花暦 [ hanagoyomi ]

週末しかまともな料理をしない
ノンベイで食いしん坊なオンナの
「週末ごはん」とお気楽日記

週末ごはん・器づくり

2006-07-03 | やきもの(陶)
づけ丼です。

天然本マグロの赤身ですが、安かったので買ってみたら
水っぽいのでヅケにしてみました。 


"分けとくやま"の野崎洋光さんのレシピ本「美味しい方程式」より

多少自分流にしちゃってますが、鮪のサクをペーパータオルでくるみ、熱湯を両面かけます。(ペーパーごしにサクの表面が白っぽく変わる程度) 氷水に取って冷やし水気をふき取って醤油に表裏漬けます。 火の通ったまわりの部分にしっかりお醤油がつきますので短時間のつけ込みで済むし、中の色は赤いままきれいです♪ 半ヅケという感じでしょうか?

もともと本ワサビが残っていてもったいなかったので鮪を買った「どっちがメインだよー」というちょっと主役が逆なお話でした。


さて、この器ですが、先月焼き上がった新作です。(自作)
深めのお皿というか、浅めの鉢というか。 一応釉薬は本を見て作った半オリジナル織部です。 酸化焼成して緑に発色する銅に少量の鉄分を加えて渋めの色にしました。 が、ちょっと濃くかけすぎ。 

織部は焼成後は薄い膜ができていて曇った色にあがります。 これをとって本来の色を出すには希塩酸につけたり、櫟の灰汁につけたり、薄めた酢につけたりするそうで、うちでは薄めたお酢を使ってます。