かっこいい譜めくり

この前、おゆき先生のおうちで練習会&ミニコンサートがあったとき、ガーシュウインの3つの前奏曲を弾いたんだけど、

　　　　←たかが譜めくり、されど譜めくり

「かっこいい」って褒められたんですよね。
…あ、演奏のことじゃなくて、譜めくりね。

暗譜で弾けない弾かないのでいつも「譜めくり」は重要な問題なのですが、
本番に譜めくりを頼むことはあまりありません。

なぜならば、ふだんの練習のときは譜めくり人材がいるわけではないから、自分で間を空けてよっこらしょと譜めくりをして弾いているとすれば、突然めくられてもうまく続けて弾けるとも限らないというか…

譜めくりをしてもらってリハーサルできるならまだいいんですが、譜めくりするほうもされるほうも緊張しますよね。

3～4ページまでならば、紙の楽譜で一覧できるように広げて譜めくり不要にする手もありますが、
譜めくり不可避の長い曲なら紙の楽譜よりGVIDO(電子楽譜)のほうが安全です。

譜めくりが、スッとタッチするだけなので、動作時間が短く、かつ、動作が小さいので観賞の邪魔をしにくく、ビラビラララララ…とずり落ちるような事故の危険もないのでとてもよいです。

ガーシュウインは、めくる隙があるか微妙なところが何か所かあったのですが、めくるタイミングをちょい工夫して、セルフめくりで滞りなく演奏できました。紙楽譜では無理なくらいのちょっとした隙です。それでスッとめくってるので「かっこいい」と言われたのでした。へへ。

タランテラは、その程度の隙もないところがけっこうあるので、合わせ練習のときにはかなり譜めくりによる音抜けとかしながらやってたのですが、ちょっと抜けすぎだったので、今日はせっせと譜めくりの改善を試みていました。GVIDOでの譜めくりを突然頼まれても困ると思うし、今さら紙楽譜に戻るのも面倒だし危険なので、セルフのまま傷を最小限にする方向で工夫してみます。

めくる動作が入る隙は最小限あっても、現状は次ページ表示されてよく見ないと弾けないとかそういった事情で大きく抜けたりしてるので…めくった先を覚えるように(え? それって当たり前でしょ、って??)

成功するとまた「譜めくり」かっこいい、っていわれるかも(苦笑)

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