あられの日記

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大山阿夫利神社の歴史

2009年11月27日 05時39分51秒 | 神社・仏閣
トップ画像は神奈川県伊勢原市にある大山阿夫利神社下社です。
祭神は大山祇大神、大雷神、高オ神。
創建は崇神天皇の時代(3世紀)だそうですが、752年には不動明王が祀られていたそうです。
が、ここが大きくなるのは武家の崇敬を受けてから。
徳川家光は18万両に巨費を投じて山全体にあれこれ社殿を作ったそうで、一大名所になっていたようです。
江戸時代には、ここへ参詣する講(大山講)が関東各地で組織され、多くの庶民が参詣した。
バスを降りた所からお土産屋さんが並んでいるこま参道には、大山講の参詣記念の石碑や石柱が連なっています。
が、安政年間の火災で全山焼失。灰燼に帰っすって奴ですね。
現在あるのはトップ画像の下社と、行かなかった(行けなかった)のですが上社くらいらしいです。
たいしたものは残らなかったようですね。
でも往事を偲ばせるものが実はあるんですよ。
それはケーブルカーがなかった時代のすり減った石のある上り道。
古い石を使って作られた道で、急な坂道や階段を庶民は登っていたのです。
昨今、エコから登山が流行で、好んで急な山道を登ってる人も多いです。
ここは、西へ向うヤビツ峠へ行くハイキングコースや東の日向薬師へ出るハイキングコースや大山山頂を目指すコースなど何本もあるんですね。
ハイキング初心者にはおすすめかも。
みなさん、辛くとも楽しそうに登ってます。
下りのケーブルカーが空っぽの訳がこれでわかった。皆さん、ハイキングへ行くのね。

さて。
なんで、上社にいかなかったの?という疑問にお答えしましょう~。

上の画像の左に、『頂上登山口 所要時間上り90分下り60分』という看板がありますね。
ええ…。
健脚の人でも90分かかるんだそうで…。
それでも時間はたっぷりあるし、休み休みいけばなんとかなるんじゃないかと思いまして、登山口へ向いましたら、そびえ立つ階段が「いらっしゃいませ~」と待ってました。

健脚の人が連れに話してる言葉が聞こえてきました。
「しばらくこういう階段が続くんだよ」
はい!
見なかった!
撤収~~!!
ということで、上社の画像はない。
上社は標高1253メートルの山頂にあるんですよ。
下の画像は大山阿夫利神社下社の狛犬です。

さ~て、次は途中にあったケーブル駅「大山寺」です。
楽しみ楽しみ~

コメント
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