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コイルを作る

2010年06月13日 | electro_craft
7750Aの点灯回路、出張やら何やらでほとんど進んでいません。

インダクタも22uHの手持ちがないのでいろいろパーツボックスをあさっていたら、15mm径ののトロイダルコアが出てきました。インダクタンスは5.8uH。これを使って

0.4mmのホルマル線がありますので、これでコイルを作ってみました。
空芯コイルの計算はあるようですが、トロイダルコアの計算式など分かりませんから、トライ&エラーで。
はじめに、25回ほど巻いて、LCメータで測ってみます。

メータが正確なら、112uH。これを巻き戻しつつ、22uHに近いところを探します。

14回巻きくらいで,22uHに近い値になりました。
これを回路に組み込んで点灯を確認。

何とかOKです。線が太い分電流にもいいと思います。

以前、edyさんが、75Ω負荷で 22uHと47uHの入出力電圧の関係のデータを提供してくださっていますので、これと今回の回路を比べてみました。

我が家にあるマルチメーター総動員です。右が入力電圧、中央が出力電圧、左が念のための出力電流計です。

回路は、edyさんのものと少し違います。



小数第2位はほとんど意味をなさないとは思いますが、差を明示する意味で記しました。
これで見ると、33uFに104をパラって、電池2本で駆動するのがいいようです。データシート上でも、効率はVin=3Vが一番いいようです。リップルはLED点灯ですから無視。

LEDを直接点灯させると、1.2Vで87mA、1.5Vで120mA、2.5Vで224mA、3.0Vで298mA、3.5Vで362mAでした。300mA位で駆動すると、ヒートシンクがほんのり暖かくなります。
LEDライトは、この回路に3Vをぶち込むと電池の内部抵抗はおいても300mA程度で光らせることができます。

師匠たちは、もう10歩も先を行っていて、OSコンの効用や並列回路、負電源や高電圧化の実験をどんどん進めていて、とても勉強になるのですが、DATAをいただきながら少しずつ進めます。

edyさんのブログ
http://edycube.blog2.fc2.com/

トラブルシューターさんのブログ
http://htanaka.blogzine.jp/namahage/

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