病者が発生してから14日後でなければ下船できないのが原則の筈です。
- その無限連鎖を断ち切る為にも、日本に到着した時点で下船を希望した乗客に関しては日本で隔離しべきでした。
書きかけですが、それでも自分は今のように恐怖を煽る必要の無い疾病だと思っています。地上に存在するインフルエンザの一種だ思っています。インフルエンザだから危険が無いと言っているのではありません。新型ですが、心理的にパンデミックな社会に陥る必要はないと言っているのです。恐ろしいインフルエンザであり、麻疹であり風疹であると言っているのです。その為にも予防できる事は全て努力すべきだと思っています。
取り急ぎのアップですが、デマと何ら変わらない一個人の考えです。このような状況であるが故に、デマがまことしやかに拡散していくのです。権威のある部署を引用して権威付けするのがデマの常套句です。その事を念頭に置き、この文章も信じるに値しない一個人のブログですから引用は禁止です。権威もなりもありませんから引用する人など皆無の筈ですが。
でも、一言最後に「今回のダイヤモンド・プリンセスの件を教訓として、何が問題で何が悪く、何が良かったのかなど、、NTSB(National ransportation Safety Board)やCDC(Centers for Disease Control and Prevention)など絶大な権力と調査権などを持たせる機関が必要かも。政治家にのみ責任を押し付けるのは不可能かも。新型コロナウイルスを抑え込むことは不可能だと思っています。従って、如何に影響の少ない形で収束させるかです。それは、今如何に徹底的な人口移動を抑え込み国民全体に手洗い、消毒など罹患しない為の予防行為を周知徹底して実践してもらい、緩やかに流行に抑え込むかです。
参考:
【削除覚悟】集団感染が起きたクルーズ船に乗り込んだ岩田健太郎氏が語るダイヤモンドプリンセス内の悲惨な現状【神戸大学 レッドゾーン グリーンゾーン コロナウイルス COVID-19 CDC 新型肺炎】
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