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この厳寒期にタイヤのビード落としとは・・

2025年01月14日 | くるまいじり/CCA

東北や日本海側の豪雪次害が報じられる中,物好きにタイヤのビード落としを試みました。

市販のビードブレーカはいろいろと売っているのですが,私の場合使用頻度はほとんどないし,仕舞っておく場所もないので,導入はなし。あるいはツーバイフォーの木材で自作というテもありますが,場所もないしこれにもお金をかけたくない。ただの手作業でどれだけできるか,やってみました。

じつは。これまでよく面倒をみてくれた町の修理工場の社長(友達)が脳梗塞で亡くなってしまい工場が閉鎖。気楽に頼めるところがなくなってしまったのです。そんなこんなで自力でどれだけできるかやってみたと言うわけ。

ただ朝の気温ががマイナス4℃とかいう季節ですので,タイヤのゴムが固く,ビード落としにはまったく向いていない季節です。まあ経験として厳寒期はどうなのかノウハウを得ようと思います。

取りあえずはじめに取り組むのは

1.タイヤレバーでの手作業

手持ちのタイヤレバー3本と鉄のバー1本。

それとビードの滑りをよくするためのシリコンオイル。

まずは無視を取り外します。これも自作しようと思ったんですが,安く手に入ったので,市販品。

パイプに切り込みを入れるだけですので,自作は可能。

ホイールとビードの間にシリコンを吹いて,タイヤレバーで押し下げます。これけっこうくたびれる。

ビードを押し下げるんですが,そこの場所を抜くと,ピーと音がしてビードが戻る感じ。1cmも下げるのに何周したか・・・実際にはホイールのいちばん深い溝まで押し下げないと落ちません(3~4cm)。

寒いし、これもう止~めた!!

2.ジャッキをクルマのボディーに挟んで押し下げる

タイヤを下に敷いて,ジャッキポイントにジャッキを当てて無理矢理押し下げる。ジャッキはタイヤの歪みからまっすぐ降りない可能性もあるので,外れないようにちょっとジグを・・

まあこれでも斜めになったり不安手でしょうが,丸いポイント部分だとがくんと外れると危険なので,、、

・・・・・・・実際に使途に出てクルマの下に潜り込んでタイヤとジャッキをセットしようとしたら,ジャッキポイントが低くて嵌まらない。馬鹿だねぇ!まったく!!はじめに高さを調べればいいのに・・・ポイントのちょっと奥の付け根部分なら使えるかも,でも今回はしていない。高さが合わなかった写真は撮りわすれ!

3.ラッシングベルトのベルトだけ使って縛っちゃおう

物置に有るのはちょっと細くて心許ないのですけれど,このようにセットして・・・・

インパクトレンチで無理矢理!

何度か修正して・・・・落ちました。

ここまで落ちないとだめなんですね・・・

・・・・次いで反対側

一発で決められればいいんですが,何度か試行。こちら側はあえてシリコンは吹きませんでした。業者さんもはず時はビードワックス等は使わないので,お試しで。でもけっこう大変。力も要らずけっこう便利そうですが,ラッシングベルトを引っ張ることによってビード部分以外の場所(タイヤのパターン部分など)もゆがみます(写真撮り忘れ)。でも、まあ、ゴムですから・・・・・

4.タイヤ外し

これはタイヤレバをうまく使えばそれほど力を入れずにスムーズのできました。

内側漏れバー操作で・・・シリコンを塗ったんで,滑ってレバーが跳ねることも。けがしないように注意。

ということで見事外れました。

でも,1本やるのにけっこう時間がかかりました。これを8本やって組み替えるのにはちょっと骨が折れます。

アルミに嵌まっている古いスタッドレスと交換しようと思っていたのですが,交換は先に延ばして,古スタッドレスは夏タイヤとして使い,プラットホームが出てから交換を考えます。

やるのは夏を過ぎたあたりかな?そのときは厚くて嫌だなんて思ってサボったりして・・・・・

 

ということで,厳寒期のビード落としの経験でした。

 

 

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