宿坊と言っても居心地のより旅館ですが。
参拝(主な所、横川と西塔)を済ませて根本中堂脇の広場まで戻ってきました。
夜は宿坊ですから味もですが、如何に調理されているか気になりました。
延暦寺会館で食事略作法なる物を頂きました。
ー眺望と精進料理のやどりー
比叡山 延暦寺会館
『食前観』 合掌
われ今幸いに、仏祖の加護と衆生の恩恵によって
この清き食を受く、謹んで食の来由をたずねて味の濃淡
を問わず、その功徳を念じて品の多少を選ばじ。
「いただきます」
『食後観』 合掌
われ今この清き食を終りて、心ゆたかに力身に充つ、
願わくはこの身心を捧げて己が業にいそしみ、
誓って四恩に報い奉らん。
「ごちそうさまでした」
1 頂いた食事略作法です。
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3 文字お越ししておりません。こちらをご覧下さい。
4 席に案内されると既に配膳されていて「薬師瑠璃光如来 日光月光菩薩 神将十二」敷紙で覆われていました。
5 頂いた夕食の精進料理は薬師御膳 おしながき と名がつけられていました。
6 この後、直ぐに日光菩薩、月光菩薩と銘打ったご飯とお吸い物が運ばれてきました。
7 ホカホカの16穀米で日光菩薩です。お代わりさせて頂きました。
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10 こちらは家内が撮影したものです。最上段の鍋が薬師瑠璃光如来を表しています。それに連なる器ごとの料理が十二神将を表しています。
11 精進料理ですから菜食主義者も宗教でのビーガンの方達も食することができます。白抜きの説明文字の「湯葉カツ(とんかつ風)」家内が書いたものです。
12 私の大好きな鰻のかば焼きです。そこそこ美味しかったですよ。
13 鶏肉のささみ風でしょうか?最終日には湯葉と湯豆腐を南禅寺門前で頂きました。(追ってアップします。)
14 薬師御膳の敷紙について との事で説明がなされていました。
薬師瑠璃光如来は比叡山延暦寺総本堂の根本中堂の本尊。
〇中央の梵字 薬師瑠璃光如来を表す。(鍋料理)
〇 中央の左右の下には、日光・月光菩薩を表す。(ご飯・汁)
15 1が薬師瑠璃光如来を表しています。2が日光菩薩を表しています。3が月光菩薩を表しています。周りの12文字の梵字が十二神将を表しています。
16 HPから引用させて頂きました。今年の寅年の2時の位置の神将は真達羅大将で来年の干支の卯は3時の位置で神将は摩寅羅大将です。
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