アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

美しい音で魔法にかかる(藤田真央)

2024年12月16日 | ピアノ
カントロフ聞きにサントリーホールに行ったばかりでしたが、藤田真央聞きにまたもやサントリーホール(12日)

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「72 Preludes」というのは、新しく出たCDのタイトルで、24×3=72なのですねナルホド

ショパンと、スクリャービンと、矢代秋雄の「24の前奏曲」を一挙演奏しようという意欲的なコンサートです。

ショパンのが一番有名ですね。ショパコンで小林愛実さんが弾いてたのとか印象的でした。
スクリャービンは、ピアノ好きな人ならまぁ知ってるかなという感じ? 私も一部分弾いたことがあります(2と11)

矢代秋雄は…いやもう誰!? ってなりますよねたいてい…私はかろうじて、フルート曲を吹いたことがあったりして名前は知っていました。けど24の前奏曲はまったく知りませんでした。

コンサートでは、スクリャービン、矢代秋雄、ショパンの順で弾かれました。知っている曲集二つで、聞いたことのない矢代をサンドイッチした構造ですね。
カントロフのときは、知らない曲が大半だったのでだいぶ聞き方が異なっていたかもしれませんが、でもぜんぜんそれだけの問題ではなくて、なにかものすごく方向性の違うコンサートだったと思います。

カントロフのときはとにかく「すごい」。聞いているほうもなんだかすごい緊張感で、固唾をのんで見守っているというか、咳ひとつしちゃいけない雰囲気で、フライング拍手する人もまったくなく。

真央くんのほうは、もうのっけからみんな美音で魔法にかかったみたいにうっとりして、もっとリラックスして聞いていて、幸せに浸っているような感じでした。
それと、曲がね…聞いたことない矢代秋雄ですがなんかもうとってもいい曲だなー、って思ったんですよ。予習はぜんぜんしてなかったんですけどスッと入ってくる感じで、めちゃくちゃ難しそうなところもあるけど案外そうでない曲もあって、なんなら私もどれか弾いてみたいな、って。

(で、楽譜をアマポチしようとしたら在庫なかったんですけど…みんな考えることは同じ?)

まぁともかくCDを買わないとな、って、長めの休憩あったんでロビーに出ました(すごい人混みでロビーまでも一苦労)。
確かカントロフのときは行列ができてて、とてもその場で買う気がしなかったんですけど(そして帰ってアマポチしようとしたら在庫がないw)
今回はすんなりでした。購入者は公演後にサインもらえるとかでないから並んでないのかな、と思ったけど

抽選でサインもらえました。



そして最後は良く知ってる(はずの)ショパン…

これがもう…

幸せすぎて(^-^)

そしてそれぞれ、なんかちょっと、私が想像してたのと違う弾き方がされている部分があって、いい意味で裏切られるというか(決して奇抜ということではない)、新鮮な美しさに感動しました。今、CDを聞きながらこれを書いているのですが、またそのとき(ライブ)とも違うような…それにしてもいい曲。

---- 今日の録音
平吉毅州/さようなら(こどものためのピアノ曲集「南の風」より)

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