先日、アフガニスタンで頑張っていた若者が志半ばで亡くなりました。
そんなニュースを空しい気持ちで聞いていたら、知り合いが「ペシャワール会報」の伊藤和也さんの書いた記事をコピーして送ってくれました。彼女はペシャワール会に寄付している関係で、会報が送られてくるんだそうです。(えらいなあ)
いただいたコピーは、2006年12月6日付けのNO90号、2007年6月27日NO92号、2008年4月1日NO95号です。
伊藤さんは現地で農業計画現地担当をしていました。試験農場で作物・技術を研究し、2006年度からようやくその成果を農家へ普及する段階へこぎ着けていたようです。
やはり農家の人には収穫が実際に増えるのを実感してもらうのが一番です。
伊藤さんは「主役は農家」の信念の元、大豆や小麦やソバやさつまいもの育て方や普及に努めてました。
実際2006年度は、日本米が10アールで600キロ前後の収穫があったそうで、これは現地品種の2倍近い収量だったそうです。
そういう実績を上げつつあった伊藤さんの活動でしたが、アフガニスタンは100年に一度と言われる大旱魃と飢饉に襲われてしまいました。
そうでなくても現地情勢は悪化してたのに、旱魃で小麦の作付けも出来ない農家の現状は、ペシャワール会をとりまく情勢が悪化してても伊藤さんらを現地に踏みとどまらせる理由になったのでしょうか。悪戦苦闘してようやく現地の農家の人に活動の結果を届けられるとこまでこぎ着けた段階なのに、それを見捨てて帰国出来なかったのでしょう。
残念です。
特に、旱魃から餓死、凍死がこの冬にはアフガニスタンの各地で発生し、その数は数千人規模に達したんだとか。
そんなニュース、全然知りませんでした。遠く離れた国とはいえ、同じ時間軸にある国なのに…。せめてニュースくらい流してくれ。
そういう状況の中、ペシャワール会では用水路の完成を突貫工事で進めていたようです。用水路が出来れば感慨が始まる。渇水に苦しむ場所に、水を届けられる。それを頓挫して帰国出来ないと。
これは2008年4月1日の会報の中で中村哲代表の報告の中の文章です。
代表の文章の中で、私も同意したのは『誤解される「マドラサ」』という話。
日本では「マドラサ」は「イスラム神学校」と訳されます。
では「タリバン」と聞いてどういう先入感がありますか?
「タリバン」はマドラサで学ぶ児童を「タリブ」と呼び、その複数形が「タリバン」という意味です。日本では「神学生」と約されます。
「マドラサ」はイスラム教の教えの基本であるコーランを教えるだけでなく、地理や数学の一般教科も教えます。
私は常々イスラム教はみんな幸せになれる平和的な宗教だと思っています。
イスラム諸国を旅すると、富める人は貧しい人を助けるのは当然で、人々は気軽に実施してます。ガツガツしてる人は少なくて、みんな鷹揚に笑っているそんな国を私はいくつか旅しました。
なのに、なぜに日本のニュースはイスラム=テロという感じになってしまったのか?
犯罪とテロをちゃんとわけて報道して欲しいと思います。
ニュースは正確に伝えること。
ニュースは事件や事故の起ったことの「起承転結」をちゃんと伝えることも大事だと思います。
これも常々思ってるんですが、日本人はとかく結論をすぐに求めすぎる。で、結果ニュースは起承転結の「起」だけしか伝えられずそのまま放置というのが多い。で、とかく他より先にと逸って、正確さに欠けたニュースを伝える。間違いに気づいてもね、後からちょろっとキャスターが修正すればまだマシ。
間違ったニュースを視聴者に伝えた罪ってあると思うのは私だけか?
ニュースは生放送が普通なので、キャスターやテレビ局はもっと襟を正して伝えて欲しい。
…なんか、とりとめもない書き方してしまったなあ~。私も気をつけねば。
そんなニュースを空しい気持ちで聞いていたら、知り合いが「ペシャワール会報」の伊藤和也さんの書いた記事をコピーして送ってくれました。彼女はペシャワール会に寄付している関係で、会報が送られてくるんだそうです。(えらいなあ)
いただいたコピーは、2006年12月6日付けのNO90号、2007年6月27日NO92号、2008年4月1日NO95号です。
伊藤さんは現地で農業計画現地担当をしていました。試験農場で作物・技術を研究し、2006年度からようやくその成果を農家へ普及する段階へこぎ着けていたようです。
やはり農家の人には収穫が実際に増えるのを実感してもらうのが一番です。
伊藤さんは「主役は農家」の信念の元、大豆や小麦やソバやさつまいもの育て方や普及に努めてました。
実際2006年度は、日本米が10アールで600キロ前後の収穫があったそうで、これは現地品種の2倍近い収量だったそうです。
そういう実績を上げつつあった伊藤さんの活動でしたが、アフガニスタンは100年に一度と言われる大旱魃と飢饉に襲われてしまいました。
そうでなくても現地情勢は悪化してたのに、旱魃で小麦の作付けも出来ない農家の現状は、ペシャワール会をとりまく情勢が悪化してても伊藤さんらを現地に踏みとどまらせる理由になったのでしょうか。悪戦苦闘してようやく現地の農家の人に活動の結果を届けられるとこまでこぎ着けた段階なのに、それを見捨てて帰国出来なかったのでしょう。
残念です。
特に、旱魃から餓死、凍死がこの冬にはアフガニスタンの各地で発生し、その数は数千人規模に達したんだとか。
そんなニュース、全然知りませんでした。遠く離れた国とはいえ、同じ時間軸にある国なのに…。せめてニュースくらい流してくれ。
そういう状況の中、ペシャワール会では用水路の完成を突貫工事で進めていたようです。用水路が出来れば感慨が始まる。渇水に苦しむ場所に、水を届けられる。それを頓挫して帰国出来ないと。
これは2008年4月1日の会報の中で中村哲代表の報告の中の文章です。
代表の文章の中で、私も同意したのは『誤解される「マドラサ」』という話。
日本では「マドラサ」は「イスラム神学校」と訳されます。
では「タリバン」と聞いてどういう先入感がありますか?
「タリバン」はマドラサで学ぶ児童を「タリブ」と呼び、その複数形が「タリバン」という意味です。日本では「神学生」と約されます。
「マドラサ」はイスラム教の教えの基本であるコーランを教えるだけでなく、地理や数学の一般教科も教えます。
私は常々イスラム教はみんな幸せになれる平和的な宗教だと思っています。
イスラム諸国を旅すると、富める人は貧しい人を助けるのは当然で、人々は気軽に実施してます。ガツガツしてる人は少なくて、みんな鷹揚に笑っているそんな国を私はいくつか旅しました。
なのに、なぜに日本のニュースはイスラム=テロという感じになってしまったのか?
犯罪とテロをちゃんとわけて報道して欲しいと思います。
ニュースは正確に伝えること。
ニュースは事件や事故の起ったことの「起承転結」をちゃんと伝えることも大事だと思います。
これも常々思ってるんですが、日本人はとかく結論をすぐに求めすぎる。で、結果ニュースは起承転結の「起」だけしか伝えられずそのまま放置というのが多い。で、とかく他より先にと逸って、正確さに欠けたニュースを伝える。間違いに気づいてもね、後からちょろっとキャスターが修正すればまだマシ。
間違ったニュースを視聴者に伝えた罪ってあると思うのは私だけか?
ニュースは生放送が普通なので、キャスターやテレビ局はもっと襟を正して伝えて欲しい。
…なんか、とりとめもない書き方してしまったなあ~。私も気をつけねば。